SIDE CARGO PACK-“LARGE” / 2024 Renewモデル入荷します。


お待たせしました。昨年の暮れからSOLD OUTが続いていたラージサイズのSIDE CARGO PACKが明後日25日に入荷します。ラージサイズを最初に作ったのはもう7〜8年近く前。ロングツーリングやキャンプツーリングで役立つ絶妙なサイズや、経年変化も楽しめる帆布生地等、基本構成は最初期モデルから不変ですが、3年に一回くらいのペースで小改良を加えてきました。そして今年もさらなる使い勝手の向上と耐久性UPを見据え少々改良しました。

2024年モデルの改良点は、バッグ開閉時に正面の2本のベルトの脱落防止を兼ねたユーティリティテープの追加、背面の干渉補強テープの追加、内部封入樹脂板外周部分のテープ補強、の3ポイントになります。


[リニューアルポイント①]
バッグ正面に50mmのテープを追加しました。メインの目的は、バッグの開閉を行う際に正面のベルトが「だら〜ん」と下にぶら下がらないためです。従来モデルでは荷物を取り出す際、開閉を行う2本のベルトは地面近くまでぶら下がってしまいますが、ユーティリティベルトを配したことでベルトのぶら下がりは最小限となり、地味な部分ではありますが非常に使い勝手は向上します。しかしながら、テープ追加のきっかけは、フックの掛け忘れでぶら下がったままのベルトが走行中のホイール等の巻き込みで切れてしまう事案が多かったからです。ユーティリティベルトがあれば、万が一フックをかけ忘れた場合でもベルトがホイール等に巻き込まれる心配はありません。また工夫次第でポーチ等を装着できるよう、2本の開閉ベルトが通る部分+中央にも約5cm程度の隙間を設けてあります。ご自由にお使いください。


[リニューアルポイント②]
バッグ背面へ補強のためのベルトを2本追加しました。こちらは、これまでに特に不具合があった訳ではありませんが、車種や装着位置、また装着の高さ、そしてバッグサポートの有無により、バッグ背面とバイクが擦れる部分が変わってくるため、念のための背面生地の補強の意味で追加しました。従来モデルにも付く“波型”のテープは、空荷に近い状態の時に走行風でバッグが煽られるのを防ぐためのテープになります。必要な場合はソフトタイラップ等でバイクと固定してください。

※基本的にショルダーベルトをグラブレール等に引っ掛けるだけの我がサイドバッグ。脱着も容易な上に、それなりに荷物が入っていれば、この装着状態でも走行風に煽られることはありません。しかしながらバッグの中身や走行速度、そして天候状況によって条件は変わります。使用の有無に関わらずソフトタイラップをバッグに入れておくことをお勧めしております。

 


[リニューアルポイント③]
従来モデルも同様ですが、背面には約2mm厚の樹脂板を封入しています(底面は脱着式)。この背面に封入した樹脂板の外周部分が“内側から背面生地を攻撃しないよう”樹脂板外周部分にナイロンテープを巻きつけています。見えない部分ですが、ヘビーユースした際でも背面生地は限りなく破損しにくくなっています。キャンプ道具等、ユーザーさんによって入れる荷物は様々です。またバイクと強く擦れる部分もその時の荷物状況とバイクによって様々です。従来モデルでも背面が破れてくることはほとんどありませんでしたが、できる限りの補強という意味で改良しております。しかしながら、軍モノBagをモチーフとしたサイドバッグですので、生地に穴があいたりした場合には、補修して使うことも楽しんでいただけたら幸いです。

 

■SIDE CARGO PACK-“LARGE”
素材&カラー:帆布オリーブドラブ

サイズ:W40/D17/H35〜45(cm)
容量:24ℓ〜30ℓ
サイドポケット容量:500mlペットボトル一本+α
価格:¥24,500(税別)

 


4月25日(木)入荷予定。ご注文は本日より受付スタートします。
いよいよ本格的なツーリングシーズンのスタートです。皆様、今年も楽しく安全にツーリングを楽しみましょう。そんな旅のお供にSIDE CARGO PACKをどうぞお使いください。

 

SR400初期型外装セット発売されるようです。


1978年の初期モデルに採用されたSR400のカラーリングは、これまでに誕生20周年の1998年やヤマハ創業50周年の2005年にも復活採用されてきましたが、それはキャブレター時代の話。このたびワイズギアさんよりFI(インジェクション)用として、初代カラーリングを施した外装セットが登場するようです。

さらにシートやミラーにヘッドライトケースまで……受注生産とのことで、受付は4月19日〜5月末までだそう。詳しくはワイズギアHPをご覧ください。


気になるのは、純正パーツではすでに生産終了しているサイドカバーデカール。これだけは単体販売してくれたらFIオーナーだけじゃないたくさんのSR乗りが喜ぶと思うんですけどねぇ。あわよくば「SR500」バージョンも。

Next Project…

今週末に開催される10回目でFinalとなるTRIUMPH RIOT。
トライアンフが好きなユーザーが、OLD TRIUMPHだけで集まりたいと、ショップや雑誌媒体が関わることなくユーザーだけで2011年にスタートしたミーティングがTRIUMPH RIOT。
ベテランの方々が主催する旧車ミーティングでは当たり前のことでしたが、SNS等が盛んになる少し前の2011年頃にユーザーだけで新たなオートバイ乗りの集まりを始めるのはなかなかパワーも労力も必要だったはずです。
“OLD TRIUMPH”という括り以外は自由。世代や時代もあり、始まった当初はカスタムしたユーザーが多かったイベントも、回を重ねるごとに純正/オリジナル派が増えてきたりと、10年ひと昔(コロナ渦での開催中止もあり厳密には第一回より12年経過)じゃありませんが、10年も続けばヒトもオートバイもそれなりの変化があり、振り返るだけでもなかなか楽しいもの。
純正派はカスタムを嫌う傾向があったり、一方でカスタムからトライアンフの世界に入ったユーザーは英車そのものへの理解はまだまだだったりと、やっぱり趣味のオートバイの世界には色々とあるものですが、「あらゆるスタイルでも楽しく乗れる」という意味では、そこにはやっぱり「トライアンフが秘める、トライアンフだけがもつ」魅力があるからだと思わざるを得ない、とこれまた10年10回見続けていると感じさせられます。
というわけで、第一回から取材してきたストバイ編集部のNext Projectは「全10回のTRIUMPH RIOTを振り返る」企画。
今週末のFinalに参加される方々は、カメラを向けられたら”笑顔”でお願いいたします。

 

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