ツーリングの思ひ出 -3- SBサイドカーゴパック第1号誕生。

初秋の八ヶ岳中腹にて、奥秩父を望む。こうした光景が突如現れるのが、ツーリングの醍醐味。SBサイドカーゴパック第1号は、カメラ機材(ボディ1台+レンズ2本)がギリギリ入るサイズ。高い防水性のために多くのコストを割いたのは、カメラ機材のためというのが本音のところ。この頃、同時にテント泊を始めた。次期商品“クラシカルシートバッグ(CSB)はまさにこうしたイメージ。

2012年の春頃、シバハラが突如「僕もサドルバッグを使いたい」とか言い出し、じゃあ作っちゃおうか?となって、かねてからの知り合い・ストリートバッグブランドBALLISTICSの塚ちゃんに相談を持ちかけて出来上がったのが、SBサイドカーゴパック第1号。ちなみに名前が“サイドバッグ”ではなく“サイドカーゴパック”となったのは、当時、もう一人のバッグ屋さんの知り合い、恩ちゃんが僕に教えてくれて愛用してた、米軍のベトナム戦放出品“フィールドカーゴパック”がアイディアベースで、“軍用”のイメージを引いてくる方が旧車&STD車にマッチすると思ったから。シバハラだけのためならば、僕と同じように放出品を手に入れれば済むことだったけど、この便利さとカッコ良さを多くのオートバイ乗りに広めようとオリジナル製作に取り掛かり、耐久性+防水性だけをとにかく重要視して採算度外視の生地を採用して発売したのが、SBサイドカーゴパック第1号、初期型だったのだ。

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還暦を迎えました。

僕の650RS W3“還暦”を迎えました。紅いチャンチャンコといいますが、元々紅い(アズキ色)なので…それはさておき、約2万22000キロのとき僕の元に嫁いで以来10年間、大病(クランク焼き付き)にもめげず大手術にも堪え、そして北は北海道、南は九州まで約8万キロ走り回ってくれて、本日メデタくオドメーターが一周しました。手術から約2万5000キロ、油の乗り切った第二の人生をまだまだ僕と一緒に、健やかに走り回ってほしいと思います。

ツーリングの思ひ出 -2- 初めは小さなサドルバッグから。

京都・河原町五条近くにあった、僕と同じ年・昭和36年開店の純喫茶エルベ。雰囲気があったので入ってみると、僕と同年代のマスターは2代目で、先代(父親)が始めたそうだ。そのマスターもオートバイ乗りで、京都を通るたびにいつも寄っていたのだが、数年前に残念なことに閉店。この頃はテントやキャンプ用品などアタマにまるでなかったので、W3でもW6でも小さめのサドルバッグにコロナタンクバッグをシートバッグとして使うくらいで、ちょうど良い荷物の量だった。

オートバイのラゲッジ・パッキングは通称“振り分け”のサドルバッグから始めたわけだけど、じつは前回紹介したタチバナUS ARMYチャレンジバッグ大(3本ストラップ)ではなく、小(2本ストラップ)からだった。大はずいぶん以前に使っていた経験上、普段使いでは大きすぎる気がしていたからだ。最初はオリーブドラブ(モスグリーン)の帆布バージョンから使い始めたが、そのうち自分は某映画の橋本功でもないのだから、雨水に強い合皮ブラックの方を使うようになった。

2012年春、試乗会ついでに群馬〜埼玉北部の山越えを試みたら道に迷い、無人駅舎で一晩を明かした。1日中曇っていたので時間も方向もわからず、見渡す限り山なみの“海腹”の中にいる気分だった。タナックスMOTOFIZZ“サドルバッグ2”は1〜2泊程度のツーリングには最適な、ちょうど良いサイズなのだが、当時はなぜかまるで人気がなかった。

それから、似たようなサドルバッグは他にないのかな?とアレコレ探してみると、タナックスMOTOFIZZのサドルバッグを見つけたのだが、それはすでに生産終了。当時はタチバナも同じく生産終了していて、どちらも店舗在庫品がネットオークションに格安で出ていただけだった。H-Dやアメリカン向けのランドセルのように頑丈な革製の片側タイプばかり人気の時代で、フツーのオートバイや旧車に似合う“振り分けサドルバッグ”は全く人気がなかったのだ。

この時、じつは“振り分け”の片方はカメラ機材でいっぱい。まともな着替えもキャンプ用品も持ってない頃の話だ。フツーのオートバイ乗りならば非常時の衣類や湯を沸かすくらいのキャンプ用品を積めただろうが、運悪くその晩はかなり冷えた。

いずれにしろ、10年ほど前の話だ。その頃は、シバハラもまだラゲッジグッズにまるで興味がなく、普段から“振り分け”を使ってるのは都内で僕だけか、と思うほどだった……一見、重そうだというのだが、シッカリ荷物が搭載されていれば、荷物無し状態と変わらずキビキビ走れることに気がつくと、「どうせなら、新型新品を作っちゃいましょう」とか言い出し、ストバイ ・オリジナルのサイドバッグ計画が始まったのだ。

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