通りがかりのオートバイ。

 

梅雨の合間の晴れの日曜日、原宿で取材していたら、1948年のVINCENTに遭遇。取材してると、たまたま見かけたオートバイが「バイクに乗るきっかけ」というヒトも少なくないのですが、ここ数年は駐禁取り締まりのせいでめっきり見かけなくなった“道ばたのバイク”。

 

こうしてたまに見かけると、10代の頃に代官山で見たショベルヘッドのローライダーを思い出してしまいます。当時は“ショベル”や“ローライダー”なんて分かりませんでしたが、街角に停まっていたグレータンクに赤文字H-Dのあの雰囲気がなんともカッコ良く、今でも僕の“憧れのバイク”に君臨しています。

 

MOONEYESシゲさんにバイクやクルマの話を聞いていると、よく「窓際の一瞬芸」なんてフレーズが出てくるのですが、カフェやレストランの窓越しに見かけた“走り去るバイクやクルマ”がカッコ良く見えた経験ありませんか? “一瞬”の出来事なのに意外と覚えていたりするあの雰囲気……僕らもそんなバイク乗りでいたいと思う今日この頃です。