[KZ1000]初遠乗り!


先週末はBRITISH RUN取材で5日間の関西出張…という名の役得ツーリング。1月に乗り始めたKZ1000での初の遠乗りでした。今回のお供はLONG TOUR TankBag-ver.1(マップポケット無し)とSB SIDE CARGO PACK-IV左右二丁掛け。40年前のオートバイとはいえ、SRよりはるかに高い巡航スピードで高速を走り続けられるKZ。普段は雨天時しか付けないコンペシールドも装着し快適に飛ばします。「東名秦野付近右ルートはぼちぼち飛ばすといい感じの高速コーナーが続くんだよ」と、その昔YASさんが言ってましたが、バックミラーを注意しながら……たしかにSRじゃ感じられなかったなかなかの曲率を堪能。4気筒1000cc良いです!

 


一気に神戸まで走った夜は温泉付きの宿の大広間にて一泊。宴会場を仕切って部屋になるこちら。部屋の鍵はかかりませんが、16畳以上の広さをひとりじめ。風呂上がりに畳でゴロゴロ最高です。

 


翌日からのBRITISH RUNも最高の天気で関西勢を中心に遠くは四国や九州からもベテランの英車乗りの方々が集まりいい取材ができました。詳しくは5月24日発売の次号にて。到着の写真を撮ってくれたのは毎年東京から参加しているTRIUMPer KAZさん。いつも写真ありがとうございます!

 


BRITISH RUNのあとは鳥取方面へ向けてひとりのんびりツーリング。この途中、エンジンのヘッド付近から謎のカンカン音が鳴りだし往生しましたが、鳥取市内のホームセンターで工具を買いなんとか解決。Z特有のあるあるだったようですが、納車以来まだ走行3000キロ&初の遠乗り。ビビリまくりでした。これまた詳しくは次号連載GT-FOURにて。それにしてもさすがにミクスチャー調整用のドライバーとプラグレンチ&替えのプラグだけで、他の工具ゼロはやり過ぎでした。反省。

 


走っていると「←隼駅」の看板。そういえばスズキ隼乗りの聖地なる駅があると聞いたことがあるあの隼駅!? というワケで寄り道。こちら小さな駅でしたが隼ミーティングも行なわれるとのこと。15分ほど休憩しているだけで僕のような見物オートバイ乗りが何台もやってきてました。

 


その夜はテント泊。朝ごはんはお気に入りの簡単ホットサンド。寝床近くのコンビニに5枚切りの食パンしか売ってなく分厚過ぎるなぁ…と思いましたが、意外とコレが食べ応え抜群で写真写りもバッチリな焼け具合。ちょっと肌寒い早朝のホットコーヒー+温かいホットサンドの組み合わせは何度食べても幸せ。

 


帰りの寄り道一軒目はカワサキZを中心に確かな整備で定評のある大阪ダブルアップさん。お客さんの取材からZ1シリーズの細かいハナシまで勉強になることばかり。キャブセッティングのヒントをありがとうございます! これまた詳しくは次号GT-FOURにて。

 


翌日、KZ用のIKONサスペンションの相談に大阪モーターステージさんに立ち寄ると、IKONのルーツである昔のKONIサスペンションのオーバーホールの作業中。聞くとKONIのオーバーホール依頼もずいぶん多いとのこと。現行のIKONサスは当然オススメですが、KONIサスで困っている方はぜひモーターステージまで。

 


モーターステージに来たら2階のココは拝んでおかなくてはなりません。極上のCB750 K1とRC213V。

いろいろありましたが、走行距離2000キロちょっとを難なくこなすKZ1000に驚かされてばかりの初遠乗り、無事に走りきりひと安心でした。