ダークブラウンのサイドバッグ再入荷しましたよ!

約1ヶ月ほど在庫を切らしていたダークブラウンのサイドバッグがようやく再入荷しました。このサイドバッグシリーズは製作し始めてからもうかれこれ5年くらい経ちますが、どのカラーもずっと好評で嬉しい限りです。付けっ放しのサイドバッグやサドルバッグもいいですが、使うときだけ装着していらないときは外す……そんな気軽さもストバイ・サイドカーゴパックの魅力です。あとは丈夫さ! どれだけハードに使用しても、まず壊れません。もちろんタイヤに擦っちゃったらアウトですが、重い荷物をパンパンに詰めても、雨天時に何回走っても、“壊れる”……ということはまだ聞いたことありません。僕らが使っているサイドバッグも壊れたモノは一つもナシ。メイドインジャパンの強みでしょうか。何年も何年も超ハードに使用して、おそらく生地の方からヘタってくる……そんなバッグです。また帆布は使い込んで、色褪せてきてからがまた新しい魅力を発揮しますからね。

世の中、まだまだ落ち着きそうにありませんが、ぼちぼちバイクシーズンの到来ですね。こんな時だからこそ、やっぱりバイクって良いよなぁって走るたびにつくづく思います。毎日バイクで通勤してるだけで幸せってなモンです。何よりバイクで走ってると不安なこともその時だけは忘れてますからね。“いつもの自分”でいられるために、ゆっくりのんびり“バイクとの時間”を作っていきたいですね。

    

「CB750FOURその真実」読むと感謝したくなる一冊です。

八重洲出版から今月発売された「CB750FOUR その真実」は、1963年に現・本田技研工業に入社しベンリイ125/CB450/CB750FOURのエンジン設計をはじめ数々の名車を手掛け、後にHRC取締役として活躍された松田稔さんが監修された1冊。

「開発開始後50年がすでに経過している事でもあり、本書では開発過程を、1968年9月組立の1X(1次先行試作車)、68年12月組立の2X(2次先行試作車)、69年2月組立の工試車(工場試作車)の3段階に分け、各段階での問題点とその対策を包み隠さず書き上げると共に、誤認されている項目は修正し、今後の資料としても役立つようにまとめてみた」(ヤエスメディアムック「CB750FOURその真実」この本を読むにあたり—より引用)

……雑誌屋が言うのもなんですが、これまでの雑誌等の記事とは比べる次元にない真実がここにあります。CB750ファン、HONDAファンはもちろんですが、全てのオートバイ好きが読む価値のある内容は、思わず「こんな一冊を作ってくれてありがとう」と感謝してしまうほど。1週間の外出自粛程度じゃ足りないくらい濃密です。編集部でも思わずもう一冊追加購入しましたが、読む用、保存用、何かあった時用と……もう一冊購入予定であります。

3XL装着例ーHONDA CB750 FOUR


今月リリースした特大3XLサイズのタンクバッグ。ことの発端は弊社タンクバッグをいくつもご購入いただいているお客様の相談からでした。それは「ツーリング中の写真をi PADで撮影するため、i PADの出し入れがしやすいタンクバッグが欲しい」という内容でした。


こちらはLONG TOURタンクバッグのサイズ比較。左から3XL→LL→Lになります。(全てバッグ下部のファスナーを開くことでエマージェンシー用の荷室を設けられる“二階建て”仕様)。お客様がお使いのi PADのサイズは主流のB5版相当で、大きさだけであればLサイズでも収納可能です。事実、このお客様もずっと“Lサイズ”を使っておられました。それでも「より大きいサイズのタンクバッグが欲しい」という理由は、デザイン的に内部の荷室よりも狭くなってしまう“開口部の大きさ”にありました。


こちら、Lサイズ(幅はLLも同じ)の開口部は約A5版+αくらい。入り口を通ってしまえば中はギリギリB5版が入る大きさになります。つまり頑張ればB5版のi PADは入るのですが、出し入れがとにかく煩わしいというわけです。
こちらは3XLサイズ。写真じゃ分かりづらいですが、開口部がグッと大きくなっているのが伝わるでしょうか?


大昔のB5版ヤングマシンがすっぽり入ります。


というわけで、年季の入ったCB750にお乗りのお客様とともに完成した3XLサイズのタンクバッグ。ご注文は発色の良いフルオーダーでいただきました! ありがとうございます。


発売以来“現役”な雰囲気のCB750。ベテランのオートバイ乗りの方にも選んでいただき光栄です。

クレジット決済可能になりました。

電子マネー全盛の時代にも関わらず、銀行振込&代引きのみだったストバイwebshopですが、お待たせしました、ようやくクレジット決済導入いたしました。

もはやネット通販も大半がクレジット決済、実際に僕ら自身も100%クレジット。わずらわしい振込の手間、代引き支払いの手間、もういりません。というわけで、どしどしご利用ください。今後ともよろしくお願いいたします。

大きいタンクバッグを使う気持ち分かるなぁ。

全てLONG TOURタンクバッグ。 [左]特大3XL(近日発売予定) [中]LLサイズ [右]Lサイズ

近々リリース予定の特大3XLサイズのタンクバッグを筆頭に、“荷室を拡げられる”LONG TOURタイプを並べてみました。左から3XL→LL→Lとなります。


■特大3XL(縦380mm/横240mm/高さ130〜210mm)


■LL(縦360mm/横190mm/高さ130〜180mm)


■L(縦310mm/横190mm/高さ110〜160mm)


■特大3XL(縦380mm/横240mm/高さ130〜210mm)


■LL(縦360mm/横190mm/高さ130〜180mm)


■L(縦310mm/横190mm/高さ110〜160mm)


■特大3XL(縦380mm/横240mm/高さ130〜210mm)


■LL(縦360mm/横190mm/高さ130〜180mm)


■L(縦310mm/横190mm/高さ110〜160mm)


そんな中、最近はLLサイズが通勤にもちょうど良く愛用しています。

今日は暖かかったのでタンクバッグには[左から]帰り用のオーバーパンツ、インナーダウン、水筒、おむすび、ディスクロック、書類等を収納してました。以前はこの量だとサイドバッグを使ってましたが、大きなタンクバッグに慣れてくるともう離れられません。


もちろんこの内容量は荷室を拡げた状態での収納力。お昼頃雨だったので久しぶりにレインカバーを付けましたが、荷室を拡げた状態だとなかなかの迫力。レインカバーはぴったりサイズで作っているので、若干丁寧に装着しなければいけませんが付けてしまえばフィット感は抜群です。ツーリング中に写真撮るときなどでもオートバイの雰囲気を崩しません。


KZ1000だとLLサイズ以上もいいですね。

W1といえば、「音」or 「ハンドル」!?


やっぱりダブワンは“音”……なんてイメージが強いと思いますが、ダブワン乗りじゃない僕からすると、いつ見ても良いなぁと思うのは独特なハンドル。立ち上がる角度や垂れ角など……「V字」を思わせるフォルムは、当時の国産大型モデルの中では唯一の形状じゃないでしょうか。結果としてW1ハンドルを見ると「’60年代らしいなぁ…」と見惚れてしまうワケです。W1 & W1SとW1SA以降はまた少し違うとか、W1Sは配線中通しとか……マニアに言わせるとどうやら年式/モデルによって細かい違いはあるようですが、W1シリーズはどれもハンドルの形状は抜群! 意外と英車乗りからも人気があるようです。

またスイッチボックスもシンプルで、これがまたハンドルをスタイリッシュに見せるんでしょうか!? メーターからハンドル、タンクに続くデザインも最高です。


そんな初期W1はCLASSICCYCLE TOKYOのお客さん。クラシックサイクル後藤さんによると初期W1だけの見所はじつは色々とあるようで、みんなでW1談義で盛り上がりました。このW1はS以降のキャブトンタイプのマフラーが付いていますが、初期W1の純正はモナカマフラー。ところが「音はモナカよりキャブトンなんだよなぁ」という方が多いのもW1事情とのこと。’66年から’74年まで、様々な変更とともに進化したW1シリーズ。オリジナルで乗るヒト、いいとこ取りでミックスして楽しんでいるヒト、どちらもたくさんいるのが納得です。


そんなW1オーナーさん、合皮ブラックのサイドカーゴパックをご愛用してくれています。「ドリンクホルダーが思った以上に便利で助かってます」と喜んでくれていたのでひと安心。ありがとうございます!

3月2日「ネオクラシックの世界」発売!!

昨年暮れ辺りから密かに取材編集活動をしていたムック、リターンライダー必見!!「NEO-CLASSIC・ネオクラシックの世界」が、3月2日にようやく発売になりました。全国書店あるいはアマゾンで購入可能です。

何しろ最近は空前の“旧車ブーム”でありますが、それもそのハズ……じつはこれまでの旧車ファン・旧車マニアに加えて、いわゆる“リターンライダー”なる方々が旧車を求める傾向が強まってきたからでもあるのです。年齢的には50歳以上が中心……20代の頃はオートバイにもずいぶん乗っていたけど、30代になると仕事の忙しさや責任に加えて、プライベートでも結婚・子供・マイホーム…とよく言われる重荷・足かせも増え、一家の長としては時間も資金もなかなか自由にならない時期が訪れ、20年余りにわたる長いトンネルを抜け、子供立ちも自立して手を離れ、住宅ローンなどの目処も立ち、長年連れ添った愛妻・伴侶も自分の時間・人生の楽しみ方も見出した様子。一家の長としての責任も徐々に軽くなってきた頃、諦めてきた“オートバイライフ”をもう一度楽しもう!! と思い立つ方々が急増してきているのが、ここ数年の旧車ブームに少なからず影響を及ぼしているようです。

ただし、そうしたリターンを目指す方々の中には、若かりし頃の思い出も手伝って旧車に乗りたいと思う方が多い一方で、旧車のメンテナンスやメカニズムに対する自信が今ひとつなく、いつでも調子良く走らせられるか心配な方々も相当数いるわけです。何しろオートバイから離れていた期間も長いわけですから、分からないでもありません。

そこで選択肢として俄然注目を集めるのが、“ネオクラシック”という旧車スタイル/テイストの現行新型モデルだ!と考えたのです……ネオクラシック・モデルならば、見た目・外観を満足させながら、実際の乗り味もクセのない染みやすいものだし、調子もとりあえず新車・新型らしく安定しているし、メンテ・整備の面でも旧車にありがちな難しさもない。だから、長年オートバイから離れていた人にとって、ネオクラシックを手にした時に、まずは大きく深い充実感・満足感を得られるモデル群となるだろう!くらいに自信を持ってオススメしたいカテゴリーなのです。それらネオクラシック・モデルで、オートバイライフを快適に再スタートして、かつて若い頃に経験したハズの楽しさや喜びを堪能した後に、さらに広くあるいは深くオートバイを楽しめむべく、旧車の世界に踏み込んでみても遅くはないだろうし、そのままネオクラシックで得られる楽しさや喜びを重ねていくのもいいことだと思います。

そうしたリターン・再スタートを始めよう!と決めた方や、そこでそういう選択の岐路に立って逡巡されている方にこそ役立てていただきたいムック/バイヤーズガイドとして、今回の「NEO-CLASSIC・ネオクラシックの世界」を編集制作しました。

内容的には、まずオススメのネオクラシックとして、クラシック度の濃い順に、国産ネオクラシックW800 / CB1100 / SR400 / Z900RS / ZSR900&700の6機種、そして海外メーカーのTRIUMPH T120&100 / MOTOGUZZI V7 IIIの3機種を徹底インプレ。しかもそれぞれの技術的背景やルーツモデルの歴史に触れての徹底解説(BMW RnineTやDUCATI SCRAMBLERも紹介)。さらには、リターン世代の大人向けのオーソドックス・ギア考やパニアケースを中心にしたラゲッジ考や、センタースタンド考などを展開してます。ポイントはじつは、こうした一連の内容は、これからリターンという方々ばかりでなく、今すでに、旧車や新型車に乗りオートバイライフを楽しんでいらっしゃる方々にも楽しんで読んでいただけるよう、各メーカーや各機種の系譜・歴史を取り混ぜながらの濃い内容にしてあるので、ご覧いただいた誰もが何らかの発見などをしてもらえると思っております。

KAWASAKI W800

HONDA CB110

 

 

 

 

 

 

 

YAMAHA SR400

KAWASAKI Z900RS

 

 

 

 

 

 

 

YAMAHA XSR900&700

SUZUKI KATANA

 

 

 

 

 

 

TRIUMPH T120&100

MOTO GUZZI V7 III

 

 

 

 

 

 

 

……今回ネオクラシック・モデルのムックを、リターンライダー向けに編集制作する際に感じたり気づいたことですが、オートバイライフを再スタートされる方ということは、そのほとんどがかつて乗っておられた=既に免許を取得されている方々だということです。そしてその多くは、免許制度改変時期のことも考えると“中型・普通二輪免許”保持者ということになると思いますと、“いつかは大型二輪!”という夢や願望があったとしても、リターン&再スタートから新たに大型二輪免許を取得して晴れて大型二輪を手にするのは大変な労力や努力の要ることでもあります。じつは、今回オススメとしてまとめた機種が全て大型二輪免許カテゴリーなのは、ネオクラシック(=現行/新型)そのものがそのカテゴリーにしか存在しないからでもあります。リターンライダー向けという観点から開発された中型・普通二輪免許向けの現行・新型ネオクラシックが存在しないのです。なので、ムックとしては大型二輪のみとなりましたが、リターン&再スタートという意味では、非常に魅力的な旧車や中古の普通二輪車もまだまだたくさん存在するのが現状ですから、本誌をじっくりご覧になった上でも、是非ともそちらの選択肢にも目を向け、じっくり考えてご自分のペースに合ったカテゴリー/機種を見つけ、快適で楽しいオートバイライフを始めていただきたく思います。

“オートバイ”“走る道”は無くなりません。いつまでも存在します。いつまでも、貴方を待っています。なので、慌てずにじっくり考えて、ご自分のペースでゆっくりリターン&再スタートをしてください。よろしくお願いします。

無常事務所・ストリートバイカーズ編集部 安田 尚令

 

SAN-EI MOOK リターンライダー必見!!

「NEO-CLASSIC・ネオクラシックの世界」

A4正寸オールカラー132ページ/2200円(税込)

 

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