STREET BIKERS’ VOL.8

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1999年2月に発売されたVOL.8。「UK mixture」と題した特集は、現在も幅広い層から人気の250cc単気筒モデルーーKAWASAKI ESTRELLAをフィーチャー。当時、TW、FTR、そしてSRと、トラッカーブームが徐々に変遷し続けるなか、独自のスタイルでじわじわと人気を獲得していたのがエストレヤだったのだ。おまけにそのスタイルは、古着&トラッカーブームとともにストリートを席巻する“’70sアメリカ”でもなければ、カフェレーサー&ロッカーズといった伝統のブリティッシュ系とも括れない独自のミクスチャー感覚だった……!?

今企画は、表紙の彼のような“ダッフルコート”を着たエストレヤユーザーの増殖から思いついた新感覚だったとか…。

 

 

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その実、ストリートにおける[UK mixture]感覚は、’70年代に隆盛を極めたブリティッシュ・パンクの崩壊以後に再構築されたイギリスの音楽&映像シーンによる影響が大きかった……’90年中盤辺りから、“オアシス”や“プライマル・スクリーム”に代表されるUKロックが徐々にストリートの若者に受け入れられ始め、’96年に公開された映画「トレインスポッティング」が決定づけた、「反社会的でありながらも内省的であったり、屈折していたり、偏狭的であったりする…」イギリスならではの新しい若者感覚がソレ。伝統を重んじるイギリスで芽生えた“ノージャンルなミクスチャー感覚”こそ、彼らにエストレヤを選ばせた自由な新感覚だったのだ。

 

 

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エストレヤの人気の秘訣は、類い希なバーチカル(直立シリンダー)シングルというカタチと、66mm×78mmという超ロングストロークが生み出す、昔ながらの低速での力強いトルクフルなエンジンフィーリング……って、コレはもちろん現在も変わらない魅力です。

 

 

いまこそ乗りたい!? W2TT風のアップマフラーが付くダブロク。左側のクランクケースはまさにトライアンフとそっくり。

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最後は伝統的なUKブランドのお勉強をしておしまい。

 

 

 

そして今号からフロント19インチ、リア18インチをチョイスしたオフロードモデルの新次元カスタム[AJ]ムーブメントもスタート!!

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やっぱり何回見ても当時のストバイ、楽しいぜ!! (←注:現在も楽しいです)