STREET BIKERS’ VOL.12

1999年10月に発売されたVOL.12号は、ストバイ読者ならびに’60s  HONDAファンにはおなじみの神奈川・茅ヶ崎[TED’S SPECIAL]主宰、前島さん(ロン毛が若いです)が表紙の1冊。

 

 

特集は「街を出て走りに行こう!」と始まった”NATURAL JOINT”企画の第2弾、[EASY -OFF]と題した「山の中に走りに行こう!」的、オフローダー企画。

サブタイトルに“ニュータイプ・オフロード快帰現象”と題したのは、今企画の発端となった、当時、TED’S 前島さんらとも親交のあった大阪“鰻谷ボンバーズ”、寺嶋さんの「最近、ウチらはね、みんなで山んなか入ってくんです。それには、ちょっと古いオフローダーがちょうどイイんですわ。街で走ってもちょーどイイし、オフロード入っても飛ばすわけじゃないから、乗りやすくてちょーどイイ感じで楽しめるんです!」とゆーひと言。

 

 

 

とゆーわけで、彼らがチョイスするのは’70〜’80年代前半の“ちょいビンテ”(←この言い回しに懐かしさを感じるヒトはストバイ・マニアック度高し…)な国産オフローダー。走りに行く場所は、なにも険しい山の中やスーパー林道じゃない……ちょっと足をのばした先にある裏山や農道の先、はたまた河川敷や砂浜だったいいのだ。普段街中を楽しんでいるトラッカーだって、もとを正せばオフロードバイク。トーゼンながら、TWやSL、はたまたベースがオフローダーXT500であるSRトラッカーだって、もちろん十分に楽しめる!!

 

 

 

そんなオートバイで得られる新しい開放感にすでに気づいていたヒトビトの姿は、なによりアメリカっぽくて、これまた今見ても楽しそうでカッコイイのだ。

 

 

 

 

トラッカースタイルも’70s アメカジもそのほとんどが関西発信だった当時、なんと驚くことに、いまや日本イチの“B級チョッパー”&ビンテージパーツのマニアとしてその名を轟かす、神戸NICE! Motorcycleが’70〜’80年代のオフローダーを大量に仕入れ販売していたこと!! ヤマハDT & RTからHONDAエルシノアに’70s XLまで……すべてNICE! 岡田さんがアメリカで品定めし仕入れていたという。

 

まぁ、とにもかくにも山ガールならぬ“山ボーイ”の先駆者はバイク乗りだってわけ。そう思うと、いまアウトドアウェア着てオフロードバイクで山遊びするってのもいいかもね。

 

 

 

 

 

そして当時、バイク乗りの話題を一気にさらったのが、いまだに記憶に残るザ・クロマニヨンズ、甲本ヒロト氏(当時はザ・ハイロウズ)のストバイ初登場!!

当時、H-D スポーツスター1200に乗っていたヒロトさん、この10年後の2009年に再び登場してもらうのだが、何が話題になったって、このヒト、とにかくバイクが大好きなんです!! もうインタビュー読めば、これでもか!? ってくらい伝わってくるけど、もうほんと困っちゃうくらいのバイク好き。モンキーを部屋で全バラしちゃったり、2回車検を通したとゆーSRも、外装から吸排気系までひと通りもふた通りもカスタムを楽しみ、果ては大型免許に一発で挑み、10回も挑戦したとかしないとか…。当時、このインタビュー読んで、改めてファンになったバイク乗りも多かった伝説の企画。

 

 

 

 

さらには、いまもYASの公私混同!? 疑惑が残るトランスイベント「レインボー2000」取材からの〜、

ストバイ重音楽部による「見たいライブが大阪なら走っちゃえ」的、どう見ても“勢いだけ”で行っちゃいました、な企画も当時ならでは。

でも、その好きな音楽にかける勢い……なんだか羨ましく見えるから不思議です。

 

 

 

 

 

じつはこの号、最初にして最後のW表紙!!?? 表紙を開くと、当時、発売され一大旋風を巻き起こしたギア付きスクーター、HONDA“ジョルカブ”を笑顔(オンナノコ)とともに紹介!!

 

ラビットやカブが再燃してるいまこそ、「ジョルカブがあったらいいな」と思ってしまうのは我々だけではないはずである…。