STREET BIKERS’ VOL.21

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2000年10月に発売されたVOL.21号。

’95年頃からストリートの若者達を中心に増殖し始め、テレビドラマにも登場するほどのいち大ムーブメントを巻き起こしたYAMAHA TW200は、5年の歳月を経た2000年頃になると、「TWは終わった」や「TWは卒業」などと囁かれ始めていた……果たして、TW200というバイクは単なる“流行りモノ”だったのか!? そんな漠然とした疑問に対し、「いや、そうじゃない!!」と、TWの真の魅力を探り続けてきたストバイ編集部が立ち上がり特集を敢行!!

その名も“GRATEFUL-BIKE”=“感謝すべき・ありがたいバイク”=[TW2000]!!

 

 

 

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ストリートバイク = TW = タンデム。当時はまさにそんなイメージが強く、オトコ同士の二人乗りでさえ、なんだかオシャレでアクティブな“ストリート感”が漂いカッコ良く見えたもの。しかしこういったタンデムがカッコイイや楽しそうって感覚、最近ちょっとなくなりましたね〜。

 

 

 

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この特集では、TWが生んだストリートカルチャーをあらためて紐解こうという企画。というわけで、ユーザーの声とともに「スカ・チューン、スパ・トラ、ベイツ&ミニメーター、ケイ・ワン・エイティ」といった、現在30〜40代のバイク乗りには懐かしい響きの単語も並びます。ちなみに“スカ・チューン”の本当の意味、知ってるヒトはどのくらいいるのでしょうか? 大半のヒトはシート下を“スカスカする”と思っていませんか? ブームの火付け役“モトショップ五郎”の吉澤サチョーが名付けた“スカ・チューン”の意味は、「スカスカではなく“スカッと”していること」電装パーツや配線をちゃんとまとめる工夫もされてこその“スカ・チューン”というわけなのです。

 

 

 

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また多くのアフターパーツメーカーも巻き込み、多くのカスタムやパーツが生まれたこともTWの功績だが、そのなかでも偉業と言えるのが、TW用サイズが登場したダンロップK180。タイヤメーカーが型の原型から商品を起こすというのは、手間も費用もじつは莫大にかかる一大事業!! これによりユーザー的にはグッとダートトラック気分が盛り上がったワケだが、二輪ギョーカイ的には事件とも言うべきことだったのだ!!

 

 

 

 

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そして今特集でユーザーの代表として登場してくれたのが、MSGでTWカスタムに情熱とこだわりを注ぎ続けていた菊地さん。「TWは特徴がありながらもシンプルだから、いろんなヒトの思いやスタイルに対応していけるバイク。おまけに誰もがモッタイづけずに日常的に乗って楽しめる……極めて稀なバイクですよね」読み込むと、ヒトとバイクの距離感というか、なんだか忘れかけていた大事な感覚を思い出させてくれる名言も登場しております。

 

 

 

 

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特集のシメには現在もストバイ編集部にあるYAS編集長所有のTW200が登場。ストリートバイカーというカルチャーを生んだTW200は、リーバイス501と同じように“ストリートのスタンダード”という存在・位置づけになっただけで、決して“流行りもの”として「終わった」だの「卒業した」などと言えるバイクじゃないってことを、あらためてTWトラッカーの写真を眺めながら読んでいると、不思議と「TWもう一回…」なんて気持ちにもなりますね。

 

 

 

 

 

 

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さて、他には復活・発売されたばかりの新生HONDA FTR223を購入したばかりの格闘家・宇野薫選手の連載では、リハビリを兼ねてのバイク練習場に通うレアな風景も…。

 

 

 

 

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そして巻末では創刊時からおなじみの原宿バイカーブランド、KRAFTYが手がける”IGNITION45″のスペシャルページも展開。一貫して「バイク乗りのためだけに…」アイテムを作り続けているブランドもKRAFTYだけかもしれませんね。

 

 

 

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最後は、スピード感ありまくりのピンナップポスターでお別れ。2000年9月にイリノイ州スプリングフィールドで行なわれたダートトラックレースでの[#23 KEVIN ATHERTON]。立ち上がりでリアタイヤが流れながらも全開!! なんともスピード感抜群でトラッカーに乗りたくなる1枚ですね。