[SR500F.I.]快適キャンプツーリング仕様に向けて


[写真上]はノーマルのリア・ウインカー位置でサイドバッグを装着した状態。車体の左側にバッグを装着する分には問題ありませんが、ロングツー等で両サイドに振り分けた(右側にも装着した)場合、キックスタート時にブーツの踵がバッグに当たってしまうのが、ちょっとした悩みでした。純正の大きなウインカーのまま移設するパーツがなかったため諦めていたのですが、ムック本「大人のSR」の制作中にテールランプ・ブラケットにウインカーステーが付いたヨーロッパ仕様の存在を知り、この秋から諦めていた“リア・ウインカー移設”計画を開始しました。




■ヨーロッパ仕様のテールランプ・ブラケットについては、以前のブログ→コチラをどうぞ。





ウインカー移設が終わり、想定どおりサイドバッグも求めていたキック時にブーツの踵が当たらない位置に装着できるようになったため、次はリアシートに荷物を括る際に利用していたウインカーステーの代わりになる荷掛けボルト等の装着。キャンプツーリングを楽しむには“確かなパッキング”は必須。つまりパッキングのためのフック等も重要ですからね。


今回使ったのはPOSH製のネットアンカー。あまり目立たないようにしたかったので黒をチョイス。またツーリングコード等を引っ掛けやすい位置に装着したかったので、付属のボルトは使用せず別途75mmのボルトと3種類のスペーサー&ロックナットを用意しました。

POSHのアンカー用のボルトがM8サイズのため、約12φほどあるウインカーステー用の“耳の穴”にはスペーサーを入れて調節。またアンカー自体をグラブレールよりもやや外側にくるようにするために用意したスペーサーは、アンカーと同色のブラックで塗装。

スペーサーがステンレス製だったため、以前別の目的で買っていたミッチャクロンが活躍しました。15分程度で上塗りできるのも助かりますね。


そして無事に装着。M8ボルトも黒を選んだので、狙いどおり遠目にはあまり目立たず良い感じ。


キャンプツーリング用のいつもの荷物を積んでみました。キックスタート時にブーツの踵はもちろんバッグに当たりません。


そしてアンカーの外側への張り出し具合もちょうどいい位置に。じつはグラブレールに荷掛けフックは全4ヶ所あるのですが(後ろ側はアンカーの少し前方に見える)、この位置だとどうしてもリアシートに括った荷物が“前寄り”になりがちで、座るスペースを圧迫するんですよね。僕はたくさん荷物を積んだ状態でも着座スペースをゆったりと確保したいので、これまでもリアシートに荷物を括る時はグラブレールの後ろ側のフックは使わずウインカーステーを利用して、荷物はできる限り、後方に積むようにしていました。


特別、何かが大きく変わったワケじゃありませんが、またひとつSRが自分にとって使いやすい状態に仕上がり大満足!! やっぱりカスタムも楽しいですね……でもこの程度はカスタムとは言わないか!? ebayで探しまくりドイツからヨーロッパ仕様のテールランプ・ブラケットを購入した甲斐があったってモンです。

 


ちなみに、2つ目のサイドバッグ購入を検討している方へ。せっかくなら色違いの購入をおすすめしています。僕ら的にはツーリング時に写真のように左右のサイドバッグの色が違っていてもまるで気にならないのですが、どうでしょうか? 2種類持っていれば普段使いで片方掛けする場合には気分で好きな方を使えるし、いいと思うんですけどね。ご検討ください。