[KZ1000]夏の思い出。Zだらけの1000kmツーリング。その1


もう2ヶ月も前になりますが、7月末頃にPamsで知り合ったカワサキZ乗りのセンパイに誘ってもらい「一泊二日の1000キロツーリング」に行ってきました。

なんでも毎年恒例のツーリングでいつも目的地やルートはさまざまだそうですが、その名のとおり一泊二日で“1000キロ縛り”。これが聞けば毎度ルートがイイんです。基本的に高速道路は最低限。山間部を抜ける国道や県道にワインディング、とにかく気持ちいいルートをじっくり楽しむためにまさにワープとして使うのみのルート設定。


今年の目的地は山形の米沢。東北道を使いストレートに走れば距離は約320kmほどですが、朝6時に都内で集合し向かった先は新潟・長野方面へ向かう関越道。まずは首都圏の渋滞を避け日本海が目と鼻の先に見える!? 新潟・魚沼までひとっ飛び。

 

新潟・魚沼から福島・会津へ抜ける国道252号沿いの山あいから見える田子倉湖の絶景。

僕以外は皆さんZ1でPamsでモディファイ済みの黒豆スタイル。ついつい外観ばかりに目がいってしまいますが、どのZ1も点火系からエンジン(2台はツインプラグ仕様!?)、そしてキャブレターまでひと通り手が入っているためその走りは見た目以上にHOT。ワインディングで後ろから見ていても、ノーマルエンジン+ノーマル点火+ノーマルキャブのKZ1000だと3速から2速に落とさないと立ち上がりでスムーズに加速できない場面でも、皆さん3速のままチカラ強く立ち上がっていきます。


おそらく2000rpm前後で大きくスロットルを開けてもノッキングを起こすことなくしっかり加速するのでしょう。Z系のチューニングマシンは高回転時の加速性能や最高速ばかりが注目され、その部分だけで「速いか速くないか」とイメージ/判断されがちですが、PamsセッティングのZは3台とも“開け始め”から高回転までストレスなく走るZでした。あぁうらやましい。やっぱりまずはフルトラ化からかなぁ…。

 

すぐ側まで来てしまうと一般的な湖と変わりませんが、上から見ると東西、そして南へと広がる不思議な形状の田子倉湖。


田子倉湖を抜け新潟と福島の県境、南会津郡の只見町辺りで昼食。走行距離はすでに300キロほど。ずいぶん走った気分ですがまだまだ中間地点。ところが美味しいご飯のあとにおじさん達を待ち受けているのは、とてつもない睡魔。普段は気分最高な山あいのカントリーロードはなかなかの地獄でした(笑)

 


その後、猪苗代湖を背に西会津から裏磐梯ゴールドラインを北上。


檜原湖の脇を抜け1日目最後の峠越え、西吾妻スカイバレーを堪能し山形米沢市街に到着。

ホテルでひとっ風呂浴びたおじさん達は米沢牛とともに乾杯。

続く。


国道252号の峠頂上付近から見た田子倉湖はほんとに絶景。テレビで見る中国のような景色でした。

[KZ1000]秋の夜長に、バイクキャンプ。


大人のBIKE CAMP©︎ vol.2をきっかけにvol.1を購入してくれたヒトも多いようでありがとうございます。

 
vol.1は純粋なギアカタログ、vol.2はいまキャンプを楽しむバイク乗りによるスタイルカタログ。今回vol.2に登場してくれたヒト達はいわゆる雑誌的なベテランの方々ではありませんが、その分、純粋なバイクキャンプの魅力を語ってくれているので、ひとりひとり読んでいくと意外と読み応えたっぷりなスタイルカタログとなっています。まだの方はぜひ→Amazonで。
 

というわけで、秋の夜長にキャンプで読書……反省会も含めて昨日から連休明けの静かなキャンプ場に行ってきました。今回選んだキャンプ場は山梨県甲州市の山の中にある一の瀬高原キャンプ場。価格がリーズナブルだったこととサイトが良い意味で整備されていないため、自然を満喫できる昔ながらのキャンプ場とのことで選びました。

甲州市でガソリン補給後、411号を奥多摩方面へ向かう途中。振り返ると遠くに雄大な富士山が見えました。

そしてもう一つの理由はお気に入りのカントリーロードを堪能できること。

ここ最近、山を走りたいときはまず中央道で上野原まで行き、そこから県道を繋ぎながら山梨県・小菅村を経由し奥多摩方面まで走るルートを選ぶことが多いです。山頂にある道の駅・小菅に併設された温泉がまたいい湯なんです。

上野原から県道18号で丹波山村まで抜け、奥多摩と甲州市を結ぶ国道411号を甲州方面へ走ります。一の瀬高原キャンプ場は411号から脇道を入り、おそらく一の瀬集落のために作られたであろう名もなき生活道路をクネクネと超えた先にあります。出発から160キロほど走っていたので、一度甲州市まで行きガソリンを補給してからキャンプ場へと向かいました。
ちなみに今回使用したバッグ類は、タンクバッグは大容量LONG TOURタイプのLLサイズで定番の白パイピング。Z系の大きなタンクにはジャストフィットです。またサイドバッグは左右ともにSIDE CARGO PACKのラージサイズ※大人のBIKE CAMP2の発売後も多くの方々からお問い合わせいただいておりますが、現在生産調整中で予約/受注を一時的にストップしております。10月上旬頃には再開できると思いますので、もうしばらくお待ちください。

一の瀬高原キャンプ場は噂どおり自然のままが残るキャンプ場で、川沿いから木々が生い茂るサイトまで多種多様でしたが、一つ難点は高低差のある山を切り開いたキャンプ場だったためオートキャンプができるサイトが限られていたこと。駐車場から奥地のサイトまでキャンプ道具を運んでいる方もいましたが、やっぱりテントはオートバイの側がいいですよね。今回はオートキャンプ可能なサイトの一番人気!? という場所が空いていたのでそこにチェックイン。

見上げたらまさに森の中。陽の光をいい感じに遮ってくれる木々の中で涼しく過ごせる抜群のサイトでした。おかげで中秋の名月も遮ってしまいしたが…。

今シーズンラストな枝豆は茹でたらオリーブオイルで炒め話題のほりにしで味付け。半額だった和牛カルビも最高でした。それにしてもこの一年で自分のキャンプ道具もずいぶん変化しましたね。ガソリンストーブ(オプティマス・スベアストーブ)にスキレット(出張中に買ったニトリ製)……どちらもずっと面倒だと思い敬遠してましたが、この一年でずいぶん“道具を使う楽しさ”を知りました。結局自分がイチバンの読者かもしれまないなぁ……なんて思いながらビール&ワインですっかりいい感じに。

というわけで焚き火もそこそこに22時半には寝てました。

翌朝も日の出とともに活動開始。昨夜の残りの薪に火をつけたらコーヒーで一服。夜のお酒もいいけど、外で飲む朝のコーヒーもまた最高です。9時には出発しクルマにもオートバイにもほぼ出会わない平日朝のカントリーロードを堪能し編集部に13時着。往復300キロちょっと。オートバイもキャンプも大満足な一泊2日弱のプチツーリングでした。

朝晩や街と山の中の気温差が激しいいまの季節はベストが一枚あると温度調節にちょうどいいですね。

大人のBIKE CAMP vol.2  発売中〜。


リターンキャンプを始めるための“道具選びの参考書”をコンセプトにした〈大人のBIKE CAMP〉。おかげさまで約1年ぶりに第2弾の登場です。発売は9月6日。


あえて第1弾とそっくりなデザイン。

キャンプを始めるためのきっかけ作りがテーマだった第1弾に対し、第2弾では“道具の使い方と工夫”をテーマに据え、実際にいまバイクキャンプを楽しむヒト達を徹底取材。リアルな声を拾うべく、初春から各地のキャンプ場でゲリラ取材した“スタイルカタログ”は、道具選びの参考になるのはもちろん、多くのバイク乗りがいまキャンプに求めていること、そしてキャンプでしか得られない魅力を伝えてくれます。

[バイクキャンプ・ニューエイジ]

そこから見えてきたのは、誰もが工夫を楽しみながら“自分のキャンプを始めていたこと—バイクキャンプ・ニューエイジ—ちょっと懐かしくもあり、古くさい表現でもありますが……〈大人のBIKE CAMP〉の“大人”は、単なる高年齢ではありません。大人が“オトナの趣味”として楽しみ始めた新たなバイクキャンプの世界がここにあります。さぁキャンプのハイシーズン、秋から“大人のバイクキャンプ”を始めましょう!!

 

■STYLE CATALOG for RETURN CAMP
PART1「LIVING LOW」
“低く坐す”——大地をイスにテーブルに。

キャンプギアの進化はひと昔前まで粗野で味気なく見えていた“地べた派”を、「あえて地べたに座る」主体性をもったひとつのキャンプスタイルに変えました。歴史をさかのぼれば文明開化とともに西欧から入ってきた“椅子文化”。日常から離れ自然の中で過ごすキャンプにおいて僕らが求めていたのは日本人の本能に寄り添う!? “くつろぐ時間”だったのかもしれません。まずはLOW STYLEで楽しむバイクキャンパーのスタイルから見ていきましょう。“大地をイスにテーブルに”——ワイルドに見えていた“地べた派”にこそ、じつは丁寧で豊かなキャンプの世界が広がっているのかもしれません。

 


■STYLE CATALOG for RETURN CAMP
PART2「ON THE COT」
キャンプとはやっぱり“外で寝ること”だ。

雄大な自然の中でご飯&お酒を楽しみ、焚き火を眺めながらゆっくり過ごす。一般的にキャンプというと“寝るまで”が主役で、ついつい睡眠時間はおざなりになりがち。ところが聞こえてきたのは「若い頃はそれでもよかったケド(笑)」なんてオトナな声。おまけに僕らバイク乗りにとっては翌日の走りだって当然主役。銀マットの時代はとうに終わり、エアマットに喜んでいたのも束の間、バイクキャンプの最先端は“睡眠を大切にするキャンプ”!? というワケで、パート2は軽量コンパクトな“コットでいつでも快眠”スタイルを紹介。考えてもみればキャンプってそもそも“外で寝ること”ですもんね。

 


■STYLE CATALOG for RETURN CAMP
PART3「EASY BACKPACKING」
確かな積載とは、いつでも野営できる頼もしさだ。

九州・福岡で気軽に一泊キャンプを楽しむバイク乗りがいる。それこそ気の合う仲間と仕事が終ってからキャンプに出かけることもしょっちゅうだ。軽く走り、野営を楽しんだら朝イチでそれぞれの日常に戻る。彼らがどうしてこれほど気軽にキャンプを楽しめてるのかといえば、その答えは“たしかな積載”にある。車体の安定感にも寄与するサイドバッグは必携で、それ以外の荷物は暗い中での荷ほどき/設営時に苦労しないようシートバッグにまとめる。積載時点でそれぞれのキャンプギアは適切に仕分けられ、当然脱落の心配も皆無。安心・安定の積載もバイクキャンプを身近にする立派な道具なのだ。

 


■STYLE CATALOG for RETURN CAMP
PART4「MY OWN CAMP」
“自分のキャンプ”とは、自由な創造性にある。

ご存知のとおりバイクキャンプの楽しみ方は幾通りもある。旧車ならば“時代を合わせた積載”を、最新のレーサーレプリカであればいかにして荷物を積むか!? を考えるところからすでにキャンプツーリングは始まっている。好きなバイクでツーリングを楽しみ、少し足を延ばした先で一泊。キャンプをするためのバイクではなく、自分のバイクでもっと走りたいからキャンプも楽しむ。自分のキャンプとは「自分のバイクでキャンプをする」と決意するコトから始まるのだ。工夫に始まり、工夫を楽しみ続ける……自分次第で可能性が広がるからこそ、いまオトナがバイクキャンプに夢中になる。

 

特集スタイルカタログ以外にもギアカタログにおすすめバイク、汎用再度バッグカタログからコラムまで内容盛りだくさんです。お買い求めは全国の書店またはAmazonでよろしくお願いします。

 

〈目次〉

■Introduction「バイクキャンプ・ニューエイジ宣言」

■News & Topics 「バイクキャンプを一歩進める最新ギアセレクション」

■特集 

Part1「LIVING LOW」——ロースタイルに原点回帰。

Part2「ON THE COT」——主流派快適快眠コット泊。

Part3「EASY BACKPACKING」——気軽で手軽な野営のススメ。

Part4「MY OWN CAMP」——キャンプは自分次第だ!

■Gear Catalog

01:FROM “LOW GEAR”——バイクもキャンプも“ローギア”から。

02:GOOD “NIGHT” SLEEP——キャンピングベッド・コレクション。
03:GRATEFUL “DEAD SPACE”——“デッドスペース”ギア・カタログ。
04:NOSTALGIC STOVE——ベテランほど回帰するFUEL STOVEの世界。

■motorcycle for Easy RETURN-CAMP

・HONDA GB350——ジャンル・クラスを超えた“ロングディスタンス・ツアラー”の実力。

・YAMAHA TRICITY155——町からはじめて、旅へ。3輪コミューターの意外な可能性!?
・H-D PAN AMERICA1250——ハーレーが解釈したヨーロッパ的冒険バイクとは!?

■汎用サイドバッグカタログ



■column

「自然と道具と知恵くらべ」——黒田龍介(UNROOF)+Kawasaki W650

「キャンプと野宿のあいだ」——綾部悠樹(綾部珈琲店)+Yamaha TW200 / Kawasaki W1

 

 

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