[シムズクラフト]サイドバッグサポートを新型W800に装着。


ストバイ・オンラインショップでも高い人気を誇る、カワサキW800/650/400用シムズクラフト製サイドバッグサポート。そもそもシムズクラフトが得意とするSR用とともにW650時代に開発されたサポートは、基本的に燃調関係以外の車体はそれまでと変わらなかった初代W800に装着できるのは誰でも分かることだったんのですが、第2世代となった2018年以降のW800にはどうなのか!? は、じつはきっちりと検証できていませんでした。


というのも、写真のスタンダードのひと足先に登場した“ストリート”と“カフェ”は、リアフェンダー周りがこれまでのW650や初代W800とまるで違っていたため、1年遅れで登場した↑のW800スタンダード(2019〜)にも付くのだろうか? と少し不安があったのです。第2世代のスタンダードタイプはそれこそリアウインカーがテールランプステーに後方移設されたりとリア周りに若干の変更は加えられたものの、基本的な構造や使用している部品は旧W800やW650と共通のため、無事に装着できました。


これで安心してラージサイズのサイドカーゴパックラージも装着できます。W800はキックスタートがないですから、バッグ装着位置に対してそれほど神経質になる必要はありませんが、それでもウインカーが後方移設された恩恵は大きく、いい塩梅の位置に装着できました。


現在、W800(2018〜STREET/CAFEを除く)/650/400用のシムズクラフト製サイドバッグサポートは在庫を切らしております。次回の入荷は8月下旬を予定しております。毎度、入荷分は予約完売、もしくは即売り切れますので、気になっている方はお急ぎください。また8月下旬分は余裕あります。

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[KZ1000]快適キャンプツーリング仕様に向けて。

KZ1000の純正リアウインカーのステーが付くフレーム部分。ウインカーステーの形状に合わせたひし形のゴムブッシュが入っています。

無事にリアウインカーの後方移設を終えたKZ1000。次の課題はこれまで荷掛けフックとしても利用していたリアウインカー・ステーの代わりになるフックを取り付けること。大げさに書いてますがなんてことはない、もともとリアウインカーのステーが付いていたフレームを利用して社外の荷掛けフック取り付けるだけです。キャンプツーリングをはじめ、容易に積載ができることは重要ですからね。リアウインカーの後方移設「勝手に妄想シリーズ 1977〜’78 Z1000(欧州仕様)」の模様は下のリンクからどうぞ。

■[KZ1000]純正流儀でウインカーの後方移設を考える。その1はコチラへ

■[KZ1000]純正流儀でウインカーの後方移設を考える。その2はコチラへ


純正のリアウインカーはステーがフレームにラバーマウントされています。外側はステーの形状に合わせたひし形のゴムブッシュが付いており、内側にはボルトが通る形状のゴムブッシュとカラーが付きます。

 

使用したには、POSHネットアンカー/120mmボルト/20mmカラー×4/10mmカラー×2/ウインカーステー用純正ゴムブッシュ&カラー×4。

荷掛けフックに使うのはSRでも使用し気に入っているPOSH製のネットアンカー。そして120mmのボルトと長さの違うカラーを合計6つ、そしてウインカーステーをラバーマウントする際にフレーム内側で使われていた純正のゴムブッシュ&カラー(まだメーカーから購入できた!)を2セットを別途用意。

フロントフェンダーを外しているのは、じつは数日前にフロント周りで異常が見つかったため…。この件はまた今度詳しく。

SRの時と同様、使い勝手を考慮しネットアンカー自体をグラブレールよりも外側に張り出した位置にしたかったため数ミリ単位にこだわりボルトやカラーを購入しましたが、こうした時に頼りになるのが編集部近所にある「ネジの永井」さん。ワガママ言って何度もボルトとカラーをバイクにあてがい長さを確認させてもらいました。ありがとうございます。


遠目にはあまり目立たないように全てブラックで統一。スッキリした見た目という意味ではもう少し“内側”なのかもしれませんが、実際のツーリングでの実用性を考えるとこれぐらい“張り出して”いないと意味をなしませんからね。

ちなみに“前側”の荷掛けフックはサスペンションの取り付け部を利用したボルトタイプ。たしかKIJIMA製だった…かな。


試しにキャンプツーの荷物を積載。荷掛けフックの位置関係としてはこれまでと変わらないのですが、リアウインカーを後方移設したことでサイドバッグの装着位置もこれまでよりも後方にズラすことができたため全体のバランスが良くなりましたね。

これによりキックスタート時にブーツやスニーカーのカカトがバッグに擦れるストレスからも解放されました……基本セル始動ですが。


KZ1000の時は帆布ダークブラウン合皮ブラックのサイドバッグを使っています。帆布のオリーブドラブももちろん似合いますが、’70年代のオートバイ+帆布オリーブドラブの組み合わせも定番過ぎるかな……と思い、気分を変えて楽しんでいます。

ちなみにサイドバッグの中には着替えやコーヒーセットとシュラフ、焚き火台、そしてキャンプで使う小物等、リアシートにはテント/イス/エアマット/テーブル/タープ/レインウェアを積んでいますよ。

そう、サイドバッグと言えば、現在夏に向けて新たなサイドバッグを仕込んでおりますのでお楽しみに!! 少しずつですが緊急事態宣言が解除されつつありますね。早く何も気にせずキャンプツーに出かけたいものです。

 

 

[KZ1000]純正流儀でウインカーの後方移設を考える。その2

[左]1977〜’78KZ(Z)1000系のテールライト・ブラケット。[右]1979〜’80 Z1000 MkII の“欧州モデル”で一部採用されていた「ウインカーステー付きテールライト・ブラケット」。

やっとの思いで見つけた僕的超絶レアパーツ、’79〜’80年の欧州モデルZ1000MkIIで採用されていたウインカーステー付きのテールライト・ブラケット。’72年のZ1から’80年のMkIIまでが“前期”、そして“J系”と呼ばれる’81年Z1000〜’85年のGPzまでが“後期”と呼ばれる空冷Zシリーズ。僕の’77〜78 KZ1000を含む“前期”9年間のあいだにテール周りはZ1Rを入れて計4回変わっていますが、手に入れたMkII用(右)と’77〜’78KZ(Z)1000用(左)では形状がハッキリと違います。

’77&’78(奥)と’79&’80(手前)は、テールレンズもシートカウルも形状が違うため当たり前ですが、ステーの形状もまるで異なります。

■[KZ1000]純正流儀でウインカーの後方移設を考える。その1はコチラへ


欧州モデルのMkII用テールライト・ブラケットを手に入れて以来、’70年代に欧州に輸出されていたZシリーズについても調べていたのですが、やはり欧州向けはリアウインカーが後方に移設されているモデルが多く、750/650/400/200/125はMkIIと同様にテールライト・ブラケットにウインカーステーが付くタイプが存在していることを確認。


どうやら小中排気量のZシリーズではテールライト・ブラケットにウインカーステーが付く構造は’74年くらいから採用されていたようで、大排気量モデルでも’79年のMkII以降はむしろこのスタイルが定着。’81年以降の“J”系や1100GP[↑]になると仕向地を問わずリアウインカーはテールライト・ブラケットに付くようになります。こうして見ていくと、むしろリアウインカーを後方移設するためにグラブレールにステーを付けていた’75 Z1B/’76 Z900/’77〜’78 Z1000の4年間の方が珍しいのかもしれません。依然としてその頃の欧州モデル用のウインカーステー付きグラブレールは見つからないため、懸案の「純正流儀でウインカーの後方移設を考える」計画は、じつは空冷Zシリーズでは定番だった!? 「ウインカーステー付きのテールライト・ブラケット作戦」で進めることにしました。つまり、セレーションが付くウインカーステーの部分をKZ1000の純正テールライト・ブラケットに移植する作戦です。

[左]’77〜’78KZ(Z)1000用テールライト・ブラケット。[右]欧州向けZ650もしくはZ400用と思われるウインカーステー付きのテールライト・ブラケット。形状はKZ1000とそっくりですが、650? 400? 用の方が一回り大きくボルトオン装着はできませんでした。

検索の幅がグッと広がったおかげで、イギリスで出品されていたZ650(もしくは400!?)用と思しきウインカーステー付きのテールライト・ブラケット[写真右]を見つけ即購入。MkII用は半ツヤのブラック塗装でしたが、こちらは’77〜’78KZ1000のメッキフェンダーとも相性が良さそうなメッキ仕様だったため、このウインカーステーの部分を移植することに。

英車から国産まで旧車乗りの強い味方のクラシックサイクル・トーキョーさん。店長&メカ後藤さんの幅広い知識と経験はほんと頼りになります。

というわけで、いつもお世話になっているクラシックサイクル・トーキョーさんに持ち込み切り刻んでもらいました。後藤さん、ありがとうございます!!



ステーのメッキを生かしながら、穴を開けたKZ1000のテールライト・ブラケットに溶接。いやぁバッチリじゃないですか!!


テールライト・ブラケット自体の半ツヤ・ブラック塗装も終え、無事に勝手に作った架空の’77〜’78Z1000(欧州仕様)のウインカーステー付きテールライト・ブラケットが完成!!



そして配線を延長し装着! 小中排気量モデルでは’74年辺りからこのスタイルだったことを考えれば、’75 Z1Bも’76 Z900も’77〜’78 Z1000もみんなこの仕様でよかったんじゃないでしょうか!? なんて思ってしまうほど、グラブレール+ステー仕様より落ち着きがあるように思うのですが、いかがでしょうか? 車体側方部のスペースも大きく取れることで積載の幅も広がりますしね。


よほどのことがない限りキックでエンジンをかけることはありませんが、リアウインカーを後方移設できたことでサイドバッグの装着位置にも余裕が生まれ、キックスタート時にカカトとバッグが擦れる心配もなくなりました。

 


’77〜’78 Z1000 欧州仕様の勝手に妄想シリーズ。SR同様、何かが大きく変わったワケじゃありませんが、またひとつ自分にとって使いやすくなったオートバイは愛着が増して嬉しいですね。次回はこれまたSRと同じですが、荷掛けフックを工夫してキャンプツーリングの荷物を積載してみよう。

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