大人のBIKE CAMP vol.2  発売中〜。


リターンキャンプを始めるための“道具選びの参考書”をコンセプトにした〈大人のBIKE CAMP〉。おかげさまで約1年ぶりに第2弾の登場です。発売は9月6日。


あえて第1弾とそっくりなデザイン。

キャンプを始めるためのきっかけ作りがテーマだった第1弾に対し、第2弾では“道具の使い方と工夫”をテーマに据え、実際にいまバイクキャンプを楽しむヒト達を徹底取材。リアルな声を拾うべく、初春から各地のキャンプ場でゲリラ取材した“スタイルカタログ”は、道具選びの参考になるのはもちろん、多くのバイク乗りがいまキャンプに求めていること、そしてキャンプでしか得られない魅力を伝えてくれます。

[バイクキャンプ・ニューエイジ]

そこから見えてきたのは、誰もが工夫を楽しみながら“自分のキャンプを始めていたこと—バイクキャンプ・ニューエイジ—ちょっと懐かしくもあり、古くさい表現でもありますが……〈大人のBIKE CAMP〉の“大人”は、単なる高年齢ではありません。大人が“オトナの趣味”として楽しみ始めた新たなバイクキャンプの世界がここにあります。さぁキャンプのハイシーズン、秋から“大人のバイクキャンプ”を始めましょう!!

 

■STYLE CATALOG for RETURN CAMP
PART1「LIVING LOW」
“低く坐す”——大地をイスにテーブルに。

キャンプギアの進化はひと昔前まで粗野で味気なく見えていた“地べた派”を、「あえて地べたに座る」主体性をもったひとつのキャンプスタイルに変えました。歴史をさかのぼれば文明開化とともに西欧から入ってきた“椅子文化”。日常から離れ自然の中で過ごすキャンプにおいて僕らが求めていたのは日本人の本能に寄り添う!? “くつろぐ時間”だったのかもしれません。まずはLOW STYLEで楽しむバイクキャンパーのスタイルから見ていきましょう。“大地をイスにテーブルに”——ワイルドに見えていた“地べた派”にこそ、じつは丁寧で豊かなキャンプの世界が広がっているのかもしれません。

 


■STYLE CATALOG for RETURN CAMP
PART2「ON THE COT」
キャンプとはやっぱり“外で寝ること”だ。

雄大な自然の中でご飯&お酒を楽しみ、焚き火を眺めながらゆっくり過ごす。一般的にキャンプというと“寝るまで”が主役で、ついつい睡眠時間はおざなりになりがち。ところが聞こえてきたのは「若い頃はそれでもよかったケド(笑)」なんてオトナな声。おまけに僕らバイク乗りにとっては翌日の走りだって当然主役。銀マットの時代はとうに終わり、エアマットに喜んでいたのも束の間、バイクキャンプの最先端は“睡眠を大切にするキャンプ”!? というワケで、パート2は軽量コンパクトな“コットでいつでも快眠”スタイルを紹介。考えてもみればキャンプってそもそも“外で寝ること”ですもんね。

 


■STYLE CATALOG for RETURN CAMP
PART3「EASY BACKPACKING」
確かな積載とは、いつでも野営できる頼もしさだ。

九州・福岡で気軽に一泊キャンプを楽しむバイク乗りがいる。それこそ気の合う仲間と仕事が終ってからキャンプに出かけることもしょっちゅうだ。軽く走り、野営を楽しんだら朝イチでそれぞれの日常に戻る。彼らがどうしてこれほど気軽にキャンプを楽しめてるのかといえば、その答えは“たしかな積載”にある。車体の安定感にも寄与するサイドバッグは必携で、それ以外の荷物は暗い中での荷ほどき/設営時に苦労しないようシートバッグにまとめる。積載時点でそれぞれのキャンプギアは適切に仕分けられ、当然脱落の心配も皆無。安心・安定の積載もバイクキャンプを身近にする立派な道具なのだ。

 


■STYLE CATALOG for RETURN CAMP
PART4「MY OWN CAMP」
“自分のキャンプ”とは、自由な創造性にある。

ご存知のとおりバイクキャンプの楽しみ方は幾通りもある。旧車ならば“時代を合わせた積載”を、最新のレーサーレプリカであればいかにして荷物を積むか!? を考えるところからすでにキャンプツーリングは始まっている。好きなバイクでツーリングを楽しみ、少し足を延ばした先で一泊。キャンプをするためのバイクではなく、自分のバイクでもっと走りたいからキャンプも楽しむ。自分のキャンプとは「自分のバイクでキャンプをする」と決意するコトから始まるのだ。工夫に始まり、工夫を楽しみ続ける……自分次第で可能性が広がるからこそ、いまオトナがバイクキャンプに夢中になる。

 

特集スタイルカタログ以外にもギアカタログにおすすめバイク、汎用再度バッグカタログからコラムまで内容盛りだくさんです。お買い求めは全国の書店またはAmazonでよろしくお願いします。

 

〈目次〉

■Introduction「バイクキャンプ・ニューエイジ宣言」

■News & Topics 「バイクキャンプを一歩進める最新ギアセレクション」

■特集 

Part1「LIVING LOW」——ロースタイルに原点回帰。

Part2「ON THE COT」——主流派快適快眠コット泊。

Part3「EASY BACKPACKING」——気軽で手軽な野営のススメ。

Part4「MY OWN CAMP」——キャンプは自分次第だ!

■Gear Catalog

01:FROM “LOW GEAR”——バイクもキャンプも“ローギア”から。

02:GOOD “NIGHT” SLEEP——キャンピングベッド・コレクション。
03:GRATEFUL “DEAD SPACE”——“デッドスペース”ギア・カタログ。
04:NOSTALGIC STOVE——ベテランほど回帰するFUEL STOVEの世界。

■motorcycle for Easy RETURN-CAMP

・HONDA GB350——ジャンル・クラスを超えた“ロングディスタンス・ツアラー”の実力。

・YAMAHA TRICITY155——町からはじめて、旅へ。3輪コミューターの意外な可能性!?
・H-D PAN AMERICA1250——ハーレーが解釈したヨーロッパ的冒険バイクとは!?

■汎用サイドバッグカタログ



■column

「自然と道具と知恵くらべ」——黒田龍介(UNROOF)+Kawasaki W650

「キャンプと野宿のあいだ」——綾部悠樹(綾部珈琲店)+Yamaha TW200 / Kawasaki W1

 

 

[大人のBIKE CAMP vol.2]GB350でゆく、九州〜四国出張取材ツー。DAY5&6


お昼前に福岡を出発し向かった先は大分の佐賀関。四国までは約1時間で四国・愛媛の三崎港に到着する国道九四フェリーを使います。佐賀関で関サバ&関アジでもと思ってましたが到着したら「あと10分で船出ますよ!」と言われ、大急ぎで受付を済ませ乗船しました。

 


四国に到着したのは15時頃。翌日のカルスト経由の四国横断を考え、この日は大洲の街中からほど近いキャンプ場に行くつもりでしたが、コロナ渦の影響で予約ナシは入れないとのこと!? 平日だから予約ナシでも入れるだろう……と思ってましたが、今はダメですね。仕方ないのでホテル泊にし八幡浜まで移動。みかんゼリーを飲んで早々にじゃこ天とビールで乾杯し名物八幡浜ちゃんぽんでシメ。


たっぷり寝て5時起きで準備して5時半には八幡浜を出発。まずは大洲から国道197号を南下し、県道32→36号でカルストを目指してグングン山を登ります。



鬱蒼とした細い山道を延々走ると、周りの山々の尾根が見渡せる別世界に。

カルストを抜けると酷道の名を有名にしたR439、通称ヨサクで延々東へ向かいます。四国のちょうど真ん中を愛媛と高知の県境あたりから剣山を経て徳島まで抜けるR439はそれこそ何度も峠越えがあり、そのほとんどが県道と変わらないレベルのまさに酷道でした。道路に落石、苔は当たり前、道の真ん中でおっきなヘビにも遭遇する山道をひたすら200キロ以上は走ったでしょうか。


前日に八幡浜でガソリンを満タンにしてから徳島のキャンプ場まで341.5キロ。そのほとんどが峠越えの山道でしたが、GB350、驚異的な高燃費でした。残量メモリが半分しか減ってないのが半ば信じられませんでしたが、翌日徳島の街中でガソリンを入れ計算するとなんとリッター35キロ! 高速走行よりも高燃費。おそらく燃調セッティングにおいてスロットルオフでのエンブレ時は相当燃料をカットしているのでしょう。

以前、最新SRの燃調について取材した際に、「スロットル全閉時に大幅に燃料をカットしても適宜点火時期を調整さえすれば、過度にエンブレが効き過ぎるようなことはない」と開発の方も仰ってましたが、GB350もそうした燃調になっているのでしょう。また最新SRでは燃費を稼ぐだけではなく「ブレーキング時のノーズダイブを抑える狙いも含めて、エンブレの強さをFIセッティングにて適正化している」なんて話もしてましたね。

その点、GB350はスリッパークラッチを搭載しているので、エンブレに関してはもはや単気筒というよりツインのような穏やかさ。コーナー手前でのシフトダウンだってそれほど気を遣わずに操作できたおかげで、300キロ以上山道を走り続けたこの日の疲れもかなり軽減してくれました。

 


なんだかんだで2日ぶりのキャンプ。翌朝、GB350の撮影もしたかったので、広い敷地の山の上にあるキャンプ場を選びましたが、この日は風が強かったので岩陰にテントを設営。ムーンライトテントを使い始めて8年目にしてペグダウンするようになりましたが、ムーンライトテントは美しい!

設営してバイクとともに眺めるたびに「キャンプのための道具ではなく、アクティビティを支えるための道具」という、まさに“足るを知る”モンベル・スピリットに共感しながら惚れ惚れしてしまいます。


翌朝、荷物を降ろしたGBを軽く洗車し撮影。さらに積載時の撮影も終え京都へ向かいます。夜から強かった四国地方の風は依然収まることなく、鳴門大橋を渡る時の風速はなんと13メートル!! 本気で橋の途中で止まって座り込もうかと思ったほど恐怖でした。最近オートバイ乗ってて一番怖いのはほんと風ですね。


運よく明石海峡大橋では風が強くなく無事に本州に渡れました。そして向かったのはストバイ時代からお世話になっている京都のサカイクロン。


ストバイでも何度もレポートしてもらいましたが、サカイクロンの皆さんも’60〜’70年代の旧車でキャンプツーリングを楽しむオートバイ乗りばかり。今回は境さんだけの取材ですが、相変わらずCB72(77)に良い雰囲気で積載しています。


境さんがずっと使ってくれているのは、ストバイタンクバッグの超初期の白パイピングモデル。もう8年ほど前? この頃はタンクバッグは現在のDAY TRIP ver.1の一種類のみで、パイピングカラーを赤と白に変更したモデルを併売していたくらい。ファスナーもアルミタイプを使用してました。ずっと愛用してくれているのは嬉しいですね。

 


夜までダラダラしていたら、馴染みのお客さんの乗り換え&納車に立ち会えました。結婚式じゃないけど、納車ってなんだか良いんですよね。しかもドゥカティMHR!! 良い音してたなぁ。町屋作りの前でMHR……写真映えします。

 

 

 

 

[大人のBIKE CAMP vol.2]GB350でゆく、九州〜四国出張取材ツー。DAY4


キャンプの朝は早い。
昨夜は深夜2時頃まで飲んでましたが、7時過ぎにはみんなモゾモゾとテントから出て来てコーヒータイム。のんびりしたいところですが、ここからが取材の本番。二日酔いでダルい身体にムチを入れ5人のキャンプスタイルの話を聞き、撮影していたらあっという間にお昼前でした。みんなと解散した後は、牧のうどんでお昼ご飯。せっかく西日本まで来て冷やしうどんなんて選択肢は基本ナシですが、この日も気温は30度超え。あまりの暑さについ頼んでしまいました。ゴボ天付き。


その後向かった先はW1乗りのマスターが営む城南区の綾部珈琲店。綾部クンも以前何度もストバイに登場してくれている古い仲。そして“キャンプに近い野宿”を楽しむライダーでもあるため取材です。テーマは「キャンプと野宿のあいだ」。こちらも詳しくは9月発売の「大人のBIKE CAMP vol.2」をお楽しみに!! コーヒーも最高ですので近所の方はぜひ……って福岡近郊の方はもう知ってますよね。

 


取材をひと通り終えたら近所の銭湯までひとっ走り。同じくらいの距離にスーパー銭湯もありましたが、できれば昔ながらの銭湯がいいですね。全国共通の雰囲気ながらちょっとした設備の違いが面白かったりします。

 


さっぱりして綾部珈琲店に戻ると不良なトライアンフが降臨。ストバイ読者にはおなじみ「不良の鎧」こと「KATS ARMOR」の眞龍さんです。今夜は綾部珈琲店の2階で久しぶりの再開を祝して宴です。


豪華なお寿司と博多バージョンの黒ラベルで乾杯。懐かしい話から最近のバイクシーンの話、さらにライディングの話までこれまた話題は尽きることなく深夜まで。いやぁ楽しかった。福岡は相変わらず濃いオートバイ乗りばかりです。


翌朝、極上のモーニングコーヒーを頂いて四国へ向けて出発です。初日から天気に恵まれ感謝ですね。

 

↑PageTop