ここんとこのカムアウト1-SR本

ストバイを昨年終わってしまって4ヶ月、僕もシバハラもノンキに過ごしているのか?とギモンに思われたり、心配をしていただいたりと、これまでの読者さんのお便りをそれなりいただいていたのですが、情報が少なくて申し訳ございませんでした。

何しろ、僕の場合は34年、シバハラにしても16年も、オートバイ雑誌の仕事しかしたことがない2人ですんで、そりゃ21年も続けたストバイを終えても、やっぱりオートバイ雑誌を作るしか能がないので、この4ヵ月、イチから企画を考え、ストバイではない、でもちょっとストバイのような雑誌を作るべく活動してまいりました。そんでもって、昨年暮れには2つの企画が通り、年明けから2冊のオートバイムックを作ってきまして、それがようやく実を結んで発行されることになりました。

エイ出版刊エイムック「the Sound of Singles SR vol.9」3月23日発売/1500円+税

そのひとつがコレ……3月23日発売のエイ出版ライダースクラブ別冊「the sound of singles SR vol.9」です!! これは、ライダースクラブでこれまでの10年ほど毎年出してきた別冊ですが、昨年はエイ出版でのタイミングとか予算が合わず、発行を見送られていたものだったんですが、なにしろヤマハSR400の2019年新型車の激変ぶりに驚いた僕らとして、「今年は誕生40周年とゆーコトもあるし、何しろ内容の進化ぶりが濃いからやりましょう!」と持ちかけ、ナントカ発行に漕ぎつけてもらったものです。内容的には、これまでのライダース別冊の流れもありますんで、同編集部にも参画してもらう共同編集のカタチで、僕らは巻頭特集をはじめ全体の8割りほどを編集制作しました。

ポイントは“大人SR元年”として、今こそ“ワケ知りの大人が乗るオートバイ”こそSRだとしたことです。その新型SRの中低速トルクの激変ぶりが間違いなく、飛ばさずとも単気筒エンジンを堪能するポイントになり、さらに40年も多くのファンに愛されてきた“SRの真髄”を感じて楽しめるオートバイとして認識/堪能してもらいたいと思って編集したところです。そのために、我が師匠、齢オーバー70ながらライディングは正確無比の根本健さんを担ぎ出し、SRについて少々濃ゆいハナシを展開してもらいました。ココの部分は、SRファンやSRユーザーならずも、昨今高年齢化の一途をたどるオートバイ乗りに一読していただきたい内容とも思っています……やっぱり、オートバイに乗る高年齢(含リターン)ユーザーに、今こそオートバイの楽しさの幅も奥行きも堪能してもらってこそ、次世代への広がりに繫がる!! と信じてやってきたことに間違いはないと、ネモケンさんの本気のインプレに感動した次第です。

元GPライダーにして長年ライダースクラブ編集長を務めた、我が師・根本健さんの深い巻頭インプレ

単気筒のしくみを理解すると、百発百中のキックスタートが当たり前になる!?とゆーハナシ。

 

そして、もうひとつの企画は、サンエイCorp.(旧三栄書房)より4月5日発売のサンエイムック「カワサキWエストレヤの世界」です。コレについては、また発売日がきましたらお伝えしましょう。

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