メグロ、欲しくなっちゃいます。

こないだの日曜日4月14日、W1クレージーズ泰山会長からのお誘いもあって、東京葛飾区にある水元公園駐車場で開催されました、メグロミーティングに行ってきました。ここのところ、Wの方の人気が高まって、メグロ方面の元気がないのでは?と心配した泰山さんが、メグロミーティングの主催でもある国井俊男会長を励まそう!という副題つきで、正式には「第13回メグロミーティング」を急きょ開催したわけです。

そんな感じでしたので、メグロ製歴代モデルは当然のこと、カワサキメグロ時代/川崎航空機時代のSGやK2の参加もOKではありましたが、「W1系が大挙して集まると、主役を奪っちゃうかもしれないから、今回はメグロでないオートバイでの参加者はW1系以外で来てね」という泰山さんの心配りがありました。で、僕的にはW650はどうなのかな?と思ってたら、「W650/800はイイよ」と泰山さん。W1のような音出しますけど…と念押ししたら、「大丈夫! ほら、W1系は(年式や存在感が)近い感じだからさ。音の問題じゃないんだよ」と含蓄のあるお言葉をいただき、では!ということでW650で、10時開始に間に合うように水元公園に向いました。

都内にこんなに大きな水場と緑地の公園があるとは!…とビックリする規模の葛飾・水元公園の、これまた大きな駐車場に一角に集結した“メグロ”は16台。僕はメグロのことはあまり詳しくないのですが、’50年代に製造されたZ系(500cc単気筒)やS系(250cc単気筒)、’50年代後半に登場したT系(650cc2気筒)、そして’60年代になって登場のK/K2(500cc2気筒)そしてSG(250cc単気筒)などが揃い、その大半がレストア/再塗装&再メッキが行き届いていて、調子もよくピカピカでした。とくに、メグロオーナー世界最高齢82歳(…泰山さん推定)の佐藤さんのZ系のエンジンがかかると、排気脈動の“引き込み音”の混じった“ド、ド、ド+ニョコ、ニョコ、ニョコ”という、いかにもメグロ単気筒独特の排気音が印象的でした。そして副題でもあった国井会長も終始ニコニコで、泰山さんの目標も叶ったようで何よりでした。

泰山さん推定の世界最高齢メグロオーナー佐藤さん

夕方から天候が崩れる予報でしたので、お昼過ぎには解散してみなさん元気をメグロ音を奏でながら無事に帰路につかれたようでした。それにしても、アノゆったりとクランクが回って、トッコトッコと走るメグロ感……ちょっと欲しくなりましたケド、W3の面倒もしっかりみれないようじゃ、ダメですね。

こちらにも、メグロK2とSGやW系との関係などのハナシ出てます/サンエイムック「カワサキWエストレヤの世界」1200円

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