最新号GO OUT連載ストバイは、カワサキZシリーズを貫く“ZAPPER”コンセプトを紐解く!?


先月カワサキから発表されたZ650RS。


その昔、“ザッパー”の愛称で親しまれた初代Z650Bのカラーリングとともに発表されたため「ザッパー復活!?」や「ザッパーならば4気筒じゃないと…」などなど……多くのZ & 旧車ファンのあいだでも話題になりましたが、じつはカワサキがZ650Bを指して公式に“ザッパー”と名乗ったことは一度もない!? のです。

風を切って走る音=ZAPを由来とする”ZAPPER”とは、そもそもZ1登場前の1960年代後半〜’70年代のアメリカの4ストローク大型車市場で潜在的に求められていたカテゴリーで、要は“信号から信号までを速く走れる、軽くてパワーがあるバイク”を指してそう呼ばれていた、といいます。

それこそ1968年に登場した2スト500ccのMACH IIIは「ザッパーとして完全に割り切ったからこそあの強烈な個性が生まれた」なんて当時のカワサキの方々も回顧しているのですが、そんなカワサキがまったく新しいシーンを切り拓くべくデザインも含めて“ザッパー・コンセプト”に本腰を入れたのがZ1だったのです。

 

 



というわけで、最新号のGO OUT連載STREET BIKERS’のテーマは「PHILOSOPHY OF THE KAWASAKI “Z”」。

 


現行の並列2気筒ネイキッドモデルZ650をベースにしたZ650RS、そうした“ザッパー・コンセプト”を踏まえて見直すと……やっぱりちょっと気になってしまうのです。

 

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