5月24日発売のSB161/7月号で登場いたしました[BAGG×SBタンクバッグ]はこれまたおかげさまで、デリバリー前ながら2日1個強のペースでご注文をいただき、誠にありがとうございます。
ま、そもそもの発端は、僕がかなり以前からタンクバッグ愛用者で(…ただし最近はシートバッグとして使ってますが)、’60年代初頭からあった“コロナタンクバッグ”の愛好者でもあったワケです。そして昨年、かなり古いコロナ“ラグビーボール型”タンクバッグを偶然安価で手に入れ「やったー!!」と思ったのですが、いざW3やW650に付けてみると、タンクの上でもシートでもイマイチ…うーん。もっと古いバイクだと似合うんだな…と思って知り合いに譲ったのです。しかし、ツーリングで初めて通る場所で、タンクバッグに入れた地図/ツーリングマップル(昭文社刊)を見るのに、いちいち停まって降りて出して見て覚えて、また跨がって走り出し5分もするとポイントとなる交差点の地名を忘れて、また停まって降りて…を繰り返すのにいい加減嫌気がさしていたトコロでもあったわけ。「こーゆー時に丁度良いサイズのタンクバッグがあるとイイんだけどなぁ」と諦めきれず、ありとあらゆる用品メーカーのサイトをあたり、この[BAGG]さんにたどり着いたというわけです。そしてコレのお陰で、今回掲載のツーリングは本当にラクになりました。だってイチイチ降りずにすんだわけだから。
さて、ではこのタンクバッグはどんなバイクにフィットするのか?(…機能面はもとよりカタチ的にも)が気になって、出かけた先で実際にいろいろなバイクに載せてみるのですが、「そーだ!!種類がいっぱいあるバイク屋さんにいけば!!」と思い、いつもお世話になっている東京・小金井にあるTRカンパニーさんで装着写真を撮らせていただきました。チェックポイントはタンクの長さとタンクキャップの位置。するとどーでしょ!! そもそも H-Dスポーツスター専用としてデザインされたこのバッグが、いろいろなバイクに似合う似合う!! イイ感じじゃないですか!!(…最後のST250はキャップが小径なのでスポーツスター用SMALL-RING仕様でいいかも) つーコトで、引き続きご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
速報としてはもうひとつ!! じつは、僕は[BAGG×SBタンクバッグ]を手にして以来ちょっとした用事でも、手帳やタバコ、デジカメなどをポケットに入れたり首に掛けたりせずに、このタンクバックに入れて出かけるようになったのですが、いちおー超零細企業の社長でもあるので銀行に出かける用事も多く(…預けるより出すばっかり)、銀行通帳も入れたりするワケです。その際、マグネット装着式タンクバックなので磁力の強いマグネットが使用されているために(…バッグ側には鉄製カバーをして弱めてあるといっても)、“取り扱い説明書”にも明記してあるように“磁気”の影響には気を遣って、バッグ底に大きめの手帳やタオルを敷いてマグネットとの距離を設けるようにしてきて、実際それで通帳が読み取り不能になることはなかったワケですが、根っからズボラな僕的には「まるで気を遣わずに使うことができないものか?」と考え、バッグ底にスポンジゴム(ネオプレーンゴム)を敷く研究&実験を重ねました(…5mm/10mmの2回だけだけど)。その結果、10mm厚のスポンジゴムだとかなり磁気が弱まり、以来大して気も遣わず通帳をはじめデジカメもUSBスティックもブチ込んで愛用しています。その後、BAGG社長・古瀬さんに報告しますと「マグネットから10mmも離せば磁気の影響はほとんどなくなるハズですよ」とのコト。もちろん、私的なぶっつけ研究でしかないので保証の限りではありませんし、10mm底上げ分の容量が減るので(…といっても僕はまるで気にならない)、ご使用の際には各自の判断や節度にお任せしますが、ズボラな僕的には効果大だと実感してます。材料のスポンジゴムはお近くのホームセンターのゴム素材売り場に大抵あり、値段も30cm×30cmのもので400円前後…“ひと手間かけてより良い暮らしを”…的な報告です。ちなみにこれを機に、近くにホームセンターがなかったり“買いにいくのメンドーだな”という方のために、このゴム素材をSBストアサイトでも扱うか、現在検討中です。でも、フツーに売ってるモノまでわざわざ扱うものナンだけどね。それでは/YAS