異常降雪のあと、昼はポカポカ、夜シンシン…な日が２〜３日続いた週末の深夜、「いまから出ます」などというFBにアップされているのを見てしまった。7分前だという。いまから自分も出れば間に合うな……と思ったらムズムズ。無視したところでバレるわけじゃないし、あとで“いいね!”ボタンでも押しとけば義理はたつ…かぁ? そんな義理は別にだれも求めてないワケだし、何しろ、自分に義理が立たないものだ。などと深く考えている自分がバカバカしくなるのだが、そうさせる＝ちょっと躊躇させるぐらい、シンシンと寒い夜でもあった…フーム…でも、やっぱ走りたいわ…午前0時を回ってから、ダウンを着てヘルメットをかむり、ウインターグローブの中にインナーグローブまで仕込んで、温い部屋のドアを開け、寒気の中にいざ出陣だ。

いつもの場所にだれが何人来てるかわからないし、行ってみたら皆はとんぼ返りしてるかもしれないし……ま、そんなコトはどーでもいい。♪走り出したら止まらないゼ、土曜の夜の天使さ♪…的な盛り上がりでもなく、昼間に洗車＆整備したW3の“洗いざらし”感を楽しみつつノンビリ。行ってみると、いるわいるわ10人余りの物好きオートバイ乗りたち（…若干1名は読者もお馴染みの女性。寒い方へ行っちゃうヒト）が。お、そーだ、“音速”という名のバイクに乗り出した“青春はバイクとともに”クンもいるじゃん。あ、この寒い中“革１＋Tee１”クンも変わらず来てる。

何が目的か…よく分からないし、そんなコトどうでもいいけど、言い出しっぺがひとりいたから始まったサタデーナイトラン。だれも強制しないし、さほど誘い合いもしない、来れないときだってあるだろうし忘れてる日もあるだろう、「お！」と思って走りたくなったヒトだけで走る“”土曜の夜の…”何だろう。「で?」「ウーム、めーらん?」「いいね！」「オレはやめとく」「おう、じゃあね」…帰るときも同じ感じ。

腹いっぱいになってカラダの中から温まり、さらに気持ちよく走って帰るだけ……どこの誰にも結構あるハズの、本当に何気ない週末の日常……というには、今夜はやっぱりちょっと寒過ぎたけどね。