モーターサイクル発祥の地、イギリスでは古くから使われているコトバ……
[MOTORCYCLE MAKES A MAN]
「モーターサイクルは乗り続けることで一人前の男を育てる」……といった意味を持つこのコトバは、伝統を大切にするじつにイギリスらしい深い意味を持つ格言のようなもの。たしかにツーリングひとつとっても、整備ひとつとっても、はたまたスポーツ・ライディングにおけるバイクの動きや構造を理解することも……どれも普段の生活ではなかなか得られない体験や感動を与えてくれます。
というワケで、イギリスが“モーターサイクル”ならば、僕らは“オートバイ”ってことで、4〜5年ほど前から誌面上で使い始めたコトバが[AUTO-BY MAKES A MAN]。僕ら自身、日々オートバイから学ぶことが多く、その真髄は一生かかっても味わえ尽くせないかもしれない……なんて本気で思いながら、その魅力をひとつひとつ読者のみなさんと共有し楽しんでいけたらと思っているワケですが……とにかくこの格言の意味が気に入り、作ってしまったのが下のトレーナーとTシャツ。
おかげさまで、ぼちぼち好評で嬉しいなぁと思っていたら、秋のトレーナーシーズン突入とともに、トレーナーのネイビー&グレーが2色ともL & XLサイズが売り切れてしまい!? ご迷惑をおかけしました!! お待たせしておりましたが、昨日ようやく再入荷しました!
ちなみにパーカではなくトレーナーで製作し、スウェットではなく“トレーナー”と呼ぶところも“オートバイ感”を追求したこだわり!? なんです。’60〜’70年代の日本のオートバイ雑誌を見てると、トレーナー姿のオートバイ乗りがよく登場していたり、アサマミーティングやW1ミーティングといった歴史ある旧車ミーティングでは毎年、オリジナル・トレーナーが販売されていたり……はたまた旧車クラブのチームアイテムなんかでも見かけるのはやはりトレーナー……昨今、ファッションアイテムとしてはややご無沙汰ですが、オートバイ乗りの1着としては英国感覚じゃありませんが、歴史と伝統を感じられるモノだったりするんです。
オートバイとともに“男”になる……この秋はそんなプライドを背中に背負ってみてはいかがでしょうか?
ちなみにブログ最初で見せたこのコーチJKTは、この秋、試しに製作した[AUTO-BY MAKES A MAN]シリーズの新作のコーチJKT……ですが、じつは本製作するかどうか思案中。この時期、小さく丸められる薄手のコーチJKTは1枚持っていると、朝晩の肌寒いときやツーリング中で山道に入ったときなど、雨風や寒さを防ぐのにかなり便利で使えるアイテムなので、僕らの中では春&秋に重宝する“定番”なんですが……世間的にはあまりニーズがないようで…。価格はおそらく8500円〜1万円のあいだでしょうか!?反響次第で考えようと思いますので、署名運動じゃありませんが我こそは! なんて方はメールでも頂ければ幸いです。
とにもかくにも旧車感溢れるトレーナーをこの秋1枚どうでしょうか!?