1週間ほど空いてしまいましたが、バックナンバーフェア絶賛開催中というワケで、今日は”GT” 3兄弟-次男坊(2012年11月号)、そして末っ子(2013年11月号)をご紹介。
まずは2012年11月号。この号では1970年代にオートバイの世界にも”GT”の名を冠したSUZUKI GTシリーズのなかからGT550をフィーチャー。旧車會系人気も手伝い、旧車ミーティング等でもオリジナル度の高い状態ではなかなか見かけない380/550シリーズですが……その人気の秘訣はやはり’70年代にオートバイの世界にも飛び火した「”GT感”の追求」だったのです!? (この先は読んでのお楽しみ) しかしTRカンパニーさんのお客さんにお借りしたこのGT550は見とれるほど極上でした!
またデザインに秘められた”GT感覚”を理解するべく、二輪版”GT”の旗手、HONDA CB750 Fourを、同時代に同様に”GT感”を追求していた国産の4輪とともに紹介。見れば見るほど見えてくる!? その共通感覚は’60年代後半から’70年代初頭(オイルショック)にかけて訪れた、10年に満たないわずかな期間にのみ輝いた新感覚。
そして特集のシメでは、実際に”GT”とはどういった感覚・価値観なのか!? を信州の山並みとともにKAWASAKI W650で探求。
「気軽に出かけられる頼もしい相棒」があれば、次の休日が”GT感覚”に浸れる1日になるかもしれません。
そしてGTシリーズ最終章は、GT-IIから約1年後の2013年11月号GT-TWIN”で一応完結。
この号では、並列二気筒エンジンが秘めたる”GT感”に迫るべく、ユーザーの声から始まり、トライアンフ/カワサキW1/ヤマハXS650といった、ほぼ同時代を共にした3台のクランクを解析しています。それぞれ開発意図が違ったとはいえ、共通する”360度クランク”、”並列二気筒”、”650cc”エンジンが生むトルクフィーリングの魅力は一体どういったモノだったのか!? に迫っております。それぞれのオーナーさんはもちろん、これからどれかに乗りたいと考えていた方は必見です。
また、RIDE WORK methodスペシャルと題し、トルクを生み出すエンジンの要のひとつ、爆発感覚についての解説では、なぜ360度クランクのツインエンジンが“イイ感じ”なのかが理解できますヨ!
ちなみに同じ号の巻末[OLD DAYS NOW]にてYAMAHA GX250SPなる希少車もフィーチャーしております。
おまけにテレビショッピングじゃございませんが、GT-TWINの次号にて、クランクについての補足も展開しておりますので、併せてお楽しみ下さい。ちなみにこの年の秋の旧車ミーティングを特集したSB164(2013.1)はもちろん旧車ファンにはたまらない旧車満載号でございます。
GO→GT-TWIN補足(meet the SPIRITS of MOTORCYCLISTS/SB164/2013.1)
そして、そんな3年にわたる”GT感”の追求の末に誕生したのが、絶賛発売中の”GT” Tシャツ……はい、宣伝が過ぎましたね。気になった方はwebshopをご覧下さい。