[SR500F.I.]メーター不調はまずケーブルを疑え!?


こちらは、ステアリングヘッドのベアリング交換と同じ日に交換したスピードメーターのケーブル。[右]がこれまで使っていたケーブルで[左]が新品。この症状は以前YASもW3で経験していたメーターケーブルの“伸び”。じつはSRもスピードメーターの針の動きがフラフラするようになってきて、いよいよメーター壊れたか!? と焦っていたのですが、「まずケーブル疑ってみた方がいいよ」とのことで確認するとこの差!!

ちなみにこの頃は、まだこの事実に気づいていませんでした!

 

こちら納車以来、8万キロ使い続けたスピードメーターケーブル。下端部を押し込み、上端部から飛び出た部分を計測すると約2.5cm。

こちらは新品のケーブル。古いケーブルと同様の状態で上端から飛び出したケーブルの長さを測ると、約2.05cm。その差、なんと0.45cm!!

下端部をしっかり押し込み、上端部から飛び出たケーブルの長さを測ると新品は約2.05cm、これまで使用していたケーブルはなんと約2.5cmだった!! つまり自然に4.5mmも伸びていたということ!! 太く硬いケーブルが伸びるなんて!? と半ば信じがたいですが、W3でもSRでも伸びたのは事実。そして針の動きに悪影響を及ぼしていたのは、やはり伸びてしまったケーブルのようで、新品に変えると正常な動きに戻ったのでした。


じつは現在、スピードメーターが白文字盤でタコメーターが黒文字盤。僕が乗る2010年式の純正は白文字盤で、2013年モデルに採用された黒文字盤に交換していたのですが、今年のはじめにスピードメーターの針がフラフラするようになり以前の白文字盤に戻していたのです。でもよくよく考えると、メーターをバラしてないから分かりませんが、それも“伸びたケーブル”の仕業かもしれませんね!? たしかにメーターケーブルは納車以来、一度も交換したことはない…。

 

メーター類は新品でそれぞれ約3万円ですが、各ケーブルは約2000円程度。このまま走っていたら白文字盤のメーターまで壊してしまったかもしれない!? ということです。走行距離を見ながら早めのケーブル交換が吉ですね。