[SR500F.I.]富士山一周キャンプツー。その1「積載荷物編」

タンクバッグはLONG TOURタイプのLLサイズ(セミオーダー/赤パイピング)。サイドバッグは左側にLARGEサイズ、右側にスタンダードサイズの二刀流。ストバイ編集部イチ推しのバイクツーリングにおける“ニューノーマル”。積載量に応じた自由なバッグのチョイス。道具に左右されない主体性こそ、面倒な積載を楽しむ秘訣かもしれません。

先週、久しぶりに仕事抜きでソロキャンプに行ってきました。

9月に発売したムック本「大人のBIKE CAMP」を作りながらついついポチッと新調してしまった道具も使いたいなぁ……なんて思っていたら1泊キャンプなのにそれなりの荷物。自画自賛になりますが、片方にはLARGEサイズ、もう片方にはスタンダードサイズサイドバッグ二刀流がかなり良い塩梅でした。

[上段左から]サーマレストのマット/モンベル・ムーンライト1型/ヘリノックスのチェア/ワイズギアのオーバーパンツ/イスカの3シーズンシュラフ/ユニクロのライトダウン/SOLのエマージェンシーヴィヴィ[下段左から]SOTOのテーブル/冒険用品のテッパン/SOTOのサーモスタッククッカーコンボ/SOTOのレギュレーターストーブ(緑のポーチ)/ヘッドライト&ランタン(青のケース)/STCのピコグリル(焚き火台)/焚き火用うちわ

上の写真はSRに積載したキャンプ道具(収納状態)。手の込んだ調理をするワケじゃありませんが、この時期、防寒を考えると意外と荷物は増えてしまうもの。氷点下まで耐えられるダウンシュラフでもあれば良いのですが、平気で4〜5万するシュラフはそうそう買えません。やはり一年中使える3シーズンシュラフ+走行中の防寒にも使えるオーバーパンツ+ライトダウン系での防寒がおすすめです。

LARGEサイズのサイドバッグの横幅は約40cm。ウインカーの後方移設が効いてます。

リアウインカーを後方移設したことで、LARGEサイズも難なく装着。以前のブログでも紹介していますが、ドイツ仕様の純正ウインカーステー付きテールランプブラケット、今こそ復活させて欲しいパーツと思いますが、ヤマハさんいかがでしょうか!?


サイドバッグLARGEのウリの一つが、“使いやすい”大型サイドポケット。この日は片方には水筒とアルコール燃料。もう片方にはカセットガスを収納しました。

ほとんどの道具&装備はサイドバッグに収まるため、リアシートの上にはテント&イス、そして軽いサーマレストのマットはフェンダー上に括り付けます。その狙いは積載荷物の重心を低くすることと、買い出しやキャンプのゴミ、そしてお土産等を括る余裕を持つこと。

 


ちなみにモンベルのムーンライトテントには、ヘリノックスのイスを括り付け、袋にはSOTOのテーブル(フィールドホッパー)を収納しています。“同じ長さ”の道具を一緒に収納することも、安心&安定した積載をするためのポイントですね。

 

上の写真はキャンプでのゴミを積載した翌朝の状態。基本コンビニ袋にゴミをまとめると思いますが、コンビニ袋のゴミを積載した状態はとにかく見た目がワルい。せっかくの良い景色の前で愛車と共に写真……なんて時にも気持ちが萎えてしまうため、エコバッグ等でさらに覆ってみましたが、これ良いですね。家に着くまでゴミを積んでいることすら忘れてました。

 

 

 

 

走ると寒いですが、標高が高くなるにつれ木々の葉っぱはところどころ赤く染まり始める季節。グラデーションのような紅葉と青空のコントラストはほんとにきれい……なんて思いながら、こんなことに喜ぶなんて歳をとったのかなぁとしみじみ感じたツーリングでした。

普段と順番が逆ですが、次回はタイトルのとおり、あらゆる角度から眺めてみた!? “富士山一周”ツーレポです。