わずかなサイズUPですが、NEWシートバッグの積載力がずいぶん増したというワケで、以前からやってみたかった「キャンプツー・スマート積載」を試してみました。
要するにサイドバッグLARGEを両サイドに振り分け、リアシート上にはシートバッグのみという構成。リアシート上にキャンプ道具を括らないで済む利点としては……
①ツーリングコード等が不要なこと
②雨天時の対策が容易なこと(シートバッグは専用レインカバーを付けるだけだし、サイドバッグ内は天候が怪しい場合内側でゴミ袋にて養生)
③リアシート上の積載が一つになることで、脱落等の心配がないこと
④着座位置スペースを通常通り確保できること
⑤ツーリング中にシートバッグ内の荷物出し入れが容易なこと
これまでリアシート上にキャンプ道具を括ってきた僕的には、②と⑤はメリット大ですね。
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さて、スマート積載で実際にどれだけの荷物が収納できたか見ていきましょう。
まず車体右側のサイドバッグには、テント、コット、テーブル、イス、そして背面の内ポケットに焚き火台を収納しました。テントはモンベルのムーンライト1型(一人用)ですが、今シーズン新調予定の、二人用のムーンライトテント(新型)は、二人用でも旧1型よりコンパクトだからさらに余裕できそうですね。
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車体左側のサイドバッグには、小物系のギア等をまとめた2つのバッグとシュラフ、着替え、防寒用ウインドブレーカーを収納。また片方のサイドポケットに燃料×2収納しています。
小物系ギアバッグ①には、サイドテーブル(SOTO/フィールドホッパー)に、ガソリンストーブ(オプティマス/スベアストーブ )、コッヘルセット(SOTO/サーモスタック)、そして調味料や革手袋、小型スピーカー等。
小物系ギアバッグ②には、スキレット(ニトリ)にシェラカップ(SOTO)、キッチンペーパー、ナイフ、カトラリー、ライト関係、アルミホイル、水用の袋といった道具を収納。どちらもまだ少し余裕がある状態にしています。
基本的にいつもの使うキャンプギアのほとんどがサイドバッグに収まったため、シートバッグにはクーラーバッグのみという余裕のある状態。サイドバッグに計4つあるサイドポケットもまだ一つしか使ってないので、こちらも余裕はあります。
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ラージサイズのサイドバッグを使っていると、シートバッグのドリンクホルダーの“すわり”も良い感じです。
天候的にレインウェアも必要な時は、シートバッグ上のベルトに括ればOK。シートバッグは左右に拡張もできますし、ツーリングネットを一つバッグに入れておけば、不意に増えた荷物にも対応可能です。
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荷物がスマートに積載できると、その分、道中の走りも存分に楽しめます。振り分けサイドバッグ&シートバッグを使ったスマート積載、この夏ぜひお試しください。