編集部ご近所さんが乗るファイナルエディションのSR400。初めてのオートバイとのことで、まずは安心して走れるようになるのが先決と、純正ノーマルのまま楽しんでいましたが、編集部に来ては色々と話しているうちに旧型(キャブ用)の純正マフラーを付けたくなったようです。
というわけで、先日、まずは試してみればと、編集部にいくつもある旧型マフラーの中から一つ試着してみました。見た目はもちろん最高で、あらためて旧型マフラーの車体への寄せ具合に惚れ惚れしてしまいます。
少しマニアックな話になりますが、装着したサイレンサーは初期型2J2刻印のもの。3種類ある旧型サイレンサーの中では、時代的にもっとも抜けが良い(排気音も大きい)タイプです。というのも、格段にUPしていると聞く、最終SR(いわゆるインジェクション2型)のコンピューターの補正能力を試してみたかったのです。もうここからは完全に僕個人の好奇心ですが、もちろんオーナーさん了承済み(笑)
サイレンサーを交換しエンジン始動後、1〜2回はスロットルを開けた後にアフターファイヤーが出ましたが、その後はどれだけ回しても出ません。もう補正開始? と驚かされますが、どれだけ回転数を上げても出ないものは出ないのです。もう10年以上前の記憶ですが、僕が乗るインジェクションSRの1型(2010-2016)は、ここまで補正能力は高くなかった気がします。作業途中から雨が降ってきたため、僕の試走距離は数十メートル。当然ながら日常走行に問題はなさそうなことを確認し、あとはしばらくオーナーさんに乗っていただいて、また結果・感想を聞きたいと思います。補正能力次第では、これまでの最終型のFI純正マフラーと、体感的にはさほど変化なく乗れるのでは!? と期待しています。
キャブ時代のマフラーはネットオークションでも程度の良い中古がたくさん出品されています。FI乗りの方はみんな、まずサイレンサーを変えればいいのになぁ……とは、2010年にインジェクションのSRに乗り始めた頃から思っていました。なにより、マフラーが変わるだけで(変わるといっても少し前の純正ですが)、よりスリムなSRらしさが強調されますからね。旧型サイレンサーのアクスルシャフトの部分を凹ませたってストーリーもSRならではですし。ちなみに僕は納車日にSR屋さんへ行き、ショップの奥に転がってた旧型マフラーに交換していました。
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