Rest in peace “Mr.Lewis Leathers” Derek Harris

 
〈Lewis Leathers〉のような偉大な歴史をもつメーカーの大変なところは、常に過去の作品を超える、または負けない魅力を作り続けること。

オートバイも洋服も、過去に名作があればあるほど、現行品の肩身が狭くなることが多い世界。理想は、現行もビンテージもどちらも好きになってくれること。でもそれが一筋縄ではいかないことは、作り手の誰もがわかっている。

でも〈Lewis Leathers〉はそのムズカシイ課題を見事にクリアしたメーカーのひとつだった。

その一番の理由は、ルイス率いるデレックの異様なまでのマニアックさとこだわり。それは各アイテムはもちろん、ショップの内装や雑誌広告のデザインひとつとっても感じたことで、ショップに一歩足を踏み入れれば、ジャケットを手に取れば、一気にその“伝統のルイス”の世界へ連れていってくれた。

僕ら日本のユーザーにとっては、ストバイ読者にはおなじみのROLLチームが国内での展開を担ったことも、〈Lewis Leathers〉を“文化とともに”知れた大きな理由だった。

いずれにせよ、50年も60年も前の偉大な歴史に憧れて、いま革ジャンを買いにいってもその期待が裏切られることなく、むしろその歴史に仲間入りした気持ちにもなれるレザーウェア・メーカーは〈Lewis Leathers〉くらいじゃないだろうか。

〈Lewis Leathers〉を紹介できたことで、ルイスをどう表現するかと試行錯誤したことで、ストバイ誌面にも少しは“英国の風”を吹かせられたのかもしれない。ストバイ20周年の時は特製キーホルダーの付録にも快く協力してくれたデレック & Lewis Leathersありがとうございました!!


Rest in peace Derek Harris(Lewis Leathers)