最新ムック「W TOURING」W1が教えてくれた“大人”のツーリング。12月5日発売です。


これから冬……だからこそのツーリングムック作りました。

タイトルは、
『W TOURING』
W1が教えてくれた“大人”のツーリング。


昨今SNSの普及とスマホの進歩によって、オートバイユーザーのツーリング記事を多く目にしますが、SNSには出てこないオートバイ・ツーリングのドラマを、誰もが持っているものです。

そこで、旧車ダブワンと長く付き合ってきたユーザーたちならではの想い・考え方・エピソードに触れることで、決まりきった写真展開だけのSNS記事の奥に潜む、様々な“情景”に触れてもらおうと企画しました。


1966年に登場したカワサキW1シリーズは、初の国産大排気量オートバイとして当時多くのオートバイユーザーに「さらに遠くへ」と夢を抱かせたモデル。そんな一台と長年ツーリングを楽しみ続けるユーザー達の話には、どこかオートバイ・ツーリングの普遍的な魅力があるようにも思えます。

掲載されているレポートはユーザー本人の手記、そして使用する写真もユーザーのスマホなどで撮影したものばかり!? という新感覚“ユーザー・ツーレポ”ムック。乗れない季節の脳内ツーリングをお楽しみください。

 


#Wtouring #12月5日発売 #ストバイ #ツーリング #昔のオートバイ雑誌には必ずあったユーザーのツーリングレポート

たまに聞かれる……クラシックサイドバッグの取り付け方法。


たまに問い合わせや質問があるサイドバッグの取り付け方法。先日、お客さんに説明するために写真を撮ったので紹介します。


基本的にバッグのショルダーベルトをグラブレール等に引っ掛けるだけ。もちろんグラブレールでなくても、サスペンションの付け根やフレームだって構いません。要は付けばOKなワケです。

こうしたごくごく簡単な取り付け方法を採用した理由は、容易な脱着高い汎用性、そして、二輪用サイドバッグがなかった時代、多くのバイク乗りが軍モノBagを工夫して取り付けていた雰囲気を再現するため、です。


また好みに応じて装着位置の高さを調節できることも利点です。もちろん負荷のかかるベルト取り付け部分等はしっかり補強してありますので、パンパンに重たい荷物を入れて長時間走行してもベルトが切れる、ほつれる等の心配はありません。

専用パニアケースのようなシステマチックな積載の魅力もありますが、ストバイ・サイドバッグのようなミリタリー・テイストであれば、こうした簡易的な装着であればあるほど“自然なリアリティ”があるように思うんです。


とはいえ、オートバイ用の設計ですので、空荷に近い状態で走行風に煽られないよう、バッグ背面には車体と固定するためのループベルトを取り付けておりますのでご安心を。固定には、車体にもバッグにも優しい樹脂製のソフトタイラップがオススメです。二輪用品店やモノタロウ等でも購入できますよ。

 


そうそう余ったショルダーベルトは折り返して金具に差し込んでおくと、ベルト先端がぶらぶらすることも防止できます。


スタンダードサイズで写真を撮りましたがラージサイズも同様です。

ではではご参考に!!

 

[KZ1000]東京ー明石2泊3日ツーリング。


先週末の金曜日から2泊3日で兵庫・明石まで行ってきました。今回の目的は1972年に登場したカワサキZ1生誕50年を祝うイベントへの参加。久しぶりのキャンプをしないツーリング。ですが、一眼カメラ一式も必要だったので、ニュータンクバッグ(サンプル/赤パイピング)とスタンダードサイズのSIDE CARGO PACKを左右に振り分けることに。タンクバッグにはETC含めた小物、サイドバッグの片方はカメラ等の取材道具、もう片方には着替えやカッパ、防寒着を収納。積載した姿も大げさにならずシンプルでスマート。いいまとまりです。


今回はずっと高速。休憩ペースは給油のタイミングでだいたい100マイル(160キロ)ごと。少し前からLTD仕様のタンクに変えているので、ガソリン満タンで走れる航続距離が少ないのですが、KZ1000だと体の疲労とのバランス的にはこれくらいがちょうどよかったですね。


祝賀イベントは土曜日の午前中から西明石のホテルで開催予定。そのため初日は伊賀で一泊することに決め、お昼前出発ののんびり移動。新東名最初の沼津SAで給油とともに水分補給。日常使用ではさほど出番はありませんが、ツーリングになるとドリンクホルダーはほんと便利。とくにこの季節、冷たい飲み物は一気に飲めませんからね。また些細なことですが、次のサービスエリアで自販機まで行かなくてもいいのが地味に嬉しかったりします。


沼津の次は浜松SAで給油休憩。この日は雲ひとつない快晴で風もなく終始穏やかな陽気。高速でもずっと気持ちよく走れました。しかし高速のガソリンスタンドはやっぱり高い! ハイオク1リットル=¥191でした。


タンクバッグblogでもお伝えしたとおり、あらためて高速をテスト的な視点でも走りましたが、やはり通常時の大きさで常識的な速度での使用であればマグネットのみで固定で脱落する心配はありませんでしたね。この日はサンプルのため、脱落防止ベルトは簡易的なベルトを使いましたが、とはいえ高速走行ではあると安心感は違います。ご予約いただいた皆さんもいろいろと試してみてください。


浜松から伊勢湾岸道を経由し一気に三重へ。最後の給油休憩は御在所SA。この日は鈴鹿山脈に落ちる夕日がとテンションが上がるほどきれいで、疲れた体が生き返るほどのご褒美でした。ここから名阪国道へ入り、伊賀まではあと30キロ程度。


ありがたくホテル入り口前に停めせさてもらいロックでしっかり固定。スムーズでしたがそれなりに疲れていたのか、ご飯食べてビール飲んだら早々に寝てしまっていました。


翌日は日の出時間の6時半に出発。冷え込むとは聞いていましたが、伊賀の町の気温は3℃。そこから新名神・伊賀ICまでの山道ではなんと気温マイナス1℃!? ひと足先に真冬を経験しました。久しぶりにこの辺りを走りましたが、相変わらずたぬきだらけ。伊賀を観光していたら知らぬ間に買ってしまってそうです。


新名神までの途中、徐々に上りはじめた朝日を背にして走っていたら目の前の紅葉した木々が朝日で燃えるように赤く光っていたので思わずUターン。太陽の高さや位置で表情を変える自然を楽しめるのも早起きの魅力ですね。

ストバイ時代にはツーリングレポートを書いてもらったり、ストバイ編集部とは公私ともに付き合いのあるW3/W650に乗る林田さん。

林田さんが撮ってくれました。

給油タイミングで新名神の宝塚SAに寄ると見覚えのあるW650が。ストバイ編集部とは公私ともに付き合いのある林田さんと超偶然の遭遇。今が旬の姫路のカキオコを食べに早朝出発で静岡から走ってきたそうですが、毎度そのバイタリティには驚かされます。しかしツーリング先で知り合いに会うなんてめったにないから嬉しかったですね。おかげで寒さも疲れも吹っ飛びました。3日前にはちょうどYASさんが以前使っていた“少し厚みのある”W650用のシートを林田さんに貸したばかりで、「着座位置が高いだけで色々と変わりますよね〜」なんて会話をしていて、たまたま目の前に停まっていた新型テネレを見ながら「このテネレはシート高がずいぶん高くて」と話していたら……

ヤマハ時代にお世話になっていた牧野さんはテネレでカキオコを食べに行くところでした。

その新型テネレのオーナーが見覚えのある顔!? なんと!? ストバイ時代に長いあいだお世話になっていた元ヤマハの牧野さん。超偶然の知り合いとの遭遇が連続するとは驚きました。天気の良い土曜日だから朝からバイクが多いなぁとは思っていたのですが、なかでも妙にV-MAXばかり何台も来るなぁと思っていたら、納得。牧野さんは初代V-MAXを手がけた方で、この日はV-MAXのオーナーの方々とのカキオコ・ツーリングのようでした。


というわけで、2日目も天気良くテンションも高いまま無事に西明石の祝賀会の会場に到着。イベントレポートはまた後日UPします。ちなみに祝賀会のお土産はZ1のバックミラーのデザインモチーフでもある三笠焼き(どら焼き)でした。Z50thの焼印入り!


冬装備になると上着の袖口を絞ったり、ガントレットタイプのグローブを付けたりで腕時計を見るのが億劫。今回はタンクバッグのマップポケットに入れていきました。それにしてもニュータンクバッグ、通常状態でずいぶん収納力ありますね。まさに必要にして十分。脱着も容易だし、シンプルな構造で使いやすく、おまけに作りは相当タフ。大げさじゃなく一生使えますので、自画自賛で恐縮ですがホントおすすめです。


翌日はうずらの飛行場跡で引き続きZ50thイベントがおこなわれたのですが、その前にカワサキ明石工場の西門前で記念撮影。

片方がけで使うこともできれば、こうしてツーリング時には左右2丁がけ(振り分け)スタイルにもできる我がSIDE CARGO PACK。こちらも脱着のしやすさ、シンプルがゆえの使い勝手の良さ、そしてラフに使っても壊れない丈夫さ、これまた手前みそですがあらためて良いバッグだなぁと再認識。

昔からとくにこだわるわけじゃなく、左右“色違い”を気にせず使っていますが、ツーリングに出て写真を撮るたび「黒の方が似合うなぁ、いややっぱオリーブドラブかな?」なんて考えながら楽しんでいます。色違いでもっていれば、普段使いの片方がけのときは2色楽しめますしね。ちなみに僕的にKZ1000にはBLACKの方が好きですね(笑)

 

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