年末謝恩SALE、たくさんのご注文ありがとうございます。今年はSIDE CARGO PACK-STANDARDのBLKとSIDE CARGO PACK-LARGEが20% offの目玉アイテムです。ひとつあると日々のオートバイライフが豊かになり、2つあるとさらに遠くへ行きたくなる頼もしい相棒となってくれます。それぞれを片方がけで使うことはもちろん、左右に振り分けても意外とワルくないんです。ぜひお得なこの機会にお試しください。
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制作中のムック「大人のチャレンジ、アジャスト&セッティング」の撮影でHondaさんから借りているGB350。
多くのヒトが驚いた超ロングストロークなエンジンは、交通量が多い都内の幹線道路でも相変わらず走り出した瞬間から周囲に惑わされることなく、のんびりゆっくりマイペースでエンジンの鼓動感に浸ることができていいですね。
今から70年以上前の英国製350ccの単気筒モデルの黄金比!? ともいえる、ボア70mm×ストローク90mmと近似値で作られた、ある意味“現代の旧車”ともいえるGB350。走り出すと古き良き単気筒エンジンのフィーリングに想像を巡らせられる一方で、限りなくエンジンのフリクションを減らした最新技術と緻密な燃調制御のおかげで、まるでツインのような魅力も感じさせる不思議なオートバイ。まだ乗ったことがない方、そしてそろそろ大排気量車や旧車がしんどくなってきたなぁ……なんて方は一度試乗してみることをオススメします。
そんなGB350のもうひとつの魅力が堂々とした車格。それこそSR400よりも大きく感じるのですが、調べてみると実際に全長もホイールベースもGBの方が長かったですね。またちょっと嬉しくなるのは’60年代のオートバイを思い起こさせる、少し“前”に設定されているステップ位置。まさに椅子に座ってそのまま足をおろした位置にステップがあるため窮屈感は皆無。これがクルージング時にも最高なんです。スタンダード・ロードモデルのステップ位置は、’70年代以降、スポーツ性が高まるとともに少しずつ後退していきましたが、GB350はステップ位置からも古き良きスタイルを感じることができます。
そんなGB350、ちょっと宣伝になりますが、我がSIDE CARGO PACKはSTANDARDサイズもLARGEサイズもバッチリ似合いますよ。
LARGEサイズが大き過ぎない雰囲気で装着できるのもGB350の車格の大きさやデザインのおかげですね。ではでは、今週末まで開催している年末SALEでは、上記二種類のバッグはどちらも20% offでご案内していますので、ぜひぜひご検討ください。
素性が良いオートバイほど「自分だったら…」と、改良&カスタムのアイデアが湧いてくるものですがGB350もまさにそんな1台……と、昨年春にブログで紹介した〈BROWNYARD CLASSICS〉がカスタムしたGB350。ボルトオン・パーツの量産等で予定よりも遅くなったようでしたが、気がついたらweb shopで販売を開始していましたのでご紹介。
ボルトオン・パーツとして販売されているのは前後フェンダーとシート。
テールランプはワンオフ、リアサスペンションはトライアンフ用を加工流用していますが、この雰囲気のポイントは、汎用コンチタイプのハンドルやリアサスペンションにサイドカバーやマフラー、さらにはエンジンのカバーやボルト類など、純正パーツも含めて要所要所をブラックで塗装していること。
GB350が少しマイルドな印象となりスピード感を演出。何もフルカスタムしなくてもバランスの良いオートバイは作れる……という好例です。
わずかなパーツ交換や塗装でガラッと雰囲気を変える……フルカスタムが当たり前な時代ですが、なんだか初期TWのトラッカーカスタムを思い起こさせる“センスの良い工夫”があらためて新鮮。
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写真の3台は先日のHOTROD CUSTOM SHOW 2022で、[上]のGB350のカスタムを手がけたビルダーによるフルカスタム車両。過去にストバイでも何度も取材させてもらったことのあるビルダーで、一貫した“マイルド”で“スピード感”のあるスタイルは唯一無二。
浮世離れした似た雰囲気のカスタムバイクが並ぶなか、ショーのコンセプトでもある1950〜’60年代のアメリカをベースに、新鮮な発想やアイデアで仕上げられたカスタムはひときわ異彩を放っていました。
ちゃんとアメリカを感じさせながら、日常的に乗りたいと思わせる……じつはこうした雰囲気こそがMOONEYESのホットロッド・カスタムショーが他のカスタムショーとは違っていた部分で、バイク乗りがたくさん集まり始めたきっかけでした。でもここ数年の世界的なカスタムブームの影響か、いつしか日常感からかけ離れた“なんだかわからないけどスゴイ”だけのショーカスタムの方がメインになりつつあって少し寂しい感じもしますね。
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