ツーリングの思ひ出 -3- SBサイドカーゴパック第1号誕生。

初秋の八ヶ岳中腹にて、奥秩父を望む。こうした光景が突如現れるのが、ツーリングの醍醐味。SBサイドカーゴパック第1号は、カメラ機材(ボディ1台+レンズ2本)がギリギリ入るサイズ。高い防水性のために多くのコストを割いたのは、カメラ機材のためというのが本音のところ。この頃、同時にテント泊を始めた。次期商品“クラシカルシートバッグ(CSB)はまさにこうしたイメージ。

2012年の春頃、シバハラが突如「僕もサドルバッグを使いたい」とか言い出し、じゃあ作っちゃおうか?となって、かねてからの知り合い・ストリートバッグブランドBALLISTICSの塚ちゃんに相談を持ちかけて出来上がったのが、SBサイドカーゴパック第1号。ちなみに名前が“サイドバッグ”ではなく“サイドカーゴパック”となったのは、当時、もう一人のバッグ屋さんの知り合い、恩ちゃんが僕に教えてくれて愛用してた、米軍のベトナム戦放出品“フィールドカーゴパック”がアイディアベースで、“軍用”のイメージを引いてくる方が旧車&STD車にマッチすると思ったから。シバハラだけのためならば、僕と同じように放出品を手に入れれば済むことだったけど、この便利さとカッコ良さを多くのオートバイ乗りに広めようとオリジナル製作に取り掛かり、耐久性+防水性だけをとにかく重要視して採算度外視の生地を採用して発売したのが、SBサイドカーゴパック第1号、初期型だったのだ。

GO→サイドカーゴパックラージ “STANDARD”はこちらへ
GO→サイドカーゴパックラージ “LARGE”はこちらへ
GO→サイドバッグサポートはこちらへ

in YAS by YAS.