じつは発売してました、新しいお勉強本!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません、告知がたいへん遅くなりましたが、新しい本「大人のオートバイ・チャレンジ アジャスト&セッティング」を1月13日に発売しました。これは、オートバイライフを大人の趣味として楽しむための知識本・第3弾です。

年齢的に50歳代後半の、“リターンライダー”といわれる、長いブランク期間を経たのちに、再びオートバイを所有して乗り出すユーザーさん(…実際に二輪免許取得者の平均年齢が55歳辺り)が急増している昨今ですが、その際にオートバイに抱いてきたイメージを今一度見直して、本当の理論・理屈を知った上で再びオートバイライフの楽しさを満喫しましょう!というのが、この本の狙いでもあります。

10年20年前に言われていたハナシは本当だろうか? そもそも自分はオートバイのことをどこまで正しく知っていたのだろうか?……じつは、オートバイに乗っていたことはあるけれど、本当のオートバイの姿を知らなかった……知ってるつもりで、間違った印象のまま信じ込んでいただけ……そんな方はじつはいっぱいいると思われます。

そして、そのために、再び自分のオートバイを手にしたのには、買った時のまま何も手を加えることなく何もしない方々に、無難・安心という錯覚が静かに横行しているのではないかと思われるのです……でも、ほんとにそれでいいんでしょうか?……という疑問から、本書の制作を発想しました。

僕的には、自分好みのオートバイに乗ることがイチバン気持ちいいんだから、買った状態のオートバイを自分用にちょっと調整すればいいだけのことだから、“やってみたらいい、ダメだったら戻せばいい…”くらいのことのはずなのに、なぜ多くの人はやらないんだろう?……と考えた時に、じつはオートバイのメカニズム・仕組みのことが本当は理解できていないのではないか?……もし、そうだとすると、自分のやろうとしていることの効果に明確な予想や期待が持てない……となると、どうなるかわからない…という不安や恐怖しか生まれない。そしていつしか、メンテナンスの延長程度&自分のためのちょっとした調整作業のはずのことに、“面倒なこと”というレッテルを貼ってしまって、不安をゴマかしているのではないか? という結論に至ったのです。

すると“…だって、そんな基本的なこと、いまさらヒトに聞けないじゃん”という、高年齢ユーザーの方々のココロの声まで聞こえてきたのです……なので、そこんトコにお答えできる本を作りましょう、と考えたわけなのです。

昔=自分がオートバイに乗っていた若い頃ならば、オートバイ仲間やオートバイ店で、しょちゅう“オートバイ談義”を繰り広げたものです。その談義の内容が合っていようが間違っていようが、その時間は仲間や先輩や店主とかの話から“オートバイのことを少し深く考える時間でもあったものです。でも、そうした時間や機会も今では随分なくなり、ネットとかの情報をもとにひとりで考える…ことが多くなってきました。

何もネット上にある情報が全部ダメで間違っている…なんて言いたいわけじゃありません。ただ、ネット上にもなかなか出てこない、オートバイの“基本中の基本”のハナシを、オートバイの談義のネタとして記しておこうかと思ったのです。

確かに、少々ムズカシイ内容かもしれません。でも“大人な”年齢の方々ならば若い頃とは違って、腰を据えてじっくり向き合っていただけるかと思っています(…もちろん若い方々にも、じっくり考えていただきたいと思います)。

やったところで、大した違いにならないじゃん…というハナシばかりですが、知ってる理解した上でやっている…と、そのわずかなはずの違いが安心・安全・自由にとっていかに大きなことかが理解していただけると思っておりますし、それが大人のオートバイライフ、と確信しております。

ストリートバイカーズ 安田 尚令

 

 

 

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