SMART UTILITY


KZもそうですが、’70年代のオートバイの多くはキーでワンタッチでシートが横に開きます。そのためサイドバッグ装着時にシート下にベルトを通すことも容易。ベルトがシートの上にないだけで装着姿もちょっとだけスマートな雰囲気になりますが、僕はキャンプツーリングで使うROK ストラップの一番細いタイプ(自転車用)をバッグのユーティリティ・ループに通して装着しています。こうするとバッグの見え方がよりスッキリ。で、使わないショルダーベルトはサイドポケットにIN。

 

 


外すときはシートを開けてROKストラップでワンタッチ。逆にいえば、シートを開けないとバッグの脱着ができないから、ちょっとした買い物で付けっ放しにしておいても安心。ROKストラップは太さ(=強度)違いで数種類もってると便利なので、こんな感じでSIDE CARGO PACKの装着に使うのもおすすめです。


Smart Utility

 

工夫次第でいろんな使い方ができるスマート・ユーティリティ。昔ながらの軍モノと言ってしまえばそれまでですが(笑) 皆さま、ぜひSIDE CARGO PACKをいろんな使い方を楽しんでください。

“IZU”ニーランド


一昨日の土曜日、毎年1000キロツーリングをする仲間と伊豆へ走りに行ってきました。昨年の秋は僕が欠席、今年は皆の都合がつかずひとまず春になったら1泊2日で伊豆を走ろう……と決めていたのですが、2日目の日曜日がどう転んでも朝から一日中雨予報。というわけで、急きょ土曜日だけの日帰り。でもペースもそうだし、加速のスピード感も排気音も含めて、やっぱり同じオートバイだけで走る気持ちよさってありますね。


箱根を上がり伊豆スカを抜けて、途中桜を見ながらブレックファースト。そこから県道を繋いで西伊豆へ出て、海岸線を走り宿泊予定のホテルにキャンセル料を支払って、お茶して帰路に。サクッと走った感覚でしたが朝から夕方前まで充実のツーリング。以前大先輩が伊豆のことを“イズニーランド”なんて呼んでいたのを思い出しました。たくさんの細かな道が縦横無尽に通っている伊豆半島。それを上手に繋いで走ると、何通りでも楽しく走り回れるオートバイ乗りの●●ランド……という話。僕もけっこう走ってると思ってましたが、たしかに今回も発見がありました。

“CAUTION”デカール……Made by USA


KZ1000のタコメーターのガラスに貼っているのは、新車時に貼ってあったであろうカワサキ純正のCAUTIONデカール。いわゆる「“慣らし運転”をちゃんとしましょう」というデカールで、走行距離にして約500mile(〜800km)までは4000回転まで、その次、500-1000mile(〜1600km)までは6000rpmまでに回転を抑えましょうと書いてあります。1000cc4気筒で6000回転なんてよっぽど急いでてブンブン回さない限り、日常的には必要ない回転域ですが、当時はこうしたCAUTIONデカールがあったんですね。アメリカでアメリカ人向けだったからか。

 


このデカールの存在を知ったのはもう7年くらい前。まだ買えるのか分かりませんが、当時は純正パーツとして注文できました。必要か、と言われればもちろん不要ですが、当時のアメリカ向けと聞くと放っておけません。アメリカ帰りの1977年製KZ1000、テーマはMade by USA。発売当時から今まで、アメリカでアメリカ人が乗っている設定で楽しんでます。

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