[KZ1000]やっぱりアップハンドルですよね〜

Z1シリーズの純正ハンドルは、通勤でも使うことを考えると、高さ/幅ともにやや大柄。最近の四輪SUV系のミラーの高さと絶妙にマッチしていて、ちょっとしたすり抜けでも結構ヒヤヒヤする場面も多かったため、どうしようかと編集部ガレージを漁っていて試したのは、10年以上前にSRに付けていたデイトナ製のスズキGT750レプリカハンドル。

じつはもう2年ほど前からこのハンドルですが、写真を撮っていても感じるのは、このGT750レプリカハンドル、Z1純正と比べると若干幅も狭く、高さも低いのに、カワサキZの雰囲気を損なわない絶妙なハンドル。編集部ガレージには、こうした社外メーカーさんが作ったレプリカハンドルを含めて、当時の国産ロードモデルの、いわゆるアップハンドルがたくさんありますが、当然ながら付けてみるとそれぞれ似ているようで違うから面白いですね。

個人的な好みとしては、’70年代のヤマハハンドルのようにもうちょっとだけグリップ部分が垂れていると嬉しいので、微妙な取り付け角度の調整も楽しんでいます。写真は、キャンプだった予定が、色々あり日帰りとなってしまった昨日の西伊豆ツーリングで撮ったもの。いずれにせよアップハンドルも1970年代のオートバイらしさのひとつですよね。


左右振り分け=Largeサイズ連結に気がついてから、ツーリングの時はいつもラージサイズのサイドバッグを2つの連結してザブッとリアシートに載っけるだけ。楽ちんでいいです。おすすめ。

 

 

日常的バイクライフのお供には、ALLDAYS ROADSIDE™️のSIDE CARGO PACKを🙋‍♂️

ご用命は→こちらから。

 

[更新]『大人のBIKE CAMP VOL.5』バイクキャンプ“探訪”カタログ。 発売中!!


毎年9月恒例の『大人のBIKE CAMP』。早いもので今回で5冊目となりました。

特集は『キャンプ・マイウェイ』。キャンプを“使いこなす”5人のバイク乗りに話を聞いてきました。

世間的にキャンプブームは一段落。おそらくキャンプがブームでしかなかった人は、キャンプが目的になり過ぎたのでしょう。昔から僕らオートバイ乗りにとってのキャンプは、ツーリングをより豊かにしてくれる楽しくて頼もしい“手段”。考えてもみれば、バイクキャンプは若い頃は多くのライダーが一度はツーリングで経験していること。ここ2〜3年は、ブームのおかげで、キャンプがまるで特別なアクティビティのような雰囲気でもありましたが、キャンプに特別な期待を抱いた人ほど、ブーム終焉とともに去っていったのかもしれません。


キャンプそのものを目一杯楽しむのもいいのですが、キャンプが目的、というよりも、キャンプがあるからツーリング、そしてバイクライフが充実する……『大人のBIKE CAMP VOL.5』では、ブームが一段落した今だからこそ、あらためてそんな“キャンプの基本”を考えてみました。


キャンプという手段を、いつでも気軽に使いこなす。キャンプがあるから、いつもより遠くへ行ける。キャンプがあるから、オートバイに乗っていられる時間がたっぷり確保できる。キャンプがあるから、ツーリングにもう一つ趣味を加えられる。キャンプがあるから、オートバイとともに過ごすひとり時間がより充実する。

5冊目の『大人のBIKE CAMP』は、そうしたある意味クラシックな、昔から当たり前の感覚や価値観をテーマに、見ていると、読んでいると、難しいことを考えずにキャンプツーリングへ行きたくなる……そんな一冊を目指しました。

 

 


第2特集は『ちょうどいい道具考。』こちらも根底に流れるテーマは同じ。道具に溺れないための道具考をコンセプトに、バイクキャンプにおけるギアについて考えてみました。

「年季とは、雑念のなさ」という冒頭文章のキャッチは、じつは、以前片岡義男さんのエッセイの中で読んだ一節。タイトルは忘れたけど、たしか、知り合いの家で奥さんが出してくれた紅茶が、いたって普通の紅茶なのに、とても美味しかった、と説明する場面で、長い時間をかけて身につけた所作は、ごく自然で、その紅茶は記憶に残る美味しさだった……と、そのエッセイでは書かれていた。

自分に“ちょうどいい道具”とは何だろう? と考えた時に思い出したのが、この“雑念なく”紅茶を淹れた奥さんの“年季”でした。つまり大切なのは、何を使うか? よりも、何のために使うのか?

第2特集「ちょうどいい道具考。」は、そんな価値観をコンセプトに、あらためてバイクキャンプにおける道具について考える企画。Don’t think, Feel――ブルース・リーの名言じゃないけど、要するに、あれこれ考えずに使いこなせる道具に囲まれていたら、たぶん幸せですよね、ということで。

ぜひお楽しみください!!

第2特集や他の企画についての詳細はまた次回。

 


 

日常的バイクライフのお供には、ALLDAYS ROADSIDE™️のSIDE CARGO PACKを🙋‍♂️

ご用命は→こちらから。

 

ここ最近のオートバイとかブーツメンテとか。


8月末から9月中旬までは『大人のBIKE CAMP VOL.5』の締め切りだったため、ほとんど出歩いていませんでした。この写真は表紙の校正を印刷所に戻しに行った帰り、新宿のモンベルに立ち寄った時の一枚。


もうデータの入稿はサーバーアップが基本ですが、色校正に関してはまだまだアナログ。少し前までは全ページ、こうして印刷所に運んでいました。月刊時代は新人ならそれだけで仕事になるほど、それはそれは何往復したことか。編集部に入って数ヶ月で都内を走るのが上手になりましたね。

表紙の校正紙はB4サイズの見開きで大きいため、シートバッグの下に括っていきました。motofizz製ツーリングコードで固定するシートバッグ。要はバッグの下にも荷物を括れるということです。いわゆるツーリングコードでリアシート上に荷物を括ることと同じ。Classic Seat Bag、こんな使い方も便利ですよ。


数日後はSRのサイレンサー用のガスケットを買いに近所の2りんかんへ。最近は合皮のシートバッグばかり。使いやすい上に、ラフに扱っても型崩れしない作りの良さを再確認しています。おすすめです、ホント。

 


そうそう、ところでこれどうなんでしょう? 以前、手荒れがひどい時に病院の先生に教えてもらった「寝る時に薬を塗ってラップをすると、薬の浸透性がUPする」を、勝手に応用したブーツメンテナンス。いつもレザーアイテムのメンテに使っているラナパーオイル(植物性)を塗ってラップして一晩。じつは半年前にすでに試していますが、これまたこれまでにないオイルの浸透性を感じる仕上がりでした。まぁ、専門家じゃないので、いいやり方かどうかはわかりませんが、履き倒している(いい意味でラフに扱える)ブーツ等があればぜひお試しください。あまりに浸透性が良いもんだから、10年以上使ってる財布のメンテでも試しました。もちろん仕上がりGOODでしたよ。

 


 

日常的バイクライフのお供には、ALLDAYS ROADSIDE™️のSIDE CARGO PACKを🙋‍♂️

ご用命は→こちらから。

 

↑PageTop