[更新]『大人のBIKE CAMP VOL.5』バイクキャンプ“探訪”カタログ。 発売中!!


毎年9月恒例の『大人のBIKE CAMP』。早いもので今回で5冊目となりました。

特集は『キャンプ・マイウェイ』。キャンプを“使いこなす”5人のバイク乗りに話を聞いてきました。

世間的にキャンプブームは一段落。おそらくキャンプがブームでしかなかった人は、キャンプが目的になり過ぎたのでしょう。昔から僕らオートバイ乗りにとってのキャンプは、ツーリングをより豊かにしてくれる楽しくて頼もしい“手段”。考えてもみれば、バイクキャンプは若い頃は多くのライダーが一度はツーリングで経験していること。ここ2〜3年は、ブームのおかげで、キャンプがまるで特別なアクティビティのような雰囲気でもありましたが、キャンプに特別な期待を抱いた人ほど、ブーム終焉とともに去っていったのかもしれません。


キャンプそのものを目一杯楽しむのもいいのですが、キャンプが目的、というよりも、キャンプがあるからツーリング、そしてバイクライフが充実する……『大人のBIKE CAMP VOL.5』では、ブームが一段落した今だからこそ、あらためてそんな“キャンプの基本”を考えてみました。


キャンプという手段を、いつでも気軽に使いこなす。キャンプがあるから、いつもより遠くへ行ける。キャンプがあるから、オートバイに乗っていられる時間がたっぷり確保できる。キャンプがあるから、ツーリングにもう一つ趣味を加えられる。キャンプがあるから、オートバイとともに過ごすひとり時間がより充実する。

5冊目の『大人のBIKE CAMP』は、そうしたある意味クラシックな、昔から当たり前の感覚や価値観をテーマに、見ていると、読んでいると、難しいことを考えずにキャンプツーリングへ行きたくなる……そんな一冊を目指しました。

 

 


第2特集は『ちょうどいい道具考。』こちらも根底に流れるテーマは同じ。道具に溺れないための道具考をコンセプトに、バイクキャンプにおけるギアについて考えてみました。

「年季とは、雑念のなさ」という冒頭文章のキャッチは、じつは、以前片岡義男さんのエッセイの中で読んだ一節。タイトルは忘れたけど、たしか、知り合いの家で奥さんが出してくれた紅茶が、いたって普通の紅茶なのに、とても美味しかった、と説明する場面で、長い時間をかけて身につけた所作は、ごく自然で、その紅茶は記憶に残る美味しさだった……と、そのエッセイでは書かれていた。

自分に“ちょうどいい道具”とは何だろう? と考えた時に思い出したのが、この“雑念なく”紅茶を淹れた奥さんの“年季”でした。つまり大切なのは、何を使うか? よりも、何のために使うのか?

第2特集「ちょうどいい道具考。」は、そんな価値観をコンセプトに、あらためてバイクキャンプにおける道具について考える企画。Don’t think, Feel――ブルース・リーの名言じゃないけど、要するに、あれこれ考えずに使いこなせる道具に囲まれていたら、たぶん幸せですよね、ということで。

ぜひお楽しみください!!

第2特集や他の企画についての詳細はまた次回。

 


 

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ONLINE SHOP 夏季休暇のお知らせ 〈8/10(sat)〜25(sun)〉

■ONLINE SHOP夏季休暇のお知らせ■
8月10日(sat)〜25日(sun)

いつもご利用いただきありがとうございます。
ストリートバイカーズONLINE SHOPは、8月10日(sat)〜25日(sun)まで夏季休暇をいただきます。お盆休みと長期の地方取材が重なってしまい、今年は少し長く約2週間いただきます。ご了承ください。

8月9日(Fri)15時までにご入金の確認ができたご注文分に関しては、すべて9日に発送いたします。10日(sat)〜25日(sun)の間は、ご注文は可能ですが、発送は26日(mon)以降となりますので、ご注意ください。


先日キャンプ取材で2日間、伊豆半島を走ってきました。都内はオートバイを心配するほどの猛暑ですが、山の上は走っている分には涼しく、久しぶりの伊豆スカイラインもたっぷり堪能できました。



 

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[SR500F.I.]キャンプツーリングでの積載のテーマ……を、ちょっと楽しんでみました。その2


キャンプツーリングでの積載のテーマ……その1 の続き。


ハイ、前回はどうでもいい断酒話で終わってしまいましたが本題の積載。なんだいつもどおりじゃん……と思うなかれ。まぁタンクバッグにサイドバッグはいつもの我が〈ALLDAYS ROADSIDE™️〉シリーズですが、ずっと考えていたイメージ(追求&発展途上中)とはリアシート上に積んだ2つのスタッフサック……


ちょっと前に近所の古着屋で見つけた’80〜’90sのEDDIE BAUERとL.L. BEANのスタッフサック。往年のダウンジャケットやマウンテンパーカを想像させるオールドスクールなアウトドアカラーがもう最高で、見つけた時に嬉しくなり即買いしたのですが、以前から考えていた積載のイメージとは……「’70〜’80年代のアメリカで日本製オートバイでツーリングする若者」


アウトドアブームの昨今、クルマのカラーしかり、オートバイのパッキングも軍モノ系を筆頭に、カーキやサンドベージュにグレー系、そして定番のブラックと……落ち着いたカラーでまとめるのが主流。ですが、同じアウトドアブームでもひと昔前の“明るいアウトドア”カラーを積んでいる方が当時のアメリカっぽいなぁ……なんて妄想からスタートしました。きっかけは当時の古着が好きだったり、GRATEFUL DEADが好きだったり。初期型テイストのSRしかり、1977年KZ1000しかり、以前から’70〜’80年代のアメリカの雰囲気がなんだか好きなんですよね。


とはいえ、自分たちで作ってるサイドバッグもタンクバッグも軍モノ系カーキというわけで、現在はまだ追求途上中ですが、リアシートにオールドスクールな青と赤が並ぶ“明るいアウトドアカラー”はやっぱり狙いどおり良い感じ……と自己満足していたのでした。むしろサイドバッグとタンクバッグはブラックで統一した方がよりアウトドアカラーが映えるのかもしれませんね。

なんて、まぁ遊びの延長で!? テーマを決めた積載もまだまだ楽しんでいこうと思います。


そうした意味でも、大人のBIKE CAMP VOL.4の〈旅のTPO〉は、脳内思考を刺激してくれる企画ですよ!!

 


おまけ

いつもちょっと苦労するベーコンタワー。いい方法はないものか……。

 

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