STREET BIKERS’ 「GO OUT」誌面にて紙媒体に復帰!? しました。


ご存知の方も多いアウトドア系ファッション誌[GO OUT]。ストバイとは同じ出版社(三栄、古くはニューズ出版時代から)繋がりということで、僕らがGO OUT CAMPでバイク乗りを取材したり、GO OUTチームがフジロックへ取材に来たりと、かねてより親交はありましたが、この度GO OUT編集部の意向により、2021年1月号のGO OUTから連載にて「STREET BIKERS’」が復活することとなりました。


なんでも、GO OUT周辺のキャンプ&アウトドア好きのあいだで、またバイクが盛り上がり始めているとのことで、「’90sストバイ世代のみなさん、お久しぶりです」なんて雰囲気で、懐かしい旧ストバイロゴとともに連載をスタートすることとなりました。GO OUTはコンビニでも売ってますので、おヒマな時でもぜひご覧になってください。

誌面未使用カット ●photo:Fumihiko Ikemoto

誌面未使用カット ●photo:Fumihiko Ikemoto

第1回目は、GO OUT読者にもおなじみの..RESEARCHの小林さん&H-D XR750改にご登場いただきました。小林さんといえば、大昔の初期ストバイでも取材させてもらってますが、なんでもXR750改に乗り始めて今年でちょうど20年目。ストバイも続いていたら今年で20年!? おまけに当時のトラッカーブームを想起させるXR750というわけで、いろんな意味で連載1回目に相応しい取材でございました!

当時のストバイから20年……みんな歳は重ねましたが、「成熟した気軽さ」とでも言いましょうか!? バイクが身近にある喜びや楽しさをまた[GO OUT]とともに盛り上げていきますので、以後お見知りおきを!! よろしくです。

[SR500F.I.]うっかり忘れる、リフレクター問題。


みなさん、テール周りのリフレクター(反射板)気にしていますか? 必要? 不必要? 車検通る? 通らない? 情けないことに、僕はこれまで気にしたことがありませんでした。むしろ若い頃は反射板なんて真っ先に外すモノ……という認識。


もともとSR500/400の後部リフレクターは、[写真上↑]のナンバープレート上部に2つ付くタイプ。調べると、400cc以上のオートバイは基本的に後部にリフレクターがないと車検は通らないどころか、検問等でつまらないとばっちりを受けてしまう可能性があるとのこと。※詳細なリフレクターの大きさや面積等はネットでお調べください。


■左:[1978〜2009]までの後部リフレクター(キャブモデル)
■右:[2010〜]からの後部リフレクター(F.I.モデル)

詳しい理由は分かりませんが、2010年のインジェクションモデルからテールランプとナンバープレートの間に長方形のリフレクターが一つ付くカタチに変更されました。ちなみに僕のSRは2010年のインジェクションモデルですが、当時ストバイでも“初期型ルック”なんてテーマで“昔ながらのオートバイ感”を取り戻すカスタムをしていて、その一環でテールランプ・ブラケットも編集部に転がっていたキャブレター時代のモノに変えていました。


ところが、以前のブログで詳しく紹介していますが、リアウインカーを“純正のまま”後方移設するために、ちょうど一年前くらいに「ウインカーステーが溶接された」ドイツ仕様のテールランプ・ブラケットに交換したのです。ドイツ仕様やリアウインカーの後方移設については以前のブログをご覧ください。要はカワサキW800が2年前からテールランプブラケットにウインカーが付くように変更されたことと同じですね、サイドバッグやパニアケースの装着を考慮した対応/変更です。

で、このドイツ仕様ではこのテールランプ・ブラケットが1982年辺りから輸出が終了する’90年代後半まで採用されているのですが、国内仕様のような左右に2つ付くリフレクターはウインカーステーと干渉し付けられなかったのでしょう。ドイツ仕様ではリフレクターはナンバープレート下に一つ付くタイプが採用されています……ですが、そもそもリフレクターの有無なんて気にしていない僕は、ウインカーを後方移設できたことに満足しずっとリフレクター無しで走っておりました。で、先月の車検で指摘され気が付いたというワケです。


で、こちらのパーツ。SRユーザーにとっては、トラディショナル・メガホンマフラーサイドバッグ・サポートでおなじみのシムズクラフトからリリースされているナンバープレートステーを導入。


シムズ後藤さんがこのステーを製作したきっかけは、なんでも「テールランプとナンバープレートの隙間がどうしても我慢できなかった」という理由だそう。言われてみれば「たしかに!」じゃありませんが、テールランプとナンバープレートの“隙間”がなくなり、チラッとリアフェンダー後端が見える雰囲気はどことなくクラシカル! さらにナンバープレート下にリフレクターを移設するステーまで付く、今の僕にとってなんとも嬉しいパーツだったのです。


ナンバープレートへの振動対策のために付くゴムブッシュはフェンダーに当たらなくなってしまいますが、そもそもしっかりした台座があるのでナンバーが割れることはないでしょう。様子を見守りたいと思います。リフレクターはサイドバッグサポートと共締めにて固定。


というわけで、車検時のうっかりの心配も、検問時のとばっちりの心配もなくなり、どことなくクラシカルな雰囲気にもなり、さらに満足度と愛着が増したSRになりました。

 

[SR500F.I.]富士山一周キャンプツー。その1「積載荷物編」

タンクバッグはLONG TOURタイプのLLサイズ(セミオーダー/赤パイピング)。サイドバッグは左側にLARGEサイズ、右側にスタンダードサイズの二刀流。ストバイ編集部イチ推しのバイクツーリングにおける“ニューノーマル”。積載量に応じた自由なバッグのチョイス。道具に左右されない主体性こそ、面倒な積載を楽しむ秘訣かもしれません。

先週、久しぶりに仕事抜きでソロキャンプに行ってきました。

9月に発売したムック本「大人のBIKE CAMP」を作りながらついついポチッと新調してしまった道具も使いたいなぁ……なんて思っていたら1泊キャンプなのにそれなりの荷物。自画自賛になりますが、片方にはLARGEサイズ、もう片方にはスタンダードサイズサイドバッグ二刀流がかなり良い塩梅でした。

[上段左から]サーマレストのマット/モンベル・ムーンライト1型/ヘリノックスのチェア/ワイズギアのオーバーパンツ/イスカの3シーズンシュラフ/ユニクロのライトダウン/SOLのエマージェンシーヴィヴィ[下段左から]SOTOのテーブル/冒険用品のテッパン/SOTOのサーモスタッククッカーコンボ/SOTOのレギュレーターストーブ(緑のポーチ)/ヘッドライト&ランタン(青のケース)/STCのピコグリル(焚き火台)/焚き火用うちわ

上の写真はSRに積載したキャンプ道具(収納状態)。手の込んだ調理をするワケじゃありませんが、この時期、防寒を考えると意外と荷物は増えてしまうもの。氷点下まで耐えられるダウンシュラフでもあれば良いのですが、平気で4〜5万するシュラフはそうそう買えません。やはり一年中使える3シーズンシュラフ+走行中の防寒にも使えるオーバーパンツ+ライトダウン系での防寒がおすすめです。

LARGEサイズのサイドバッグの横幅は約40cm。ウインカーの後方移設が効いてます。

リアウインカーを後方移設したことで、LARGEサイズも難なく装着。以前のブログでも紹介していますが、ドイツ仕様の純正ウインカーステー付きテールランプブラケット、今こそ復活させて欲しいパーツと思いますが、ヤマハさんいかがでしょうか!?


サイドバッグLARGEのウリの一つが、“使いやすい”大型サイドポケット。この日は片方には水筒とアルコール燃料。もう片方にはカセットガスを収納しました。

ほとんどの道具&装備はサイドバッグに収まるため、リアシートの上にはテント&イス、そして軽いサーマレストのマットはフェンダー上に括り付けます。その狙いは積載荷物の重心を低くすることと、買い出しやキャンプのゴミ、そしてお土産等を括る余裕を持つこと。

 


ちなみにモンベルのムーンライトテントには、ヘリノックスのイスを括り付け、袋にはSOTOのテーブル(フィールドホッパー)を収納しています。“同じ長さ”の道具を一緒に収納することも、安心&安定した積載をするためのポイントですね。

 

上の写真はキャンプでのゴミを積載した翌朝の状態。基本コンビニ袋にゴミをまとめると思いますが、コンビニ袋のゴミを積載した状態はとにかく見た目がワルい。せっかくの良い景色の前で愛車と共に写真……なんて時にも気持ちが萎えてしまうため、エコバッグ等でさらに覆ってみましたが、これ良いですね。家に着くまでゴミを積んでいることすら忘れてました。

 

 

 

 

走ると寒いですが、標高が高くなるにつれ木々の葉っぱはところどころ赤く染まり始める季節。グラデーションのような紅葉と青空のコントラストはほんとにきれい……なんて思いながら、こんなことに喜ぶなんて歳をとったのかなぁとしみじみ感じたツーリングでした。

普段と順番が逆ですが、次回はタイトルのとおり、あらゆる角度から眺めてみた!? “富士山一周”ツーレポです。

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