HONDA GB350 キャンプツーリング with サイドバッグ “LARGE”


先週、ようやくラージサイズのサイドバッグも再入荷しましたね。

 

この写真だけじゃ、そりゃ右側に装着した場合が気になりますよね。

入荷した頃から、何件か「GB350にラージは装着できますか?」なんて質問があり、「大丈夫ですよ、ブログにGB350への装着写真も載せているのでご覧ください」なんて返信してましたが、失礼しました……ブログで掲載している写真は、すべて“車体左側への装着写真”で、皆さんが知りたかったことは“車体右側のこと”——要は、マフラーに干渉しないかどうか!?  だったのです。


SIDE CARGO PACKはSTANDARDもLARGEも、装着に関しては、前後位置や高さはご自身で調整可能です。とはいえ、あまり前過ぎたり、低過ぎたりするのは、見た目の雰囲気はもちろん、安全面からもオススメしておりません。基本的には、写真のGB350のように、シート側面に当たるバッグの面積が広い方が装着時の安定感が増すため、バッグの上面とシート面が同じくらいの高さをオススメしています。


そういう意味では、皆さんからのご質問「GB350のマフラーとの干渉問題」においても、バッグ装着の高さは重要なポイント。ちなみにGBの場合は、バッグ上面とシート面が同じくらいの高さであれば、バッグとマフラーエンドの間にある程度のクリアランスを保てるので問題ありません。この時は東京-九州を往復しましたが、バッグのテスト走行も含め、終始、安定感のある積載に気をつけたこともあり、マフラーとの干渉もなく無事にツーリングを終えられました。


取材用の一眼レフカメラに三脚、そして着替えなど、通常のツーリングよりも荷物はかさみましたが、純正リアキャリアのおかげで“日本一周してます的な大げさな積載”にはならずに済みました。純正リアキャリアは荷掛けフックも移植できるのでおすすめです。


キャリア自体も大き過ぎないため、荷物を積んでいない状態でもスッキリした印象で良いですよね。

そうそう、サイドバッグの装着に関してもう一つ多い質問があります。
GB350に限ったハナシではありませんが「サイドバッグ・サポート必要の有無」

ラージサイズのSIDE CARGO PACKを使用したGB350での東京-九州ツーリングでも、サイドバッグ・サポートは使用しておりません。これまた“装着位置の高さ”もポイントになりますが、写真の高さであれば、シート側面とリアサスペンションのおかげで、サイドバッグがリアタイヤに巻き込まれる心配はありません。

 


ただ、唯一の注意点として……これまたGB350に限った話ではありませんが、リアサスペンションのスプリングやカバーがメッキではなく“塗装の場合”、長時間バッグと擦れることで塗装が剥げてしまう危険性があります。

もちろんサイドバッグ・サポートを装着することがベストですが、なかなか良いパーツがなかったり、年に数回のロングツーリングのためだけにバッグサポートもなぁ……なんてヒトもいますよね。

そうした場合、僕らはツーリングの時だけ、バッグと触れるサスペンション部分に養生テープを貼っています。養生テープを軽く貼るくらいでは、サスペンションの動きに支障をきたすことはありませんし、貼っていること自体はバッグで見えませんからね。おまけに剥がす時だって、ベタつきは皆無。

不安のある場合は、何でもご質問ください。

ではでは、よろしくどうぞ。

 

 

LARGEサイズのSIDE CARGO PACK、入荷しました!!

 


LARGEサイズのSIDE CARGO PACK、本日、入荷しました。ご予約の方にはすべて発送しております。

そろそろ1dayツーリング & キャンプなんかも過ごしやすい日が増えてきましたね。というわけで、たっぷり大容量のSIDE CARGO PACK-LARGE-とともに、シーズンインの準備はいかがでしょうか!?



写真は昨年秋に、KZ1000で長野へキャンプツーリングへ出かけた時の一枚。LARGEサイズのサイドバッグを左右に振り分けたおかげで、リアシートの上はテントとイスとレインウェア程度といった具合で、積載もスッキリです。リアシートの上に荷物こんもり状態では、見た目のバランスはもちろん、着座位置を圧迫したり、荷物が気になったりで、せっかくの走りを楽しめません。やはり、走行安定性にも寄与する、低重心化も図れる振り分けサイドバッグは、大人のツーリングスタイルの必須項目と思います。

安心の積載=キャンプ充実=走行中も不安なし=ツーリング大満足なワケです。

というわけで、マイナーチェンジでグレードアップしたLARGEサイズのSIDE CARGO PACK、よろしくどうぞ。

下の写真はすべてSTANDARDサイズとの振り分けスタイルですが、キャンプ&ロングツーリングには、やっぱり左右ともにLARGEサイズが雰囲気も使い勝手もGOODですヨ!!

 

SIDE CARGO PACK-LARGE- :帆布オリーブドラブ

SIDE CARGO PACK-LARGE- :帆布オリーブドラブ

SIDE CARGO PACK-LARGE- :帆布オリーブドラブ

SIDE CARGO PACK-LARGE- :帆布オリーブドラブ

[大人のBIKE CAMP vol.2]GB350でゆく、九州〜四国出張取材ツー。DAY5&6


お昼前に福岡を出発し向かった先は大分の佐賀関。四国までは約1時間で四国・愛媛の三崎港に到着する国道九四フェリーを使います。佐賀関で関サバ&関アジでもと思ってましたが到着したら「あと10分で船出ますよ!」と言われ、大急ぎで受付を済ませ乗船しました。

 


四国に到着したのは15時頃。翌日のカルスト経由の四国横断を考え、この日は大洲の街中からほど近いキャンプ場に行くつもりでしたが、コロナ渦の影響で予約ナシは入れないとのこと!? 平日だから予約ナシでも入れるだろう……と思ってましたが、今はダメですね。仕方ないのでホテル泊にし八幡浜まで移動。みかんゼリーを飲んで早々にじゃこ天とビールで乾杯し名物八幡浜ちゃんぽんでシメ。


たっぷり寝て5時起きで準備して5時半には八幡浜を出発。まずは大洲から国道197号を南下し、県道32→36号でカルストを目指してグングン山を登ります。



鬱蒼とした細い山道を延々走ると、周りの山々の尾根が見渡せる別世界に。

カルストを抜けると酷道の名を有名にしたR439、通称ヨサクで延々東へ向かいます。四国のちょうど真ん中を愛媛と高知の県境あたりから剣山を経て徳島まで抜けるR439はそれこそ何度も峠越えがあり、そのほとんどが県道と変わらないレベルのまさに酷道でした。道路に落石、苔は当たり前、道の真ん中でおっきなヘビにも遭遇する山道をひたすら200キロ以上は走ったでしょうか。


前日に八幡浜でガソリンを満タンにしてから徳島のキャンプ場まで341.5キロ。そのほとんどが峠越えの山道でしたが、GB350、驚異的な高燃費でした。残量メモリが半分しか減ってないのが半ば信じられませんでしたが、翌日徳島の街中でガソリンを入れ計算するとなんとリッター35キロ! 高速走行よりも高燃費。おそらく燃調セッティングにおいてスロットルオフでのエンブレ時は相当燃料をカットしているのでしょう。

以前、最新SRの燃調について取材した際に、「スロットル全閉時に大幅に燃料をカットしても適宜点火時期を調整さえすれば、過度にエンブレが効き過ぎるようなことはない」と開発の方も仰ってましたが、GB350もそうした燃調になっているのでしょう。また最新SRでは燃費を稼ぐだけではなく「ブレーキング時のノーズダイブを抑える狙いも含めて、エンブレの強さをFIセッティングにて適正化している」なんて話もしてましたね。

その点、GB350はスリッパークラッチを搭載しているので、エンブレに関してはもはや単気筒というよりツインのような穏やかさ。コーナー手前でのシフトダウンだってそれほど気を遣わずに操作できたおかげで、300キロ以上山道を走り続けたこの日の疲れもかなり軽減してくれました。

 


なんだかんだで2日ぶりのキャンプ。翌朝、GB350の撮影もしたかったので、広い敷地の山の上にあるキャンプ場を選びましたが、この日は風が強かったので岩陰にテントを設営。ムーンライトテントを使い始めて8年目にしてペグダウンするようになりましたが、ムーンライトテントは美しい!

設営してバイクとともに眺めるたびに「キャンプのための道具ではなく、アクティビティを支えるための道具」という、まさに“足るを知る”モンベル・スピリットに共感しながら惚れ惚れしてしまいます。


翌朝、荷物を降ろしたGBを軽く洗車し撮影。さらに積載時の撮影も終え京都へ向かいます。夜から強かった四国地方の風は依然収まることなく、鳴門大橋を渡る時の風速はなんと13メートル!! 本気で橋の途中で止まって座り込もうかと思ったほど恐怖でした。最近オートバイ乗ってて一番怖いのはほんと風ですね。


運よく明石海峡大橋では風が強くなく無事に本州に渡れました。そして向かったのはストバイ時代からお世話になっている京都のサカイクロン。


ストバイでも何度もレポートしてもらいましたが、サカイクロンの皆さんも’60〜’70年代の旧車でキャンプツーリングを楽しむオートバイ乗りばかり。今回は境さんだけの取材ですが、相変わらずCB72(77)に良い雰囲気で積載しています。


境さんがずっと使ってくれているのは、ストバイタンクバッグの超初期の白パイピングモデル。もう8年ほど前? この頃はタンクバッグは現在のDAY TRIP ver.1の一種類のみで、パイピングカラーを赤と白に変更したモデルを併売していたくらい。ファスナーもアルミタイプを使用してました。ずっと愛用してくれているのは嬉しいですね。

 


夜までダラダラしていたら、馴染みのお客さんの乗り換え&納車に立ち会えました。結婚式じゃないけど、納車ってなんだか良いんですよね。しかもドゥカティMHR!! 良い音してたなぁ。町屋作りの前でMHR……写真映えします。

 

 

 

 

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