ここのところ、またちらほらとバイク盗難話を耳にします。
まったくもって許せないことですが、最近、よく聞く盗難話で驚くのが、都内の“バイク駐輪場”での盗難!!??です。聞いただけで「ありえない」って話ですが、現状を考えても見ると、駐禁の取り締まりが厳しくなる一方で、バイク駐輪場の整備があまりにも遅過ぎたせいで、もはや誰もが駐輪場自体が街のドコにあるのか分からないジョータイ……さらに整備されたはいいが、その場所は大抵、普段、あまりヒトが通らないような裏道や高架下。で、おまけにそのほとんどが管理人不在の駐輪場……つまり、ひと気のない駐輪場で、あたかも本人かのようにお金を払い、ロックを解錠しそのまま持っていくって手口が横行してるらしいのです!!
そんななか特に注意したい駐輪場がフロントタイヤを真っ直ぐロックするタイプ!!!
このタイプは、ハンドルロックができない分、お金払ってロックを外せば、窃盗団じゃなくても誰でも簡単に持っていけるのです。考えてもみれば当然で、過去を振り返るとゾッとします。
しかも、昨日聞いたばかりの盗難話では「管理人のおっさんがいる駐輪場でやられた」という、まったくもって意味不明の事態が起きています!!もはや「駐輪場を利用しないで駐禁切られるのも腹立たしい……でも、盗まれるよりはキップ切られた方がマシ…!?」なんつー、意味不明なことまで考えてしまいます。
今のところの対処法としては、
●利用者が暗証番号を設定するタイプの駐輪場を利用する。(コレがイチバン安心ですが、停めたい場所にこのタイプの駐輪場がなければ話になりません)
●フロントタイヤを真っ直ぐ固定する駐輪場は、別のワイヤーロックと併用しない限り利用しない。
●最低限ハンドルロックができる駐輪場を利用する。
●そしてすべてに共通ですが、別のワイヤーロックを持ち歩く。
でしかありませんが、それにしたって、金さえ払えば誰もがロックを解錠できる駐輪場は、ちょっと怖くて停められません。みなさんも、くれぐれもご注意を!!!!
なんだか、ほんとに生きにくい世の中になってきた気がします。