いやぁ、1年というものは、いろいろありながらも、アッというまに過ぎてしまうものでもあります。なんだかんだで大晦日。それでも、今年も1年ちゃんとやってこれやことをありがたいことと思い、読者の皆さまをはじめギョーカイ関係の方々も、本当によくストバイを支えていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。本当に有り難うございました。さて、今年から来年なんてものは1秒で変わってしまうし、その瞬間が迫っている、つまり来年はもう目の前のマツゲのコッチ側まできているワケで、何か世界が地球が劇的に変わってしまわない限り、このままの気持ちと姿勢(attitude)で、オートバイの楽しさを広げ深め高めることだけに邁進して行きますので、今後とも何卒ご支援ご鞭撻いただけますよう、よろしくお願いします。それでは、よいお年をお迎えください/ストリートバイカーズ 安田 尚令
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2012年の締め括りはマイナス1℃の箱根にて…
今年も残すところあと2日です。
2012年は隔月刊化に始まり、先月号での価格改定に伴うリニューアル、さらにはホームページ&webshopのスタートと……ストバイにとっても激動の1年でございました。読者の皆様、そして関係者の皆様、今年も1年何かとお世話になりました。ありがとうございます。皆様への感謝の気持ちを忘れず、2013年もより多くのヒトに、オートバイを楽しむための“きっかけ”作りのお手伝いができるよう編集部一同、精進いたしますので、ぜひぜひご贔屓によろしくお願いします!!
またweb shopですが、12月28日より1月6日まではweb担当の正月休暇により発送業務はお休みさせていただいております。ご注文はお受けできますが、返信、発送等は1月7日以降となりますので、ご了承下さい。
ちなみに編集部自体は1月4日から稼働しております。
そして昨日は、今年の走り納め!? というより仕事納めとして、ダブロク& SRにて箱根方面へ。天気も良く冬は冬で気持ちいいなぁ…と、順調に箱根の山道へ入ったら、お昼過ぎだってのになんと気温表示計は“マイナス1℃”!!?? さらに、日が沈んで帰ろうとする頃には、なんと!? それぞれのバイクに霜まで降臨し!? その霜が凍り付き始める超危険なジョータイ!! さすがは天下の嶮……ナメたらイタイ目に遭います。
去年は地熱が高かったのか!? 雪が少なかった富士山も、すでに真っ白でした。
そしてなんと、新年早々の1月4日にも箱根の頂上へ走りに行く予定が……!? もちろん次号の特集取材がらみ。各方面で好評だったリニューアル1発目のRIDE WORK特集に引き続き、2号目の特集もちょっと新しいストバイらしい世界感をお見せしますよ〜!! ご期待下さい!! そのための取材&訓練活動です。もちろん、冬の“ガマン大会”なんかじゃございません。
今年はSRともども、よく走りました。来年こそはストロークアップなんかもしたいですね〜!?
そうそう、SB SIDE CARGO PACKもたくさんのご注文ありがとうございました!! 僕ら同様、購入していただいたヒトは絶妙な使い勝手の良さの虜になっていることと思います。こちらもどうぞご贔屓に〜!!
では、みなさん、よいお年を!!
GT!! ジーティー!!
お待たせしました!!
分かるヒトには分かる!? ツウ好みな”GT”デザインTシャツの2色目、“バーガンディ”がよーやくweb shopに入荷です!!
基本的に全デザイン1色ずつのつもりだったのが、こと”GT”に関しては迷いに迷い、挙げ句の果てには自分たちで決めたキマリすらあっけなく無視しての2色展開!! おまけに違うようで似てる、はたまた似てるようで違う!? マットパープルとバーガンディという微妙なカラー展開。「どーせならハッキリ違う色にせいよ!!」 と言われそうですが、この辺りの色合いこそがどーにもこーにも絶妙な’70年代”GT”感覚なのであしからず…。
というワケで、またしても私で申し訳ございませんが、2色とも試着してみましたので、サイズ感ともどもどうぞご参考にして下さい。
まさに”GT”時代(を狙う)”1972SR”とともにGT “マットパープル”。
そして、これまた”GT”時代のレジャーバイクHONDA DAXとともにGT “バーガンディ”。まるでDAXカラーかのようなバーガンディも素敵ですが、やはり“ナス型”ティアドロップこそ”ジーティー”時代の象徴と思います。
ちなみに身長177cm体重70kgで、肩幅があるわりに胸板が薄っぺらい通称“馬場”体型で、着用サイズはL。膨張色ではない濃い色味だと少し大きめでもOKですね。
“ジーティー”Tシャツも、ニューロゴとともに編集部イチオシでございます。
気になる方はweb shopへどうぞ!!
冬、深まりて…。
今日は冬至、1年で夜が最も長い日。明日から畳の“目地”ひとつずつ、部屋の中に差し込む日の光が減っていき、徐々に春を迎える…と、小さい頃おふくろやおばあさんが言っていたことを思い出した。それくらい、昔の女性によっては手先足先が冷たくて、1日毎に春が近づくことがなによりも待ち遠しかったのだろう。全国的には昨年よりも冬の真っ盛り時期が訪れた感じで、日本海側は例年になく豪雪だとも聞いてます。ご苦労さまです。都内もすっかり紅葉を通り越えて落葉のピークも越えた感じ。寒風の中をバイクで走っていると、イチョウの落ち葉のラインダンスが走って行く前方に続いたりして、まさに“木枯らし”=“木を枯らす”ほどの冷たい風を四方八方から受けることとなってます。それでもバイクで走る気持ちが萎えないのはナゼだろうと、多少自分にも呆れながら走っています。
さて、なんだか勝手に解散して「ホントかよ」と思うような“良いコト”アピールの嵐が過ぎて慌ただしく行なわれた衆院総選挙も終わり、ふとその前におこった重大な事件のコトを忘れかけていたので、あらためて語っておこうかと思ったワケです……そう、高速道路トンネル天井崩落事故……コイツはイケナイ!! ヤバイ!!とか言ってる場合じゃないレベルの事故だと思うワケ。
どう、イケナイか?……まずビックリというかショックだったのは、30年あまり大した点検も補修をしてこなかったという事実。じつは中央道笹子トンネル上り線は、ここ2、3ヵ月の間に、僕もシバハラも何回かバイクで通っていた。30年間で3ヵ月=360ヵ月分の3ヵ月、1日24時間でいえばたった“12分”でしかない、つまり3ヵ月のうちに数回となると1日で言えばわずか数分の違いでしかないくらい、自分たちが遭っていた事故かもしれないということ。もちろん事故当日、数分の違いで助かったヒトビトもいたし、むしろ朝の交通量の少ない時間帯ながら不幸にも9人の方が命を落とされたわけでもあるのだが、僕ら的にはまったく“ヒトゴト”とは思えない事に感じて、かなり大きなショックを受けたのだ。
さらに、だ!! その事故原因を知って驚いた!!……いつもお世話になってるミッドナイト・バイクショップRAZA笹島さんとも話していたのだが……“コンクリートに直接ねじ込まれた金属のネジ”なんてモノに何の信頼感も持てない、ということだ。バイクやクルマを整備するコトに精通しているプロや、いつも自分のバイクを整備したり修理したりしているニンゲンは、金属と金属同士のネジの締まり具合・締め具合という感覚を持っているから、金属とコンクリートの相性なんてゼンゼン信用できないのだ。せめて、金属製の雌ネジ側を天井のコンクリートに埋め込んで固め、そこに天井板を吊るすための金具・ステーを金属製の雄ネジで締め上げて固定するならまだ理解できるが、コンクリに直接ねじ込んでたなんて論外だ。さらに言えば、天井板が1枚1トン、それをコンクリに直接ねじ込んだネジで固定した1本の金具が一体何枚支えていたというのだ!? 金具1本毎に左右1枚だとしても2トン!! 金具の間隔はどうも数メートル空いていた感じだから、1本で数枚数トンを支えていたと思うと、よく30年ももったものだと思うほどだ。通風用の仕切り天井なら何でもっと軽量な材料にしなかったのだ!! しかもそのあと全国的に点検をしたら、同じ構造のトンネルが数十カ所見つかり、さらに東京の首都高では違う構造(…それも力学的にさらに負担がかかるような構造)だが、ネジの折れや抜けが見つかったというから、もう空いた口が塞がらない、というか……正直言って、いま“日本の社会”そのものが“信用できない”というほどの不信感を抱いてしまうほどの“社会的大惨事”、パニックになりそうな一大事だと思うのだ。
全国で多くのヒトビトが安心して利用する公共物の安全性が、フタを開けてみれば、そんな程度のアマい発想と考えで出来上がっていて、社会の安全性や安心感がそれらの単なる“偶然性”でしか成り立っていないのか、と思えてきたのだ。発展著しい中国での、架橋崩落や超特急脱線事故を聞くと「やっぱりな」とか言って日本製の安全神話に安心感を覚えたヒトも多いと思うが、じつはそんなに大差ないのではないか?? 阪神大震災で高架橋が倒れたり、東日本大震災で大津波による大災害や原発事故までも経験したのに、再点検とか再調査の段階からコストをケチってアマい診断を出し、そんな診断に基づく補修工事や再構築事業でもまたアマい設計で低コスト高収益な公共工事をやらかすんじゃないかと……コンクリに金属のネジをねじ込む、ようなアホな発想を目の当たりにした今、ホントに“日本の社会”が信用できなくなった……それぐらいトンでもない事件・事故だったのだ、僕にとっては。もう、いい加減、まじめにやれよ、大人たちよ、オッサンたちよ、君たちよ、そして僕たちよ。“3さえ”主義(=自分さえ良ければ、今さえ良ければ、金さえ良ければ)を捨てて、もっとマジメにやろうぜ、ホントに。そうしないと、結局自分たちに手痛いしっぺ返しが返ってくるだけだ。ヤバイぜ、マジで。ご清聴(読)、ありがとうございました/YAS
東京で故郷へ…。
チョッパーファンはもうすでにご存知かと思いますが、僕のエボリジの故郷である仙台SHOP SAM’Sの東京店がいよいよOEPN!!
というわけで、東京目黒の環七沿いにショップを構えたSAM’S TOKYOにお祝いがてらの寄り道。
……ですが、買い出しに準備に忙しいなか、急きょ、最近ジャダーが出始めどーも動きが微妙だったクラッチの調整をしてもらっちゃってありがとうございます、そして東京店おめでとうございます、おさむさん。
チョッパーに乗り始め、早4年……看板に覆い被さるツタが印象的だったまだ仙台は青葉区一番町にあった頃のサムズに初めて行ったときは、若干、緊張すらした記憶もありますが……早いものであれからもうすでに7〜8年!? 4時間かけて走って行ってた“エボリジの故郷”が、これからは編集部から15分のご近所さんです。
まだまだ本格オープンとはいかないものの、年末〜年明け頃にはガシガシSAM’S節全開のチョッパーを作り始めてるとのこと!! 気になるヒトはぜひ!! まぁ詳しくは次号でしっかり紹介しま〜す!!
ちなみに、SRのカスタム並みに誰も気づかないシリーズですが、エボリジもちょこちょこマイナーチェンジをしております。
そして誰になんと言われようが、CVキャブは乗り味も始動性も文句ナシに最高なのです…。
ではでは。
週末は都内をぐるぐる。
先週末は取材で都内をぐるぐる走り回りました。
最近は昼間は若干暖かくても、日が落ちた途端、真冬のような冷え込み。フルフェイスをかぶらないから、この時期はどれだけ防寒しても顔を突き刺すような寒さ?痛み?からは逃れられません。ちょうど取材した女の子が「今からパッチ(インナースパッツ)穿いちゃうとこれから来る“本当の冬”が超せないからまだガマン!!」と、デニムパンツ1枚で頑張ってましたが、天気予報じゃすでに2月並みの冷え込み……「まさに今が“その時”じゃ…?」とも思いましたが、来るべき1〜2月のことを考えると、“その気持ち”、たしかに分かります。でも、そろそろネックウォーマーも出動かな!?
バイク率が高い土日のKRAFTY。
中目黒のSCREAMIN’ WHEELSは、いつ行っても’70sのアメリカを堪能できます。
日曜日は阿佐ヶ谷のアンティークスカフェでゆっくりまったり取材。おまけに新作タコライスはボリューム満点で満腹満足。
店主・中川氏のダブロク。
みなさん、ありがとうございました。
意外とイイんです、この配色。
HRSの片付けも終わり、昨日、よーやくweb shopも絵型からTシャツの物撮り写真に変更できたストバイ・オリジナルTシャツ。
サイズ感も含め、少しずつですが着用写真も紹介します。
というわけで、第1弾はイチバン僕が気に入ってるNEW LOGO “STREET”からご紹介!
デザインしたときは、ノベルティらしさ全開というか、直球過ぎる気がしたものの、グレーボディ×ホワイトプリントが思いのほかスタイリッシュで雰囲気良し!! 良い意味であまり雑誌「ストバイ」を意識しないで着れるところも、またよしですね。
バックの襟元には、新ロゴの”BIKERS'”がさりげなく入ります。
参考までに、身長177cm/体重70kgでサイズはMです。
僕は肩幅があるけど胸板が薄っぺらいもんでMでもいけますが、同じくらいの背丈で体格も良いならLでも良いと思います。
ちなみにネタばらしと言うほど凝ったデザインじゃありませんが、このハイセンスな配色は……YAS編集長も毎回参加し買ってくる[W1 MEETING]のTシャツを参考にさせてもらいました。コレはたしか前回開催のTシャツだったような…。
なんだか昔からあるロゴだったりシンプルなデザインでも、配色だけで雰囲気変わるもんですね〜!! 作っててなんですが、出来上がりを見て驚かされました。
昭和系デザインもグレー×ホワイトだとオシャレかもしれませんね。
ではでは、どうぞご贔屓に!!
HRS2012 お疲れさまです。
HRS2012お疲れさまでした!!
今年は初ブース出店ってこともあり、取材に店番にと、いつも以上に2人してバタバタやってましたが、クルマもバイクもベンダーブースも過去最高のエントリー数だったうえに来場者は全部で1万5000人!!!!!! ってんだから、そりゃ遊びにきたヒトも出展者のヒトたちもみ〜んな大騒ぎの大忙しだったはずです。しかも会場にはゲストやら取材やらで総勢500人!!!!!! もの外人さんまでいるもんだから、やっぱりホットロッドショーの雰囲気はひと味もふた味も違うのです。MOONEYESさん、楽しいひとときをありがとうございました!! そして最後にストバイーブースで買い物してくれたヒト、遊びにきてくれたヒト、ありがとうございます!!
みなさん、今年もMOONさんが見せてくれるCALFORNIAの風は感じましたか? 新年一発目の1月24日発売号では、その辺をしっかりお見しますんでお楽しみに〜!!
僕らは土曜日の前夜祭からDICE MAG. PARTY、さらにはYASさん思い出のジャズバー「ミントンハウス」へ流れ、深夜2時頃、停めていたハイエースに戻り車中泊。
次の日が朝早いからってやっぱ帰るの面倒くさがっちゃダメですね……真冬の車中泊は翌日の仕事にも見事に響きました…。
ビール飲んでハンバーガー食べてライブ見てゲストカーを盗み見して、この前夜祭から毎年HRSが始まります。
恒例のDICE MAGAZINEパーティは、もはや外国か!? ってほど超満員のお客の9割が外人!! そんなパーティを満喫する数少ない日本人は……京都から来たBLEEKERS製トラチョッパーに乗る寺田氏とTRIUMPHerさん。ほんとHRSは全国各地・世界各国から好き者が集まってます。
心地良い大音量(ココ大事!)でジャズが流れ続ける、YASおすすめのミントンハウスは石川町の駅から徒歩5分くらい。ジャズ聞きながらのカレーおでん美味かったです。
そしてショー翌日は、早速カリフォルニアに向け出航するゲスト車両を積み込み前に、港にて撮影。その後はMOON CAFEにてまたまたハンバーガー。
毎年、忙しいながら大満足の3日間なのです。
ちなみに会場でも販売したTシャツですが、早くもサイズ欠けしたモノも出てきました!
欲しい方、気になる方はweb shopよりお早めにお買い求め下さ〜い!!