[大人の中型オートバイ]お詫びと訂正。


※本誌中で一部表記に誤りがありました。

P71 SUZUKI V-Strom250の価格
誤:64.64万円(税込)
正:64万6800円(税込)

また、P64-68〈SUZUKI Vストローム250〉において、デザイン上の都合で車名表記が〈V-STROM250〉となっておりますが、正しいメーカー表記は〈V-Strom250〉となります。お詫びして訂正いたします。

さらに、P56YZF-R3の記事のキャプション(写真説明)で、オプシィンのクイックシフターキットは、“UP/DOWNの際のlペダル操作を感知して…”とありますが誤りで、正しくはUP時のみの感知→点火カットするシステムキットでした。お詫びして、訂正いたします。

大人の中型オートバイ編集部

[MBA-Middle Bike for Adult]大人の中型オートバイ・バイヤーズガイド2023、絶賛発売中。


「大人の“今”だからこそ、“中型バイク”に乗る!!」

ご存知のとおり、いまや“リターンライダー”こそ2輪マーケットの主役。自分たちも含めて、週末のサービスエリアで見かけるライダーの多くは高年齢層ばかりで思わず苦笑い……なんて光景もしょっちゅうです。ギョーカイ的にはなんとかしなきゃ……な課題ではありますが、そんなバイクシーンの高齢化モンダイはひとまず脇へ置いておいて、いま歳を重ねた“オトナなライダー”の方々が熱視線を送るのが、じつは400cc以下の中型オートバイなんです。


二輪でもFI(フューエル・インジェクション)が主流になり早10数年。もはやどのメーカーのどんなモデルも「リニアな反応と扱いやすさ」は当たり前……なワケですが、当初規制対応のためとばかり考えられていたインジェクションは、いまでは“排気量の数値以上の懐の深さ”を感じさせる「機能&官能部品」といえるほど進化しています。

 

つまり“中型”……といっても、ひと昔前の「250/350/400」とはもうまるで別物。トルク感もパワー感も「+50~100ccはある!?」と感じさせるほど、昨今のニューモデルはどれも“みなぎるチカラ強さ”に驚かされます。それでいて「軽さ」「大きさ」「扱いやすさ」「無理のない価格設定」と、意外とイイコトづくし。そして、なんといっても高年齢層にとって嬉しいのは、肩のチカラを抜いて走り出せそうな“クラシック系”の充実ぶりです。


というわけで、バイクリターンを考える方々から、旧車やリッターモデルからの“ダウンサイジング”を考え始めたベテランまで……いま高年齢のオトナ層にオススメの中型オートバイだけを集めたバイヤーズガイドを作りました。

じつは中型クラスのオートバイにあった、“自分が本当に欲しかったオートバイの世界”……他人の目や見栄とは無縁の自由は、意外と身近なトコロにたくさんあったのです。

〈収録モデル〉
■Part.1
CLASSIC STANDARD
HONDA GB350/ROYAL ENFIELD クラシック350/ROYAL ENFIELD ハンター350

■Part.2
TOURING CRUISER
KAWASAKIエリミネーター/ROYAL ENFIELDメテオ350

■Part.3
ON-OFF/ADVENTURE

HONDA CL250/SUZUKI Vストローム250/KAWASAKIヴェルシX250 TOURER/ROYAL ENFIELDヒマラヤ

■Part.4
GEN-2(Leisure & Play)
HONDAダックス&モンキー125/HONDAハンターカブ&クロスカブ

■Mind Change!!
YAMAHA YZF-R3/R25/YAMAHAトリシティ155



■Part.1
CLASSIC STANDARD
“スローライド”の悦びに浸ろう。

オートバイ発祥の国イギリスで100年以上も前から育まれてきた伝統のシングルーロングストローク・エンジンの350ccーの魅力が、再び脚光を浴びている。頑なに伝統を貫いてきたロイヤル・エンフィールドと、ソコヘ真っ向勝負したホンダのニューGB350は、いま多くの日本人に“本当のトラディショナル”とは何か!? を考えるきっかけをもたらした。これまでその多くが“オフロードエンジンの流用”モデルでしかなかった中型シングルのロードスポーツ・カテゴリーは、効率を優先した高回転型から、エンジンの鼓動に身を委ねた“ゆっくりが気持ちいい”オトナの世界へと変化し始めている。

〈収録モデル〉
01:HONDA GB350

02:ROYAL ENFIELD クラシック350
03:ROYAL ENFIELD ハンター350


■Part.2
TOURING CRUISER
オートバイの“幅”を堪能する。

その昔“クルーザー”といえば、それは“和製アメリカン”……スタンダードモデルの車体をベースに、最初はハンドルだけをアメリカンタイプのワイド&アップに、その後にフロントフォークの長さが伸びると同時に、リアホイールが小径化……それは文字どおりハーレーをはじめとする、アメリカ大陸を縦横無尽に走り回るオートバイの“イメージ”。それは当時の中型クルーザーとて同じこと。ところが今や、クルーザーが相手にする舞台は“日本”……市街地からクネクネ山道、はたまた高速で遠くまで……クルーザーに乗っていても、実際に直面する景色は日本全域。なので、昨今=現行の中型クルーザーのポテンシャルは充実&フレキシブル!? おまけに”低シート高”なので両足べったり!! しかも軽快なハンドリング!! ……つまり、それってオールマイティってこと!?

〈収録モデル〉
04:KAWASAKIエリミネーター
05:ROYAL ENFIELDメテオ350

 


■Part.3
ON-OFF/ADVENTURE
遊びゴコロ溢れる、頼もしい相棒。

BMWのGSシリーズが火をつけたアドベンチャー人気は、いまやツアラー/ツーリングバイクの主流になるほどの盛り上がりをみせていて、昨今は中型クラスでも各メーカーからさまざまなバリエーションが登場しています。基本はオンロード……でも、ちょっとオフロードも走れそうなアクティブな装備・スタイルが旅気分も盛り上げてくれる新ジャンル。リターン世代の方々には、’60年代のオンロードモデルにブロックタイヤとアップマフラーを装備したスクランブラー・テイスト……と言った方がピンとくるかもしれません。よくよく見るとハンドルにシートにステップ位置といった乗車姿勢を決めるパーツはさほどスタンダードバイクと変わりませんし、視点を変えれば“遊びゴコロ溢れるフツーのオートバイ”!!?? というワケで、オン・オフ&アドベンチャー初心者のヒトでも肩のチカラを抜いて気軽にチャレンジできる嬉しいカテゴリーなんです。

〈収録モデル〉
06:HONDA CL250

07:SUZUKI Vストローム250
08:KAWASAKIヴェルシX250 TOURER
09:ROYAL ENFIELDヒマラヤ


■Part.4
GEN-2(Leisure & Play)

最近、カブ人気に端を発した空前の”原付二種”ブームが活況を呈しています。125ccカブの独壇場と言っても過言ではありません。’90年代に、朝夕の通勤時間に125スクーターがひしめき合っていた頃に、“じつは実費があまりかからない……4輪にかけている任意保険のオマケにつけられるし、燃費自体も悪くないことを知ってしまった多くのユーザーさんたちが、今度はメインのオートバイをやめて、125カブをはじめとする“原二”カテゴリーに移ってきた。すると、行き先や用途がどんどん広がり、キャンプをはじめとするレジャー用品の充実とともに、どんどん人気が高まってきた。“原二”はご存知のとおり中型免許の範囲内。今すぐにでも始められる、と思って見ていると、夢がひろがりますね。

〈収録モデル〉
10:HONDAダックス125

11:HONDAモンキー125
12:HONDAハンターカブ
13:HONDAクロスカブ


■Mind Change-1
YAMAHA YZF-R3/R25
「ミドルクラス・スーパースポーツのススメ」

 


■Mind Change-2
YAMAHA トリシティ155
「キャンプシーンで注目の新コミューター」

また、「これからリターン」という方々に向けた〈イマサラコーナー〉も設けました。Part.1は〈オートバイの仕組みとメンテのポイント〉、Part.2は〈オートバイの走行と扱い方〉。久しぶりのオートバイ、または初めてのオートバイなんてオトナ世代の方々にはココだけでもけっこうタメになる情報満載です。

 

■MBAー大人の中型オートバイ
7月24日発売。
価格:1300円

お求めは全国の書店またはAmazonにて。

 

 

※本誌中で一部表記に誤りがありました。

P71 SUZUKI V-Strom250の価格
誤:64.64万円(税込)
正:64万6800円(税込)

また、P64-68〈SUZUKI Vストローム250〉において、デザイン上の都合で車名表記が〈V-STROM250〉となっておりますが、正しいメーカー表記は〈V-Strom250〉となります。お詫びして訂正いたします。

さらに、P56YZF-R3の記事のキャプション(写真説明)で、オプシィンのクイックシフターキットは、“UP/DOWNの際のlペダル操作を感知して…”とありますが誤りで、正しくはUP時のみの感知→点火カットするシステムキットでした。お詫びして、訂正いたします。

大人の中型オートバイ編集部

“POP UP” TOUR やります。まずは福島いわきLOCAL SHOPにて7月30日(sun)〜


ストバイ・オリジナルLUGGAGEシリーズを実際に手にとってご覧いただこうと、この夏から不定期で全国行脚することにしました。これまでお世話になっていた全国のショップさんにご協力いただき、タイミングを合わせて週末にBAGを携えて伺おうという企画。

 

第一回目はちょっと急ですが、来週30日(SUN)に福島いわき市の〈LOCAL SHOP〉さんへお邪魔しますので、お近くの方はもちろん、ツーリングの休憩がてらにぜひお越しください。

ストバイBAG全シリーズ持っていきます。ご自身のオートバイに付けてみるだけでも構いませんよ!!

 


■STREER BIKERS’

POP UP TOUR-1
DATE: 7/30(日)〜
in LOCAL SHOP
福島県いわき市平字中町18
0426-38-8578

 

旧GBより”よっぽどGreat Britain”な、GB350。#new colorお披露目

現在、最新ムック”大人の中型オートバイ”のススメを絶賛制作中ですが、最後の撮影が今年 #newcolor が追加されたHONDA #GB350 。

旧GBより”よっぽどGreat Britain”なボア・スト比や、’60年代までのオートバイを思わせるステップ位置等……じつは違いのわかる大人なら気がつくツウ好みな魅力も隠れている一台。

願わくば、思いっきり”セニア向け”なカラーリングもラインアップに加えてくれたら…と思いますが、#newcolor のパールホワイトもなかなかいい雰囲気でしたよ。

>>New Honda CL250、なかなかイイんですよ。クラシック・タンクバッグもジャストフィット。


ベースとなったクルーザーモデル、レブル250をまるで忘れさせる“スタンダード然”としたフォルムと懐かしい“CL”の響きでオトナ世代からも注目を集めたニューCL250。

エンジンやメインフレームこそレブル250と共通であるものの、シートレール以降のフレームにスイングアーム、そして前後サスペンションやホイールサイズ&タイヤ等、構成部品のほどんとは新たに開発されたニューモデル。おまけに“CLの顔”でもあるアップマフラーに合わせECUも刷新。当然、燃調セッティングもレブルとは異なるこだわりで煮詰められ、ニューCLとしての個性もしっかりとアピールしております。

 


インジェクションが主流になり早10数年。もはやどのメーカーのどんなモデルも「リニアな反応と扱いやすさ」は当たり前……なワケですが、このCL250はソレに加えてじつに小気味よい吹け上がりと鼓動感のマッチングがこれまた見事で。都内の混雑した幹線道路をときにほぼスロットル全閉でユルユルと、ときに極々低開度でスルスル&スイスイと、ときにワイドオープンでバルルルーンッと走らせてきましたが……まぁどんな状態・状況でも心地よく気持ちいいんだから参りました。

 


この気持ちよさの源は……ECUセッティングや吸排気系パーツの作り込みにも当然あるのですが、どうやらその根源はエンジン内部に秘められているようで、それこそがレブル大ヒットの要因でもあったようなんです。

 

というわけで、ニューCL250を筆頭に、じつはいま粒ぞろいな“中型オートバイ”の魅力をあらためて考えるムックを制作中ですので詳細はそちらで。

 


テーマは諦観の境地!?

他人の目や見栄とは無縁の自由な世界「オトナのための中型オートバイのススメ」。キャブが絶対……なんてヒトこそ一度試乗して欲しいモデルばかり。

7月24日発売ですよ〜。


そうそう、我がクラシックなタンクバッグもジャストフィットでしたよ!!

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