いよいよ“帆布”が楽しくなってきた。

こちらは新品の状態……なんですが、オリーブは色の特性上、デジカメとの相性が悪いのか、忠実な色味を出すのがほんとにムズカシイ。実物はもう少し“濃い”んです。

昨年リリースし好評の“帆布”製サイドカーゴパック。最初の半年は予約で完売が続いていたため編集部用在庫がありませんでしが、今年の春頃からようやく少し余裕が出たので、経年変化を楽しむべく「YASによる毎日付けっぱなし実験」を行なってました。


約5ヶ月間くらいでしょうか? 基本的にオートバイから外さず、通勤&取材に使用し当然、日差しとともに雨にも何度も降られてきました。日々見ていると気がつかないもんですが、たまに入荷した新品と比べると色味も風合いもだいぶ使い込まれた雰囲気になってて驚きました。





というわけで、先日入荷したドリンクホルダー付きをYASが使い始め、使い込んだ“帆布”を譲り受け新たな実験を開始します。まずは5ヶ月間の汚れをジャブジャブ洗います。洗剤とナイロン製のタワシを使いながら2〜3回に分けてゴシゴシ洗います。思えば“洗える”ことも“帆布”の魅力のひとつですね。ちなみにネットに入れて洗濯機もラクかもしれません。


これまた写真じゃ伝わりづらいですが、左]が新品で[右]が洗濯後。本来、色落ち具合を見せたい比較写真ですが、逆に[左]の新品の色の濃さやパリッとした生地の質感が伝わるでしょうか? わずかな違いですが、各部にアタリも出始めベルト類もクタッとしたことで、ずいぶんと軍モノらしい風合いになってます。

 


洗濯&乾燥が終わった“帆布”サイドカーゴパック。日の当たる部分によって色の褪せ方も違うようで、何とも言えないムラのある色落ち具合やクタッとした生地の風合いがビンテージのような雰囲気だったため、ついつい古着のデニムとパシャリ。

 

さて、これからが実験の本番。これまで展開してきたコーデュラ・ナイロンにも合皮ブラックにもない“帆布”ならではの楽しみ。成功すると良いなぁ。お楽しみに!