やっぱりダブワンは“音”……なんてイメージが強いと思いますが、ダブワン乗りじゃない僕からすると、いつ見ても良いなぁと思うのは独特なハンドル。立ち上がる角度や垂れ角など……「V字」を思わせるフォルムは、当時の国産大型モデルの中では唯一の形状じゃないでしょうか。結果としてW1ハンドルを見ると「’60年代らしいなぁ…」と見惚れてしまうワケです。W1 & W1SとW1SA以降はまた少し違うとか、W1Sは配線中通しとか……マニアに言わせるとどうやら年式/モデルによって細かい違いはあるようですが、W1シリーズはどれもハンドルの形状は抜群! 意外と英車乗りからも人気があるようです。
またスイッチボックスもシンプルで、これがまたハンドルをスタイリッシュに見せるんでしょうか!? メーターからハンドル、タンクに続くデザインも最高です。
そんな初期W1はCLASSICCYCLE TOKYOのお客さん。クラシックサイクル後藤さんによると初期W1だけの見所はじつは色々とあるようで、みんなでW1談義で盛り上がりました。このW1はS以降のキャブトンタイプのマフラーが付いていますが、初期W1の純正はモナカマフラー。ところが「音はモナカよりキャブトンなんだよなぁ」という方が多いのもW1事情とのこと。’66年から’74年まで、様々な変更とともに進化したW1シリーズ。オリジナルで乗るヒト、いいとこ取りでミックスして楽しんでいるヒト、どちらもたくさんいるのが納得です。
そんなW1オーナーさん、合皮ブラックのサイドカーゴパックをご愛用してくれています。「ドリンクホルダーが思った以上に便利で助かってます」と喜んでくれていたのでひと安心。ありがとうございます!