THE MOTORCYCLE SONG

 

先日紹介した映画「アリスのレストラン」で主演を務めたカントリー&フォークミュージシャンのアーロ・ガスリー。彼の代表曲の一つが『THE MOTORCYCLE SONG』という、オートバイ乗りには嬉しいストレートなタイトルの一曲。アメリカじゃカントリーのスタンダードでもありそうな曲なんですが、残念ながらほとんどオートバイ乗りには知られていない歌。
昨年デッドのカバーではちょいと知られたバンドCIRCLE AROUND THE SUNのDAN HORNEがカバー……したけど、これまたアーティスト自体がマイナー過ぎてやっぱり日本じゃ認知度ゼロ。でもMVは’70sフレーバー全開でユルくていい感じ。乗ってるオートバイはロイヤル・エンフィールドのニュー350。フラッと出掛けたくなるオートバイの歌。

Today’s……MC 3


BMWのGSシリーズの祖R80GS。このGSの登場以来、デュアルパーパスというスタイルが世界中で支持を得て、今や押しも押されぬ人気カテゴリーになったのはご存知のとおり。ホワイトは当時のGSのイメージカラーでもありましたが、ずいぶん前—オーダーメイドのタンクバッグを作っていた頃—に、写真のR80GSのオーナーさんが車体カラーに合わせてタンクバッグをオーダーしてくれました。



メールで何度か完成予想の絵を描きあってやりとりして、最終的にはファスナーは白でパイピングは赤で、センターとサイドのパネル部分、そしてハンドル部分はブルーに決まり「これで行きましょう」と。いま見てもいい仕上がりです。

アリスのレストラン

アメリカのフォーク&カントリーの祖、ウディ・ガスリーの息子のアーロ・ガスリー。1960年代からアーティストとして活動し、ディランのように詩を話すように歌いヒットした『アリスのレストラン』は、その歌詞を題材に映画にもなりましたね。

この動画はその映画「アリスのレストラン」の日本語版予告編。で、主演もアーロ・ガスリー本人でした。


当時らしい、新しい価値観をもったヒップな若者VS体制という構造の映画で、このテの映画にはオートバイが出てくることも多いですが、「アリスのレストラン」も宣伝ポスターにもオートバイが登場するほど、なかなか出てきます。ハーレー&チョッパーじゃないところもいいですね。

アーロ・ガスリー自身もディランの影響かそうじゃないのか、トライアンフTR6に乗っていたそうで、トライアンフにまたがる写真を使ったアルバムも出していますね。The Motorcycle Songなんて曲もありますし。オートバイが好きだったんでしょうね。この映画の予告編もアーロ・ガスリーの語りがまた最高です。アリスのレストラン(曲)もこんな雰囲気で、ずっと聴いていられます。

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