5月はW1ミーティング & TRIUMPH RIOTに出店しますよ!

少し先の話ですが……5月は、8日(sun)の箱根W1ミーティング、29日のTRIUMPH RIOTに、“ストバイ・バッグ屋”として出店します。

バッグを製作し始めてから、かれこれ9年くらい? 通販オンリーのストバイ・バッグシリーズを実際に手にとって購入できる機会です。サンプルも容易しますので、ご自身のバイクに装着してみたり、色々とお試しいただけます。

5月のW1ミーティングとTRIUMPH RIOTの頃には、新しくなるCSB-シートバッグのサンプルも持っていけると思いますので、お楽しみに〜。

[Event Report]第40回 「英車の集ひ」2021.10.30-31 @清里, 山梨


[Event Report]

—第40回—英車の集ひ 
2021.10.30-31 @伊予ロッヂ, 清里, 山梨

英国車を愛で、英国の気品に浸る、
40回目を迎えた伝統の英車ミーティング。

1960年代まで栄華を誇っていたイギリス製オートバイは’80年代を迎える頃には日本製4気筒モデルにその座を奪われ、すでに時代遅れの旧式スポーツバイクの烙印を押されてしまっていました……が!? その一方で「やっぱり古き良き英国車が良い」というファンが本場イギリスはもちろん、全世界にたくさんいたのはご存知のとおり。そして当然、日本にも少数ながらそうした英車ファンがいました。

去る10月30〜31日に山梨・清里にて開催された今年でなんと40回目(年一回開催)を迎える「英車の集ひ」は、それこそ当時から日本製の最新モデルよりも「英車が良い」とこだわり続けたヒトたちが、最初は数人の仲間たちで走り、集まることからスタートしたミーティング。


40回目を迎えた今年、主催の座を若手に譲った栗栖さん。これまでは様々な準備のためクルマでの参加だった栗栖さんの来年からの楽しみは「久しぶりに自分の英車で参加すること」だそう。

「英車の集ひ」が初めて開催されたのは昭和57年(1982年)。オートバイのミーティングというと「アサマミーティング(群馬・長野原)」か「古き二輪を愛でる会(京都)」くらいしかなかった当時、和歌山在住でその頃BSA A65に乗っていた栗栖さんが大阪の老舗・英車専門店〈小川モータース〉に整備で訪れたことが「英車の集ひ」が始まるきっかけだったといいます。

主催・栗栖さんからお借りした貴重な第3回「英車の集ひ」の集合写真。

こちらは同じく第3回の参加者名簿。参加者には届く名簿の表紙は毎年趣向を凝らした“古き良き”英車の写真が使われていた。

「小川さんらとね、“英車だけで思いきり走らせる”集まりがあってもいいんじゃないか!? なんて盛り上がってね」と、栗栖さんは当時を振り返る。“英車を思いきり走らせる集まり”……いま思えばこれこそなんとも英車乗りらしい、そして英車乗りならではのミーティング・テーマだったのです。

会場は“英車を存分に走らせたい”オーナー達にとって絶好のカントリーロードが縦横無尽に存在する紀伊半島の中心、和歌山県の花園村に決まり、参加者はわずか7人でのスタートだったそう。ところがその評判はすぐに広まり3回目[写真上]には参加者は46人に増え、4回目からは関東方面からも多くの英車乗りが参加するようになったといいます。

Photo/KAZ (Triumpher)

「英車の集ひ」……というと、若手を中心にこれまで何度も“敷居が高くて参加しづらい”といった声を聞いたことがありますが、考えてもみればそれもそのはず。もちろん主催の栗栖さん他、長年参加しているヒト達にそんな気持ちは初めから一切ありませんが、誰もが10〜20代の頃(1960〜70年代)から旧車の中でも特にマイノリティな存在だった英車に傾倒してきた、ある意味とんでもない変わり者!? ばかりの集まり。つまり見た目はジェントルでも英車のこととなると筋金入りの猛者たちが何十年も続けているミーティングというワケです……そりゃ誰でも初めて参加した時は“そう”感じても仕方ない部分もあったんじゃないでしょうか。実際は皆さん、優しくて気さくな方達ばかりなんですけどね。

そもそも「英車の集ひ」が関西発だったからなのか……ストバイ時代から英車の取材というと何かと関西方面が中心でしたが、興味深いのは大きく分けて“関西と関東の英車乗りの価値観”が昔からどうやら少し違っていたのかなぁ……と感じることでした。

ざっくりと言えば、一般道主体サーキット主体かの違い。

2年前に制作したムック「BRITISH TWIN-英車真髄」で取材した時の小川さん。

以前〈小川モータース〉の小川さんも若い頃を振り返り仰っていましたが、当時旧車レースが盛んだったのはやはりサーキットが充実していた関東エリアだったそうで、小川さんら関西の方々も当然興味があり何度も参加していたと言いますが、やはり遠いため毎回となるとムズカシイ部分もあったと話していました。

対して、関東エリアに目を向けると、古くからの英車ショップやトライアンフで有名だった故・山田さんらの話を聞いていると、とにかくレースに向けたエンジンのチューニングが盛んでもあったようです。オートレース関連のチューニング・エンジンのことや有名チューナーの話題もよく聞いたものでした。


[上の2枚の写真は若かりし頃の小川さんとツーリングでの一コマ]

小川さんの昔話を聞いていると「関東のヒトらはやっぱりスゴいでしょ?」なんて言いながら、その分、負けじと若い頃からツーリングをはじめとにかく走り回っていたハナシがたくさん出てきます。“英車を思い切り走らせたい”と始まった「英車の集ひ」じゃありませんが、それこそ近畿エリアのカントリーロードはいつでもどこでもマン島TTレース状態!? でもあったようで、詳しく聞けばそれはもうココでは書けないような豪快過ぎる!? エピソードの数々でしたが、そうした英車ライフも関西方面の英車乗りの特徴でもあったようなんです。

関西エリアの英車乗りは一般道でその本領を発揮しようとしていたのに対し、関東エリアの英車乗りはサーキットでその可能性を追求していた……どちらも英車のスポーツ性を楽しもうとしているコトには変わりませんが、“日常的に、そして純正のまま一般道をガンガン走らせる”英車乗りの姿は、関西には今も受け継がれている“古き良き”英車乗りの世界のようにも感じるのです。

現在、小川さんは年齢と体力を考慮し店は閉じ、小川モータースで修行し独立した犬塚さんのショップ〈タイガーワークス〉にて顧問!?をつとめているそうです。[左]小川さん[右]犬塚さん

“一般道で英車の本領を楽しむ”……小川モータース出身で大阪で英車専門店〈タイガーワークス〉を主宰する犬塚さん達と走った時には、それこそ「旧車なのにそんなに回しても良いのか!?」と唖然としたモノでした。

聞けば、犬塚さんや犬塚さんと同じく〈小川モータース〉出身の京都〈ブリーカーズ〉手島さんが、その昔小川さん達ベテラン勢とツーリングに出かけると……走行中の小川さんが横に来て「もっと開けろ! 飛ばせ! もっと回さな英車の魅力はわからへん!  」としょっちゅうゲキを飛ばされたといいます。さらに言えば「赤信号でも止まるな!」なんてことも……(笑)

プラグが被るのは整備が悪いのではなく、“スロットルを開けていない乗り手が悪い”とでも言わんばかりのスパルタ英車鍛錬。しかしそこには、「高回転まで回してこそ英車の本領、本当に気持ちいいトコロが見えてくる」……という英車の真髄を追求する姿勢があったようなのです。

2年前の取材時にも小川さんは「エンジンを速くするより自分のウデを磨く方が先や」と仰っていましたが、それは英車はチューニングしなくても十分優れたスポーツバイクであることを知っていたからでしょう。

 


今年、最年長の大ベテラン、大阪の坂上さんも乾杯の挨拶で話していました。
「ベンリーに乗っていた10代の頃に六甲で初めて英車を見た時にはホンマにシビれた。初めてBSAに乗った時にはそれはもう感激しましたが、いまだに乗ると当時と同じようにシビれて感激する。英車はホンマに不思議です(笑)」と。ご多聞に漏れず、豪快過ぎるエピソードでは坂上さんの右に出るヒトはいない!? と言われるほど、80代でも現役で驚くほどハイペースで走る方。どうしてですか? と聞けば「気持ちイイんやから仕方ない(笑)」と返ってくるレジェンドであります。

 


英車が世界一のスポーツバイクだった時代……現在70〜80代の大ベテランの方々でさえ、日本ではその栄光をリアルタイムで見たり体験できたヒトはほんとに少数だったはず。

戦前の頃にすでに完成されていたとも評される英国車の本当の魅力は、当時のオートバイ乗りになりきり、その性能を思う存分引き出そうとする意思がないと、到底わからない世界なのかもしれません。そう思うと……「英車の集ひ」の参加者は誰もがスポーツバイクとしての英車に憧れ、その魅力の本質を追求し、その感動を今も楽しみ続けているヒト達ばかり。


「英車の集ひ」の最大の魅力は、英車が好きで、その魅力の真髄を知りたいと思っているオーナーばかりが集まっていること。英車の集ひに参加すると、不思議と英国の気品にすら触れられる気持ちになれるのはそうした理由なのかもしれません。英車乗りならなんでもいいから集まろう……ではなく、イギリス製のバイクやバイクシーンが好きなオートバイ乗りが集まるミーティング、それが長年、筋金入りの英車乗りによって育まれてきた「英車の集ひ」


来年から主催者は40代の稲垣さんにバトンタッチ。稲垣さんは若手といっても戦前モデルを乗り継ぐ相当なマニア。来年からも楽しみなワケです。

 

栗栖さん、お疲れさまでした!!

“CSB” —Classic Seat Bag (クラシック・シートバッグ) 第一ロット、入荷しました。

 

お待たせいたしました! インスタグラムやフェイスブックでは少しずつ紹介していましたが、ようやく“CSB”—Classic Seat Bag(クラシック・シートバッグ)が入荷しました。


■コンセプトは、「旧車に似合うシートバッグ」

オートバイ用のバッグとしてタンクバッグ、サイドバッグ、シートバッグがありますが、コンセプトに掲げた“旧車に似合うシートバッグ”は用品店を探しても見当たらない……のが現状です。「旧車 × シートバッグ」というと、旧車ミーティング等で老舗コロナ社のスクエアタイプのタンクバッグをシートバッグとして使っているベテランの方々の姿でしょうか。ならば、’60年代のコロナ社のラグビーボール型タンクバッグをモチーフにした我がタンクバッグじゃありませんが、同じように“オートバイのフォルムを崩さない”クラシカルなシートバッグがあってもいいじゃないか!? と企画が始まりました。


製作における大きなテーマは3つ。

①オートバイのフォルムを崩さない丸みのある形状。
②デイトリップからロングツーリングにも対応する容量。
③容易かつ、あらゆる車種に対応する汎用性の高い装着方法。


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弊社タンクバッグと同様、オートバイのフォルムを崩さないよう“カド(角)”のない筒状のデザインとし、日常使いでも気にならない大きさながら容量は通常時で約10ℓを確保。また出先で荷物が増えた際には両サイドのファスナーを開くことで、荷室は左右に約10cm(2ℓ)拡張します。

 


バッグの全幅は約35cm(拡張時:約45cm)。
メインの荷室幅は約28cm(拡張時:約36cm)。

拡張時はちょうどキャンプ用チェアで有名なヘリノックスのスタンダードサイズが収まる長さです。さらに折りたたみテーブルやコッヘル&ガスストーブ等を収納しても荷室にはまだ余裕があります。


また、バッグ正面の2本のベルトには荷室に入りきらないレインウェア等を括り付けることが可能です。また、そうした際でも荷室へ容易にアクセスできるよう、正面の他にサイド部にも開口部を設けました。

レインカバーはバッグ上部に荷物等を括った状態に対応する大きさで製作していますが、ドローコードで絞るタイプのため、通常(最小使用)時でも問題なく使用できます。

 

 

 

 

 


脱着時にも持ち運びしやすいよう、バッグ後部にはハンドル(取っ手)、さらに脱着式のショルダーベルトも付属しています。また、昔ながらのミリタリーテイストにこだわり、Dカンやナスカンは鉄製を使用しています。ちょっとしたことですが、こうした部分もコンセプト「旧車に似合う」ための大切な要素です。

※ハンドル/ショルダーベルトはあくまでも“ちょっとした移動時”での使用を想定したモノになります。オートバイ装着時と“天地”は変りますのでお気をつけ下さい。


正面フラップの内側にはメッシュのインナーポケット、さらに向かって左側には大小2つの小物ポケットを装備。飛び出したポケット(小)の形状は旧車マニアの方なら分かる!? 老舗ツーリングバッグのポケットをオマージュしています。小物ポケットには付属のショルダーベルトやレインカバーの収納にも便利です。


あらゆる車種に対応できるよう、装着にはツーリングバッグの老舗、タナックスさんの協力を得て〈MOTO FIZZ〉製のツーリングコード“キャリングコード3V”を使用することとしました。中央のゴム製のスタビライザーにコードが通るモトフィズ独自の構造は、クロス状(四方)に安定した固定が可能なスグレモノです。


バッグ裏側に“前後左右”方向に通路を設けた強度のある板材を縫い付けてあります。ご自分のオートバイに合わせた通し方で固定して下さい。ブログ/ギャラリーで紹介している車種への装着は[写真上(↑)]の“通し方”をしています。オートバイによって荷掛けフックやフック代わりに使えるリアウインカー等の位置はさまざまです。ご自分のオートバイに合わせた通し方/装着をお試しください。


またこの装着方法のため、ロングツーリングの際は、テント等の荷物の上からシートバッグを装着することも可能です。この場合、シートバッグを固定するためにツーリングネット等で覆う必要がないため、ツーリング中の荷物の出し入れも容易に行うことができます。またレインカバーはドローコードで絞るシステムのためこうした状態でも難なく装着可能です。


ちなみに、この場合は[写真上(↑)]のようにコードを通しています。

 

それでは、撮影できた分だけですが装着写真をどうぞ。

さらに詳しいカワサキW系の装着写真は→こちらへ

さらに詳しいカワサキZ系の装着写真は→こちらへ

さらに詳しいヤマハSR系の装着写真は→こちらへ

さらに詳しいカワサキW系の装着写真は→こちらへ

さらに詳しいトライアンフ系の装着写真は→こちらへ

装着方法はもちろん、使うヒト次第であらゆる可能性が広がることこそ、“CSB”—クラシック・シートバッグが目指した“汎用性の高さ”です。「旧車に似合う」は、言い換えれば「汎用性の高いスタンダードバイクに似合う」ということ。名車と呼ばれるオートバイと同様、汎用性の高さこそ、多くのヒトが長く使い続けられる“スタンダードの要”だと考えます。

 


■“CSB”ー Classic Seat Bag

ショルダーベルト/レインカバー/MOTO FIZZキャリングゴード 付属。
カラー:帆布オリーブドラブ / 合皮ブラック
Made in JAPAN

ややクタッとした風合いも魅力の帆布オリーブドラブ、張りのある合皮ブラック、どちらもオススメです。

ご購入はショッピングカートよりお願いいたします。帆布オリーブドラブの第一ロット生産分は全て予約で完売いたしました。第二ロット入荷時期は2月下旬〜3月上旬になります。

容量:約10ℓ(拡張時:12ℓ)
横幅(全体):350mm (拡張時:450mm)
横幅(荷室):280mm(拡張時:360mm)
奥行き:210mm
高さ:170mm

価格:27,800+TAX

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