この絶妙な感覚が伝わるかなぁ!?


もろもろの撮影が終わり、昨日から2025モデルのタンクバッグを使いはじめています。ちょっとしたトコロなので声高にアピールしていませんが、ハンドルの手で持つ部分に合皮生地をぐるっと一枚追加しましたがコレ、最高でした。昨日今日と雨も降り真冬並みに冷え込んだ東京でしたが、かじかんだ手で持ってもふわっと優しい手触りで上質感が増しましたよ。


そうそう、帰り道にレインカバーをつけるかどうか……!? な微妙な雨にやられましたが、帆布もインナーのナイロンも素材はSIDE CARGO PACKと同じで、ぼちぼちの防水性とタフさを兼ね備えていますので、家まであと少し……くらいなら多少濡れたって大したことはありません。あくまでも“道具”としてガンガン使ってもらった後が完成形ですからね。


ところでこの新しい“チョコレートカラー”、「タンクバッグといえば」なオリーブドラブやブラックよりも、じつはその存在が“気にならない”んです。想定どおりでもあり想定以上でもありましたが、この感覚伝わるかなぁ。

クラシックやビンテージというと、レプリカジーンズ同様、当時の作りだったり、“当時存在していた”色や素材にどれだけ近づけたかが重要視されますが、“当時の感覚”や“当時の価値観”についてアタマを巡らせると、それとは少し違ったことが見えてきたりするものです。

言い換えると、当時の造り手たちはどんなことを考えて作っていたのだろう!? はたまたどんなきっかけからアイデアを出し、工夫を凝らしていたのだろう!? ……と考えを巡らせていくわけです。

つまり、自分がもし“その当時”にいたら「どんなモノを作っていたのだろうか」と思考を巡らせてみるということ。デニムの世界でも旧車の世界でも、当時のママ=レプリカが好きなヒトもいれば、当時のモノを“今の感覚や技術”でブラッシュアップしたモノが好きなヒトもいます。

新色のタンクバッグが、オリーブドラブやブラックよりも良い意味で“気にならない”存在に感じたのは、こうした価値観や考え方から見た感想でもあり、趣味の世界だからこそこうやってあれこれ考えを巡らせられることが楽しいなぁと常々思っていますが、素直じゃないなぁとも思ったり。

どこか懐かしいけど見たことがない……オールドスクールの魅力や楽しさってそういうことだと思うんですけどね。やっぱりコトバにし過ぎるとツマラナイのかなぁ。

 

旧メグロを取材すればするほど、S1が“メグロしてる”なぁと思うのです。


2月はまるっと旧メグロざんまいでした。前半は関東近郊のメグロオーナーの方々を、そして後半は約1週間の関西〜西日本での取材。中でもS1のルーツでもあるジュニアシリーズはもうほとんど撮影し、わりと試乗もさせてもらいましたが、見れば見るほど、乗れば乗るほど、S1が“メグロしてるなぁ”と思えてきます。その詳細は制作中の本の完成をお楽しみに……ということで。

カワサキさんにも話を聞きましたが、先行販売したタイでも、もちろん国内でもS1、人気のようです。そうそう先日の関西出張中に、夜の神戸2号線をハイエースで走っていたら、たまたまメグロS1+20代と思しき男性ライダーと少しのあいだ並走するタイミングがありました。背格好からすると身長170cm以上はあろうと見える小柄ではない男性でしたが、意外とS1が小さく見えないんですよ。オートバイ単体で、しかも写真で見ると少し小さく見える230ccのS1ですが、大らかな乗り味も含めて、一般的に背の高い男性でも満足できる仕上がりなんです。


関西出張では奈良にてS1の撮影も行い、僕も乗ってきましたが、写真を確認してカメラマンさんと「ほんとだ、オートバイが小さく見えないねぇ」と驚いておりました。ちなみに僕の身長は177cm。気になっている方は試乗をおすすめしますよ。その際は拳一個分、後ろに乗ってみることもお忘れなく。

 


そして2025年モデルのダークブラウン/チョコレートカラーのタンクバッグも乗っけてみたらこのとおり。メグロのために作ったのではないかというGOOD LOOKIN’でしたよ。

[KZ1000]みなさんが仰るように、やっぱり濡れなかったSIDE CARGO PACK。


いやぁ久しぶりの雨のツーリング。一昨日、ふと思い立って富士山のふもと辺りまで走りキャンプしてきたのですが、予報では翌日昼過ぎからの雨が夜中から降り始め、2日目はなかなかしんどいキャンプツーでした。

で、夜中もずっとKZに付けたままだったサイドバッグ(LARGEサイズ振り分け)は、色だけ見るともう違うバッグか? というほど、朝起きた時にはしっかりと濡れていました……が、それは表面の帆布部分だけで、厚手のナイロン地を挟んだ中はまるで平気。

生地然り、縫い目然り、完全防水ではないSIDE CARGO PACKですが、「雨の中数時間走りましたが、バッグの中はまるで濡れませんでしたよ」と、昔からよくお客さんに言われます。先日も出店イベントで同じことを仰ってるお客さんもいました。僕は用心深いから、雨とわかっているときはサイドバッグの中で荷物をビニール袋にくるんでいますが、今日はもう帰るだけだし……と、帰りは3時間程度ずっと雨予報の中、お客さん達の言葉を信じて(笑) 何もせずに走ってみることにしたのでした。


と、その前にキャンプツーレポートを少々。

1日目は最高のツーリング日和。KZで東名を走りサクッと富士まで。1000cc 4気筒はこうした高速移動がほんとに楽ですね。ふと思い立って200〜300キロ。それが苦にならないのは大排気量モデルの利点です、ほんと。富士インターを降りたら富士宮焼きそばを食べて、近くのブックオフで酒のアテ的文庫本を仕入れ、買い出しを済ませたらキャンプ場へ。


この日は超久しぶりのふもとっぱら。平日だってのにさすがですね。四輪がほとんどですが賑わっていました。そしていつ見ても美しいムーンライトテントと、雨に備えた小川張り風タープの立ち姿に惚れ惚れしながら乾杯。昨年はかまぼこ型のダンロップ製テントに浮気した時もありましたが、僕は不思議と細くて狭いムーンライトの方がぐっすり眠れるんです。設営がラクってのも大きな利点ですが、バイクと同じで、自分にとって見た目もカッコイイというのも満足感が高いポイントなんでしょうね。

 


漬物でスタートし、この日のメインはキムチ鍋。そして、ついに完成したコンパクトに収納できる組み立て式ベーコン炙りタワーでのベーコン炙り!  以前から何度か写真をあげている最高のつまみの一つが、この焚き火でのベーコン炙り。落ちてる枝で作ったり、薪を利用したり、試行錯誤していましたが、ついにぼちぼち納得いくタワーが完成しました。


これ、じつは2〜3回で使わなくなっていた組み立て式トライポッドの再利用。左右2本ずつの脚には、ベーコンを吊るす棒を載せるためのU字ボルト+ステーを装着。バラせ30cm長、3φ程度のコンパクトさで軽くて錆びないステンレス。まずまずです。


で夜中からの雨。朝起きてからコーヒーは飲みましたが、カッパを着ての撤収作業はなかなかのしんどさ。テントやタープは濡れたまま収納だし。ロングツーリングじゃなければあまり経験しない雨キャンプ。大変さもなんだか楽しい!? 久しぶりの感覚でした。


で、キャンプ場から厚木あたりまではずっと雨。しかもけっこうな本降り。写真は沼津のサービスエリアですが、夜中から濡れっぱなしのサイドバッグは見てのとおりの濃〜い色。合計3〜4時間ほど雨天走行でしたが、皆さんが仰るとおり、サイドバッグの中は一切雨が染み込んだ様子はありませんでした。もちろん限度はあるだろうし、ロングツーリング中ならバッグの中での雨対策はしたほうがいいワケですが、やっぱり“折り返すことでフラップの役割を果たす”構造が功を奏しているのか、なかなかの防水性の高さでした。この際だからと、ついでに合皮素材のタンクバッグもレインカバーなしで走ってみましたが、こちらも平気でしたよ。


ちなみに……SIDE CARGO PACKはLARGESTANDARDも、おそらく現モデルは在庫限りで再生産予定はありません。LARGEはまだ少しありますが、先日合皮BLACKがSOLD OUTしたSTDは残りわずかとなってきておりますのでご希望の方はお急ぎください。

 

 

 

 

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