[TRIUMPH RIOTムック]アボガドカラーなユニット650で自社広告用写真撮影〜。


普段から自分たちのバイクの整備でもお世話になってる編集部近所のCLASSIC CYCLE TOKYOさん。国産から英車まで幅広く対応してくれる頼もしいショップですが、最近はわりと英車率高め。というわけで、昨日は現在制作中のTRIUMPH RIOTムックの自社広告用写真の撮影で後期のユニット650をお借りしました。

当時のメインマーケット、アメリカでは“アボガド”カラーの愛称でも親しまれたなんて話も出てくる、落ち着いたグリーンが魅力の1970年モデル。新緑と帆布バッグの色合いとのバランスもGOODでした。
英車でも高年式モデルには意外と似合うこともわかってひと安心。まぁ高年式といってもW1やCBと同時代ですもんね。

 

Next Project…

今週末に開催される10回目でFinalとなるTRIUMPH RIOT。
トライアンフが好きなユーザーが、OLD TRIUMPHだけで集まりたいと、ショップや雑誌媒体が関わることなくユーザーだけで2011年にスタートしたミーティングがTRIUMPH RIOT。
ベテランの方々が主催する旧車ミーティングでは当たり前のことでしたが、SNS等が盛んになる少し前の2011年頃にユーザーだけで新たなオートバイ乗りの集まりを始めるのはなかなかパワーも労力も必要だったはずです。
“OLD TRIUMPH”という括り以外は自由。世代や時代もあり、始まった当初はカスタムしたユーザーが多かったイベントも、回を重ねるごとに純正/オリジナル派が増えてきたりと、10年ひと昔(コロナ渦での開催中止もあり厳密には第一回より12年経過)じゃありませんが、10年も続けばヒトもオートバイもそれなりの変化があり、振り返るだけでもなかなか楽しいもの。
純正派はカスタムを嫌う傾向があったり、一方でカスタムからトライアンフの世界に入ったユーザーは英車そのものへの理解はまだまだだったりと、やっぱり趣味のオートバイの世界には色々とあるものですが、「あらゆるスタイルでも楽しく乗れる」という意味では、そこにはやっぱり「トライアンフが秘める、トライアンフだけがもつ」魅力があるからだと思わざるを得ない、とこれまた10年10回見続けていると感じさせられます。
というわけで、第一回から取材してきたストバイ編集部のNext Projectは「全10回のTRIUMPH RIOTを振り返る」企画。
今週末のFinalに参加される方々は、カメラを向けられたら”笑顔”でお願いいたします。

 

アリスのレストラン

アメリカのフォーク&カントリーの祖、ウディ・ガスリーの息子のアーロ・ガスリー。1960年代からアーティストとして活動し、ディランのように詩を話すように歌いヒットした『アリスのレストラン』は、その歌詞を題材に映画にもなりましたね。

この動画はその映画「アリスのレストラン」の日本語版予告編。で、主演もアーロ・ガスリー本人でした。


当時らしい、新しい価値観をもったヒップな若者VS体制という構造の映画で、このテの映画にはオートバイが出てくることも多いですが、「アリスのレストラン」も宣伝ポスターにもオートバイが登場するほど、なかなか出てきます。ハーレー&チョッパーじゃないところもいいですね。

アーロ・ガスリー自身もディランの影響かそうじゃないのか、トライアンフTR6に乗っていたそうで、トライアンフにまたがる写真を使ったアルバムも出していますね。The Motorcycle Songなんて曲もありますし。オートバイが好きだったんでしょうね。この映画の予告編もアーロ・ガスリーの語りがまた最高です。アリスのレストラン(曲)もこんな雰囲気で、ずっと聴いていられます。

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