いよいよ残りわずかとなってきました。


ほとんど経年変化しない合皮の素材的タフさや、バッグ自体が帆布よりもやや重たい安心感のある質量、そして雨にも強いという理由から、なにかと出番が多い合皮BLACKのSIDE CARGO PACK。とはいえ、旧車&クラシック系のオートバイにはミリタリーテイストが強い帆布オリーブドラブが永遠の定番……ということで、合皮ブラックは、旧モデルで以前製作した時から動きはゆっくりでしたが、いよいよ在庫がわずかになってきました。

 


日常的に使いやすいサイズ感で、乱暴に扱っても壊れることもない。脱着も楽チンとくればついつい出番が増えるサイドバッグ。好みの世界になりますが、普段使いとしては僕自身は合皮ブラックの方が好きですね。


新しい企画もあるため、現在庫分の販売が終了次第、合皮ブラックの生産は終了いたします。もし購入をご検討されている方がいらっしゃいましたら、少しお急ぎください。

 

 

日常的バイクライフのお供には、ALLDAYS ROADSIDE™️のSIDE CARGO PACKを🙋‍♂️

ご用命は→こちらから。

 

右でも左でも。

メインスタンドがあるオートバイなら降りてすぐにアクセスできる左側が使いやすいけど、サイドスタンドしかないならやっぱり右側の方が荷物の出し入れがしやすかったりする。

ても雨の日にバッグの脱着やらをしているとカッパのズボンがマフラーに当たりそうになるから、雨天時は左側に付けてる方が都合よかったり。専用品よりも汎用品の方が身近に感じるのはTPOに応じて使い分けられる、こんな時だったりします。

 


 


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色褪せた帆布は、手入れでさらに愛着が湧く!? サイドバッグ・メンテのススメ。


実験のため3ヶ月ほどずっとオートバイに付けっ放しで使用していたSIDE CARGO PACK(ブラック)。相当な日数をかけないとここまでなりませんが、日光がいつも当たる部分はどうしても色が褪せてしまいます。もちろん、使い込んだヤレ感を楽しむ上ではそのままでもいいのですが、帆布ならではの手入れを楽しむのもおすすめ。


というわけで、紹介したいのがこちら。フェール・ラーベンのグリーンランド・ワックス。数年前にサイドバッグの手入れでも紹介しているコチラは、スウェーデンの老舗アウトドア・メーカー、フェール・ラーベンの60/40クロスのマウンテンパーカ等に塗り込むためのメンテナンス・グッズで、塗り込むことで防水性と生地の耐久性をUPさせるモノ。

いわゆるブリティッシュ系オートバイ乗り御用達、ワックスコットンJKTのリプルーフと基本的な仕組みは同じ……なんですが、フェール・ラーベンのワックスはパラフィンと蜜蝋をミックスした固形タイプのため、バブアーやベルスタッフの“溶かして”使用するワックスのようなベタつきはなく、作業も楽チンなのが魅力。

 


作業は固形せっけんのようなワックスを直接ゴシゴシと塗り込み、ドライヤーで溶かしながら生地に馴染ませるだけ。写真のように真っ白になるまで塗り込んでも、ドライヤーで溶かしてみると、一回ではさほど変化を感じない程度なので、安心して作業を進められます。


正面から見て、左サイド部以外を作業した写真がこちら。色の褪せ具合やワックスの塗り込み具合にもよるので、回数は参考にしかなりませんが、3回の塗り込み&ドライヤーでこの状態になりました。


さて、残る左サイド部にワックスを塗り込みます。今度は1〜2回で済ませられるように、[写真↑]のようにワックスの“塊”ができるまで塗り込んでみました。


そして仕上がった状態がこちら。いかがでしょうか?

 

 

■BEFORE■

■AFTER■

色褪せの軽減はもちろんですが、ワックスを塗り込むことでコットン生地の目が詰まりますので、多少の撥水効果も期待できます。当然、バッグにはしっかりとした裏地が付いてますので、内側にワックスが染み出ることもありません。

そして楽しみなのが、ここからまた使い込み、さらにワックスでメンテを繰り返すこと。帆布やコットン素材はどうしても色落ちや色褪せは避けられませんが、メンテ次第で別の表情も楽しめると思うとやはり魅力的です。

注) ワックスを塗りこんだ部分の生地は、わずかに厚みが増しハリも出ます。帆布特有のクタッとした感じとは若干、変わりますのでご注意を。とはいえ、そのハリも新品に戻った!?……と思えば気にならない程度。やはりそれよりも生地の耐久性が増していくほうが魅力的です。

 

今後さらに使い込み、ワックスが抜けてきたら再度ワックスによるメンテ。その昔、イギリスのモーターサイクリスト達は、手入れし着続けたワックスコットンJKTを子供に譲る……なんてハナシを聞いたことがありますが、オートバイ同様、長く使うことでさらに愛着も増しますからね。

ではでは、お試しを〜。

 

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