『大人のBIKE CAMP』第5弾に向けた、西湖キャンプ・ツーリング。その1


今年も夏の終わりに企画している『大人のBIKE CAMP』。新しいアイデアを求め、久しぶりに一泊キャンプに行ってきました。今回のキャンプ地は富士山の麓の西湖。自宅近くから中央道に乗ってしまえば1時間とちょっとあれば着いてしまう近場。お昼手前にのんびり出発して、買い出しを済ませても14時過ぎくらいにはキャンプ場に到着。とりあえずイスとテーブルだけ出して、ビールとともに「あ〜気持ちいい」と設営前のノンビリタイム。宴も早くから始め、21時過ぎには就寝。で、翌日の午前中に走り回って昼過ぎに編集部……こんな感じがここ数年の“思い立ったが平日”!? キャンプスタイル。


ロンTにGジャンがちょうどいい季節。オートバイで走っている時もキャンプで肌寒くなった夜も、着倒してクタッとしてるのにほどよく厚みがあるGジャンは不思議な安心感がありますね。その昔はどこでも安価で買えた色の抜けたレギュラーの70505。もう10年近く着ているからか年のせいか、最近はジャストサイズよりもう少しゆったり着られる方が楽でいいと思いはじめていますが、おそらく年齢でしょうね。


とかなんとか考えはじめると、すっかり設営のやる気がなくなってしまうので、1本目のビールを飲み終える前に重い腰を上げてカンカンカンカン設営します。いい汗かいたところでキャンプ場のシャワーで汗を流して、2回目の乾杯。ツマミだご飯だと作り出すと、何かと忙しいのもキャンプ。やっぱり何度来ても“ココ”がキャンプのハイライトと思います。



この日はスーパーの中を歩き回っているうちに献立を考えるのが面倒になり、赤ワインと肉と枝豆とエリンギを買っておしまい。テキトーに焼いてはツマミ、飲んでは焼いて、自分のバイクを眺めて、「はぁ幸せ」の繰り返し。


ブーツを脱いで足をほうり出し、ほろ酔い気分で静かな湖畔を眺めていると、向こう岸の山の上には富士山頂がちら見え。ここは西湖の湖畔にある観岳園というこじんまりとした静かなキャンプ場。リーズナブルで、コインシャワーもあって、燃えるゴミと燃えないゴミの袋もくれる、オートバイ乗りの味方。初めて来ましたがロケーションも含めていいところでした。

 


日が暮れ、焚き火を眺め、ワインを飲み、気づいたら寝落ち。だいたいこのパターン。でも誰からも怒られない幸せ付き。最近知ったのは、夜中に聞こえるキャ〜ン!? キュ〜ン!? という小動物のような甲高い鳴き声の正体は鹿だったってこと。ボリュームをもう少し下げてくれたらいいんだけど、必ず2度3度と夜中に起こされる。しかもその鳴き声が移動していくのがわかるもんだから、鹿だって知るまではけっこうな恐怖でした。

続く。


「片方でも両方でも」な、キャンプツーリングにもバッチリな大容量のSIDE CARGO PACK “LARGE” 、まだ在庫に余裕がありますので、皆さま、今シーズンの旅のお供にいかがでしょうか?



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[KZ1000]ウインカーレンズの“ラバーワッシャー”。


直径6mm程度のわずかに弾性のある樹脂製のワッシャー。これ、ドコに使うワッシャーか分かりますか? WやZ系に乗っているヒトならご存知かもしれませんが、僕はまるで知りませんでしたし、その存在を聞いた時にはびっくりしました。


そう、ブログタイトルに書いちゃってますが、このラバーワッシャーはウインカーレンズを固定する時にボルトとレンズの間に入る、れっきとしたカワサキ純正部品。


少し前のブログで写真だけ載せましたが、GWのZ仲間とのツーリングで、情けないことに出発早々の東名高速で右前のウインカーレンズを紛失していたのでした。飛び石等が怖いので、ツーリング中は後方のウインカーレンズを移植していましたが、そもそもウインカーレンズが走行中に飛んでいくなんて経験は初めて。そして、肝心のラバーワッシャーの存在を、その夜、皆で飲んでいる席で仲間から知らされたのでした。

「ボルトが緩んでいたのかもしれないけど、ウインカーレンズの増し締めなんてしたことあります?」半ば逆ギレ気味で皆に話を振ると、「あの樹脂製のワッシャーはボルトを締め込んだ時にレンズを割らないようにするための部品だよね? でも多少は緩み留めの効果もあるのかなぁ? 」と。「……えっ、何そのワッシャーって!?」となったのでした。

僕のKZのウインカーレンズはリプロ品で、新規登録した約6年前に取り付けた以来、球切れもなかったためその後はまるでノータッチ。今年で14年目になるヤマハSRはもちろん、過去に乗ってきたホンダやスズキのオフローダーもウインカーレンズのボルトにワッシャーなんてつかないため、KZも疑うことなくボルトのみで固定していたのでした。おまけに、これまでのバイクライフで球切れ以外にレンズの脱着はおろか増し締めなんてしたことありませんし……。


調べてみると、Zシリーズと同様のウインカーが付くW3にはもちろん、Z系統で追いかけると2000年代のゼファーシリーズでもこのラバーワッシャーは採用されていました。一方、’99年デビューのW650では、国内仕様の四角い小型タイプのウインカーにはラバーワッシャーは付きませんが、ゼファー等と同様の大ぶりな丸タイプのウインカーが採用されていた輸出仕様ではやはりラバーワッシャー付き。また、同じように大ぶりな丸タイプのウインカーに変更された2011年以降の国内仕様のWシリーズにも(現行モデルも)このラバーワッシャーは採用されていました。

※ネットより画像拝借

そこでW650国内仕様の角形ウインカーをググってみるとレンズの固定方法が違いました。固定はボルト一本で、いわゆるレンズ内部に設けられた筒状の穴をボルトが通るのではなく、多少締め過ぎたとしても割れにくい角断面の取り付け部が付くタイプでした。どうやらカワサキではウインカーレンズの固定方法でワッシャーの有無を変えていた模様……。


ウインカーレンズやテールレンズは、車種に限らず昔から「締めすぎると割るよ」と先輩たちから聞かされていた部分。やはりこのラバーワッシャーの役割は、締め過ぎた時のレンズの割れ防止のためでしょうか。そう思うと、SRにも付けようかな!? なんて思ってしまいます。

一方でこのラバーワッシャー、わずかな弾性があるのも事実。そう思うと、有ると無しでは、若干の緩みにくさ/緩みやすさにも影響するのかなぁ……なんて考えを巡らせながら、早速4つ分のラバーワッシャーを注文しすべてのウインカーに追加したのでした。


他メーカーの純正ウインカーについては細かく調べていないので、同様にラバーワッシャーが付くモデルもあるのかもしれませんが、いずれにせよ細かい部分にまで気を遣って設計されていたんだなぁ……と、あらためて感心させられたのでした。

 

※ちなみにカワサキ純正部品の名称がラバーワッシャーでしたが、一般的には「ナイロンワッシャー」ですよね。

 



 


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[Renew]SIDE CARGO PACK-“LARGE” / 2024 モデル入荷しました!!


お待たせしました。昨年の暮れからSOLD OUTが続いていたラージサイズのSIDE CARGO PACKが明後日25日に入荷します入荷しました!!

ラージサイズを最初に作ったのはもう7〜8年近く前。ロングツーリングやキャンプツーリングで役立つ絶妙なサイズや、経年変化も楽しめる帆布生地等、基本構成は最初期モデルから不変ですが、3年に一回くらいのペースで小改良を加えてきました。そして今年もさらなる使い勝手の向上と耐久性UPを見据え少々改良しました。

2024年モデルの改良点は、バッグ開閉時に正面の2本のベルトの脱落防止を兼ねたユーティリティテープの追加、背面の干渉補強テープの追加、内部封入樹脂板外周部分のテープ補強、の3ポイントになります。


[リニューアルポイント①]
バッグ正面に50mmのテープを追加しました。メインの目的は、バッグの開閉を行う際に正面のベルトが「だら〜ん」と下にぶら下がらないためです。従来モデルでは荷物を取り出す際、開閉を行う2本のベルトは地面近くまでぶら下がってしまいますが、ユーティリティベルトを配したことでベルトのぶら下がりは最小限となり、地味な部分ではありますが非常に使い勝手は向上します。しかしながら、テープ追加のきっかけは、フックの掛け忘れでぶら下がったままのベルトが走行中のホイール等の巻き込みで切れてしまう事案が多かったからです。ユーティリティベルトがあれば、万が一フックをかけ忘れた場合でもベルトがホイール等に巻き込まれる心配はありません。また工夫次第でポーチ等を装着できるよう、2本の開閉ベルトが通る部分+中央にも約5cm程度の隙間を設けてあります。ご自由にお使いください。


[リニューアルポイント②]
バッグ背面へ補強のためのベルトを2本追加しました。こちらは、これまでに特に不具合があった訳ではありませんが、車種や装着位置、また装着の高さ、そしてバッグサポートの有無により、バッグ背面とバイクが擦れる部分が変わってくるため、念のための背面生地の補強の意味で追加しました。従来モデルにも付く“波型”のテープは、空荷に近い状態の時に走行風でバッグが煽られるのを防ぐためのテープになります。必要な場合はソフトタイラップ等でバイクと固定してください。

※基本的にショルダーベルトをグラブレール等に引っ掛けるだけの我がサイドバッグ。脱着も容易な上に、それなりに荷物が入っていれば、この装着状態でも走行風に煽られることはありません。しかしながらバッグの中身や走行速度、そして天候状況によって条件は変わります。使用の有無に関わらずソフトタイラップをバッグに入れておくことをお勧めしております。

 


[リニューアルポイント③]
従来モデルも同様ですが、背面には約2mm厚の樹脂板を封入しています(底面は脱着式)。この背面に封入した樹脂板の外周部分が“内側から背面生地を攻撃しないよう”樹脂板外周部分にナイロンテープを巻きつけています。見えない部分ですが、ヘビーユースした際でも背面生地は限りなく破損しにくくなっています。キャンプ道具等、ユーザーさんによって入れる荷物は様々です。またバイクと強く擦れる部分もその時の荷物状況とバイクによって様々です。従来モデルでも背面が破れてくることはほとんどありませんでしたが、できる限りの補強という意味で改良しております。しかしながら、軍モノBagをモチーフとしたサイドバッグですので、生地に穴があいたりした場合には、補修して使うことも楽しんでいただけたら幸いです。

 

■SIDE CARGO PACK-“LARGE”
素材&カラー:帆布オリーブドラブ

サイズ:W40/D17/H35〜45(cm)
容量:24ℓ〜30ℓ
サイドポケット容量:500mlペットボトル一本+α
価格:¥24,500(税別)

 


いよいよ本格的なツーリングシーズンのスタートです。皆様、今年も楽しく安全にツーリングを楽しみましょう。そんな旅のお供にSIDE CARGO PACKをどうぞお使いください。

 



 


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